以前「コンピュータ・プログラミングに興味ありますか?」というコラムを書きましたが、世の中には興味がある方(子供)がたくさんいらっしゃるようで、この夏休みにも多くのプログラム教室的なものが開催されるようです。
そんな状況を眺めている時にふと「どんな言語(環境)を利用しているのだろう?」と疑問に思ったので、ちょっと調べてみました。
サンプルはそれ程多くありませんが、ざっとこんな感じでした。
今回はこの中から無償で利用できるものを簡単にご紹介します。
Scratch(スクラッチ)
Scratch(スクラッチ)はマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボで開発されているビジュアルプログラミング環境で、プログラミング教室で一番多く利用されているようです。
書籍も数多く発刊されていますし、参考になるサイトもちょっと検索すればすぐ見つかりますので、教室で教わった後も自宅試してみやすいと思われます。
MOON Block(ムーンブロック)
MOON Block(ムーンブロック)は国産のビジュアルプログラミング環境です。
MOON Block はその背景に JavaScript があり、単純にプログラミング初心者のみを対象としておらず、さらにその先に進む事も充分に考慮されています。
Vistuit(ビスケット)
Viscuit(ビスケット)も国産のビジュアルプログラミング環境です。
ただし、他のものと違い、プログラミングを学ばさせるだけのものではなく、プログラミングを通して「コンピュータってこんなもの」を感じさせる事を目的としているそうです。
MOON Block にせよ Viscuit にせよ、それぞれの開発に関わる方がその想いをブログなどに綴られていますので、興味がある方は一度読まれるとよいでしょう。