昨年発売された iPhone7 からヘッドホンジャックが無くなった事により、にわかに Bluetooth(ブルートゥース)ヘッドホンへの注目が集まってきて来ているようです。
そこで、今回は Bluetooth についてのお話です。
・Bluetooth とは?
ざっくり言うと、Bluetooth は比較的近距離で、あまり速い転送速度を必要としない用途で、1対1の無線通信を行うものとなります。
これと対象的なのが WiFi で、ある程度の距離で、高速な、多点間の無線通信を行えます。
詳しくはこちら(Wikipedia)
・Bluetooth 対応機器
前述のとおり、Bluetooth は転送速度がそれ程速くないため、動画などのデータを扱うのには向きません。
お店などに並んでいる Bluetooth 対応機器といえば、(ステレオ)ヘッドホン・(モノラル)イヤホン(ヘッドセット)・スピーカー・キーボード・マウスなどになると思います。
いずれも元々ケーブルで接続していた機器で、ワイヤレスになる事でケーブルが引っかかったりする煩わしさから開放されます。
また、ヘッドホンで音楽などを聴く場合を除けば、必要な時だけデータの転送を行なえばよいので、省電力です。
Wikipedia にもありますが、Bluetooth 機器には、バージョン・クラス・プロファイルと呼ばれるものがあります。
この内、プロファイルはその機器の用途を決めているもので、例えば、電話の通話だけできればよいのであれば【HSP】、発着信もしたいなら【HFP】、音楽をステレオで聴きたいなら【A2DP】に対応している必要があります。
購入の際には希望する用途にあったプロファイルに対応しているかどうかをよく確かめてください。
・Bluetooth の設定
無線通信を行うためには、それぞれの機器間で通信を始めるための手続きが必要です。
Bluetooth の場合は「ペアリング」を行います。
このペアリングですが、やり方が何種類かあって、機器の組み合わせによってはスッといかない場合もあるようです。
とりあえずは取扱い説明書に従ってやってみて、うまくいかない時は購入したお店で教えてもらうのが良いと思います。
「通販で買った」場合などは、ペアリング相手(スマートフォンなど)を購入したお店で訊いてみてはいかがでしょうか。
使い慣れるとかなり便利な Bluetooth。
お持ちの機器で対応しているなら、ぜひ一度試してみてください。