いまだ高いシェアを占めている Windows 7 のサポートが来年 2020年 1月 14日に終了します。
ご存じですか? OS にはサポート期限があります! - Microsoft atLife
（画像は Microsoft 社ホームページのスクリーンショットです。
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前回の Windows Vista のサポート終了時には、店頭から Windows 10 のパッケージ製品がなくなったりといった事態が起こったようなので、早めに移行する事をお勧めします。
実は先日それまで使っていた Windows 7 Note PC の USB 周りの動作が怪しくなったので、新しい Note PC への移行を行いました。
自分で作った文書や画像ファイルは、定期的に取っていたバックアップデータから復元したため、とても簡単でした。
問題はメールデータで、Windows 7 では Windows Live Mail を使っていたのですが、Windows 10 には Live Mail はありません。
web で調べると、Outlook.com 経由で移動できるようですが、この際なので OS に依存しないサードパーティー製品に変更しました。
その後何日か使ってみて、いくつか移行できていないものがある事に気づきました。
・アプリケーションの設定
これは古い PC からアップグレードしたわけでなく、新しい PC への移行だったため、アプリケーションはすべて新規にインストールしたためです。
元々利用しているアプリケーションが数種類しかないため、これは手動で設定を変更しました。
・ウェブブラウザのブックマーク
これもアプリケーションの設定と同様の扱いになるので、復元したバックアップデータには含まれていません。
まだ古い PC は起動可能なので、そこからブックマークをエクスポートして、新しい PC にインポートすればよいはずです。
が、実際には使っていないブックマークを掃除する意味で、新しいブックマークは適宜登録中です。
・プリンタの設定
プリンタは、通常の印刷に加えて、カメラプリントとラベルプリントをよく利用します。
カメラプリントはプリンターメーカーの指定する用紙を使ってプリンタに付属のユーティリティで行うので、用紙を指定するだけで最適な設定でプリントできます。
しかしラベルはサードパーティ製品なので、プリンタの設定画面で用紙の種類や印刷品質などをマニュアルで指定する必要があります。
以前は一度設定したものを登録して、次に印刷する際はその登録した設定を呼び出していたのですが、この登録情報も移行できていませんでした。
幸いラベル用紙のメーカーホームページに、それぞれのラベルに応じた設定の例が載っていましたので、それで再登録しました。
今回実際に OS の移行作業を行ってみて、データ類の移動については結構情報が豊富に集められましたが、その中に設定などの移行に関して書かれたものは調べた範囲ではなかったように思います。
特に日ごろ使いなれたアプリケーションで設定の違いによって操作に対する反応が違うと、作業効率がガタ落ちします。
よく使うアプリケーションに関しては、設定画面のキャプチャーを取っておくと、移行作業終了後に問題が起こっても、素早く対処できるかと思います。
移行作業は情報を集めたり、データの移動の備えたりと、それなりに時間がかかります。
移行が終わったと思っても、まだなにか問題が残っているかもしれません。
再度になりますが、早めに余裕を持って移行する事をお勧めします。
