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芝の季節、到来。

2012年6月15日 金曜日

先日、テニスの4大大会の一つフレンチオープンが男子ラファエル・ナダル、女子はマリア・シャラポアの優勝で幕を閉じました。ただ、テニスと言って皆さんがまず思い浮かべるのはウインブルドンなのではないでしょうか?

それぐらい知名度も高く、格式高いウインブルドン。6月最終週の月曜日開幕といよいよオープンが迫ってまいりました。そこで、簡単なおさらいと期待のニューカマーのご紹介、優勝候補などをご紹介したいと思います。選手の事が少しでも分かるとゲームも数倍楽しくご覧頂けると思います!

それでは、まずウインブルドンのおさらいから初めてみましょう。The Championshipsと呼ばれる、全英オープンですが1877年からスタートした130年以上の歴史を持つ伝統と格式を持つ大会です。

服装はプレドミナントリー・ホワイトと呼ばれる白を基調とした衣裳規定があり、4大大会で唯一、グラス(芝)コートで行われる大会です。白のウエアは練習を行う際にも義務づけられており、さすがは紳士の国のスポーツと言った所。ほかの4大大会とは少し毛色が違います。

サーフェスの芝というのも今ではほとんど見られないセッティングで、特徴は跳ねないこと、そして早い球足などがあげられます。芝コートの国際試合はとても少なく、ドイツのハレで行われるゲリー・ウェバー・オープンとイーストボーンで行われるエイゴン国際ぐらいしか大きなテニス大会はありません。

この2つはウインブルドンの前の週に行われるので、ウインブルドンの調整大会として世界中から一流選手が集まります。ハレの大会にはフェデラーが毎年でる事で有名ですが、もう一つの大会エイゴン国際は特に注目の大会です。

冠スポンサーがエイゴンですが、以前はクイーンズと呼ばれ、ウインブルドンの優勝を占う上で欠かせない大会でした。クイーンズで勝った選手がウインブルドンでも勝つ、そんな大会なのです。今年もクイーンズに日本人が2人出場していますので是非この大会の模様もチェックしてみて下さい。

■エイゴン国際
http://www.lta.org.uk/fans-major-events/lta-summer-grass-court-events/aegon-international/

 

■錦織だけじゃない、日本の期待選手


テニスと言えば今日本では錦織圭選手が大注目されていますが、ほかにも日本選手は今世界で大活躍中なんです!ウインブルドンなど4大大会の本選ドロー(組み合わせ)は128。予選から上がってくる枠が16、主催者推薦などワイルドカードが4、そして残りの104ドローがランキング順位によって予選免除で参加できる数です。選手全員が参加するわけではないのですが、目安としてランキング100位以内に入れば本戦出場がほぼ確実です。

今まで日本人選手では松岡修造氏がベスト8になったときですら、ランキングは100位以下、ワイルドカードでの出場でした。

予選は全世界から集まった下部トーナメントで優勝するような選手ばかりの中、3ラウンドを勝ち抜くタフな試合を優勝しなくてはなりません。

ランキング100位は6月現在で約500ポイントほど。ナダルが出場するような、ジャパンオープンでも優勝で500ポイントです。予選免除で出場するのはそれぐらい難しい事なのですが、今日本人選手はこのATPランキング5/28日の時点で18位の錦織圭、58位の添田豪、68位の伊藤竜馬と100位以内に3人もの選手がランクインしています。

その中の一人、添田選手は2012年大注目のプレイヤーで、神奈川県出身の27歳。特にバックハンドが強力で世界のトップと渡り合っても引けを取らない攻めの姿勢はゲームをみていても熱くなります。選手としては小柄な178センチの彼の戦う姿勢は、どんなボールにもくらいつき攻め手を模索するクレバーなテニススタイルです。今年は下部トーナメントでもシングルスの優勝がいくつかあり、まだまだランキングは上がってきそうです。先日行われた全仏でもダブルス初勝利、ドイツでもパワーホースワールドカップという国別団体戦で、元世界ナンバーワンのロディックをストレートで破っています。

もう一人の注目選手、伊藤竜馬選手は三重県出身の24歳。錦織選手の1つ上の学年で高校生からプロとして活躍、今年は全豪オープンでも初戦突破しランキングを急上昇させている選手です。

その特徴はドラゴンショットと呼ばれる強烈なフォアハンド。軽く飛び上がるように打つそのフォアハンドは、突き刺すように早く、弾まない弾道で非常に取りにくいボールです。ボールをフラットに捉え、回転を余りかけずにパワーを載せてゆくフォアハンドは一見の価値あり!特に芝というサーフェスは早く、弾まないコートなので、伊藤選手には有利に働くはず。今年はこの若手日本人2人にも大注目ですよ。

■ATPランキング
http://www.atpworldtour.com/Rankings/Singles.aspx

■やはり本命はビッグ4か


今、テニスの世界でビッグ4と呼ばれる4人がいます。フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、そしてマレーです。4大大会をはじめ、大きな大会はほぼこの4選手が取ってしまうため、『4強』と『その他』という構図に、今ATPランキングはなっています。

その証拠に、先日の全仏オープンのベスト8には順当にこの4人は駒を進めてきました。ベスト4にもマレーの替わりに5位のフェレールが入っただけで、4人中3人が占めています。それほど、この4人は頭一つ抜けた存在になっており、大番狂わせが起きにくい状況にあります。

こんなことを言っては面白くないですが、今回もきっとこの4人の中から優勝者がでる事と思われます。しかし、この中で1人だけ大きな期待を背負っている選手がいます。その選手がイギリス出身の25歳、アンディ・マレーです。

イギリスで行われるウインブルドンですが、実はイギリス人の優勝者が長年でていません。特に男子シングルスでは1936年のフレッド・ペリーを最後に現れておらず、ウィンブルドン現象という言葉ができたほど。フレッド・ペリーってあのポロシャツで有名なフレッド・ペリーですよ。あの伝説の名プレーヤーです。その時代からずっと自国の競技、しかも自国開催で優勝できない。日本で例えると、大相撲で外国人ばかりが優勝している状況が80年近く続いていると考えると分かりやすいかもしれません。

コレって、ものすごくイギリス国民にしてみると悔しい事なのではないでしょうか?過去にも優勝できそうな選手、近年ではティム・ヘンマンというプレイヤーがおりましたが、彼を持ってしても数度の準優勝どまり。勝てそうで勝てない、そう言った事情もあり、ウインブルドン優勝はイギリス国民の悲願でもあるのです。

そんな国民の関心事を一手に引き受けるのが、マレー。長身から繰り出されるビッグサーブ、パワーのあるストローク、柔らかいタッチを見せるボレーなどをかなりのハイレベルで融合させたオールラウンドプレイヤーです。特に相手のウイニングショットを打ち返すようなカウンタープレイが強く、相手のプレーに合わせて変化させてゆく柔軟性が魅力です。今年はイギリス国民に遅い春はやってくるのでしょうか…

■アンディ・マレー公式サイト
http://www.andymurray.com/

 

■数字でみるウインブルドン

以前はビッグサーバーの主戦場と言えばウインブルドンでした。

古くは17歳で戴冠したボリス・ベッカー、サンダー・サーブで会場を騒然とさせたゴラン・イワニセビッチなどなど、ウインブルドンはサービスエースが取れる選手が多く勝利を手にしてきました。ただ、この状況は2002年から変わっているようです。

2001年、ゴラン・イワニセビッチが決勝で取ったサービスエースは38本ですが、2002年、レイトン・ヒューイットが決勝でナルバンディアンを破ったとき、サービスエースはたった7でした。なぜか、この年を期にフェデラー、ナダル、ヒューイットなどストロークプレイの強い選手が優勝できるようになっています。

理由は簡単で2001年の試合後、芝を耐久性のあるライムギに張り替えたそうです。張り替えた結果、プレイスタイルまで変えてしまったという不思議。2週間の大会中、綺麗なのは最初だけで、センターコートですら決勝は土の見えるコートでのタフな試合になります。2週間の大会中、なるべく芝がもつように運営側が考えた結果ですが、選手側にしてみるとコレは大きなレギュレーションチェンジ。多くのビッグサーバーがこの年を期に消えてゆきました。

とはいえ、芝のコートは相対的にみれば、ほかのコートよりも滑り、早いコートです。このコートセッティングを味方にできるようなプレイが今の王者に求められている資質と言えるでしょう。

2012年の開催期間は2012年6月25日から7月8日です。NHKでは深夜に中継もあるようなので、梅雨の夜長はウインブルドン観戦で過ごしてみるのもいいかもしれませんね!

■ウインブルドン公式サイト
http://www.wimbledon.com/en_GB/index.html

オススメ散歩、ジョギングコース!

2012年3月31日 土曜日

皆さん今月のじょいふるねっとの特集はご覧頂けましたでしょうか?気軽に始められるお散歩、ジョギング特集になっております。東京近郊のジョギングスポットをご紹介しております。もしまだご覧になっておりませんでしたら、楽しい特集となっておりますのでこちらのアドレスよりどうぞ。

http://www.jful.jp/contents61.html

寒かった冬にも終わりを告げ、暖かい日が日に日に増えてくるこの頃。散歩にジョギングに最適な環境となってきました。桜もそうですが、春は花々が咲き、外出中の目にも、香しい花の香りも楽しいそんな季節です。そこで、今回は特集で取り上げた場所とは別のオススメスポットを紹介。冬の間に溜め込んだ脂肪を気持ちよい汗とともに燃焼してゆきましょう!

 

■お散歩に最適、季節の花々とともに大自然を満喫

昨年は映画化もされた天体観測機ハヤブサで有名になった三鷹にある国立天文台。そのすぐそばに野川公園という公園があるのをご存知でしょうか?もともとは隣接する国際基督教大学(ICU)のゴルフ場だった場所を都が買い上げ、公園にした30年近い歴史のある公園です。

この公園は、調布、小金井、三鷹の三市にまたがり、野川と都道246号線(東八道路)とで三つの地区に分かれています。国分寺崖線に接し、豊かな自然が残されている野川の北側、野川と都道にはさまれた起伏のある芝生広場、そして広々とした芝生広場とテニスコート・ゲートボール場・アスレチックのある南側。緑にひたり、のびのびした気分を味わうことができます(公園ホームページより)。

今回お勧めするお散歩コースはこちらの公園の北川、野川に面する自然観察園・自然観察センター周りのコース。野川公園から芝生公園を通り過ぎ、陸橋を越えたその先にお目当ての場所はあります。ここに来るまででも芝生の充分に気持ちのよい散歩コースなのですが、この中は東京にいる事を忘れてしまうような素敵な公園が広がっています。平日の昼の間は、誰でも入れるようになっているフェンスの中のこの公園の内部は、野川に面しており、蛍などの昆虫もおり、自然がそのままに残されています。

湿地帯には木でできた通路が張り巡らされており、夏にはラベンダーが一斉に花をつけます。

美しい景色をカメラに収めようと写真愛好家達が訪れる人気スポットでもあります。いつの間にか、足が進んで疲れも感じずにひとまわり。

大自然から力を貰ったような気分になる、素敵な散歩スポットです。

野川公園
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index049.html

交通
西武多摩川線「新小金井」または「多磨」下車 徒歩15分
京王バス(調布-武蔵小金井)「野川公園一之橋」下車
小田急バス(三鷹-武蔵小金井)「野川公園一之橋」下車
小田急バス(三鷹-朝日町・朝日町三丁目・車返団地)下車

 

■いよいよオープン!東京スカイツリーを横目に。

5月にはいよいよグランドオープンを迎える東京スカイツリー。今、スカイツリー周辺は大変にぎわっています。浅草駅からスカイツリーまではたったの2km。気軽なお散歩にはもってこいの距離。川沿いをぐるっと回って往復すると5km弱。ゆっくり周辺を見ながら、カメラ片手にブラブラお散歩するも良し、サクラ咲く川沿いをゆったりジョギングするも良し。こちらも素敵なお散歩コースです。

サントリーの有名なオブジェが光る吾妻橋周辺。 コレもまた有名な景色ですよね。黄金のビルに泡のオブジェが光るスーパードライホールは世界的に有名なデザイナー、フィリップ・スタルクによるもの。となりの觔斗雲のようなオブジェも「炎」を表していて、躍進するアサヒビールの心の象徴だそうです。

この吾妻橋周辺からはスカイツリーも全景が見えて、カメラを手にした観光客の方が沢山いらっしゃるので、ジョギングは若干厳しめ。川面に光るビールの泡を眺めながら、スローダウンして進んで下さいね。

橋を渡り、まっすぐ進むと浅草通りに出ます。一時的にビルに隠れてスカイツリーともしばし、さよなら。下町の雰囲気を満喫しながら押上方面へ歩を進めます。業平橋周辺になると、もう一気に頭上にスカイツリーの姿が広がっています。

ちなみに真下から見ると、このような感じ。


オープン間近のスカイツリー。圧倒的な存在が江戸の街を睥睨しております。まだオープン前ということもあり、人通りもまちまちな今、散歩がてらに人気スポットを悠々とジョギングでひとまわりしてみませんか?

東京スカイツリー
http://www.tokyo-skytree.jp/index.html

交通
・浅草駅から (東武伊勢崎線) 一駅2分または徒歩約15分
・上野駅から (東京メトロ銀座線) 浅草駅乗換 (東武伊勢崎線) 約14分
・東京駅から (JR総武線快速) 錦糸町駅乗換 (東京メトロ半蔵門線) 約16分
・品川駅から (京急線・都営浅草線) 直通25分
・羽田空港から (京急線・都営浅草線) 直通42分
・成田空港から (京成成田空港線・成田スカイアクセス京成線) 直通59分
・上野駅から (東京メトロ銀座線) 5分 東京スカイツリーまで徒歩約15分
・東京駅から (JR総武線快速) 9分 東京スカイツリーまで徒歩約30分

アンドロイドとバレンタイン

2012年2月24日 金曜日

昔、ブレードランナーの原作で『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』というSF小説を読んだことがありました。アンドロイドを破棄する賞金稼ぎの主人公が、人間より人間らしいアンドロイドに会ってゆくにつれ、そもそも人間とアンドロイドの違いってなんなのだろうとと苦悩してゆくお話でした。

それと同じように人間とパッと見、見分けがつかないようなアンドロイドが先日新宿高島屋にお目見えしておりました。その名もジェミノイドF。

バレンタインデーの企画展なのですが、ラッピングに囲まれた箱の中で彼氏に待ちぼうけをくらう彼女という設定のよう。まさに箱入り娘といった感じで佇んでいました。

片手には携帯を持ち、そばには角田光代さんの『だれかのいとしいひと』の文庫本が置かれてます。題名のチョイスなのでしょうか、失恋話の多いこの短編を置くとこは何か意味深です(笑)バレンタインデー前ということもあり、幸せそうなカップルが多い中、切なげにちょこんと座る彼女に自然と皆の視線が集まります。

日本はアンドロイドの研究が盛んな国で、今やホンダのASIMOやSONYのAIBOなど日本はロボット先進国といわれています。日本ほどロボットの認知度が高い国も珍しく工業用を始め、様々な分野でロボットは人の役に立っています。古くは鉄腕アトムを始め、ガンダム、ドラえもんなどアニメーションで子供の頃から培われたロボットに対する親近感がこの分野に対する期待感を高めているのかもしれません。

「人間に似た」という意味を語源に持つアンドロイドは、その言葉通り、人形のロボットの事を指します。

今回高島屋さんに展示されていたジェミノイドFはロボット研究の第一人者である大阪大学の石黒浩氏が開発したアンドロイドで、「実在人間型ロボット」あるいは「ドッペルゲンガー(Doppelganger)型」と呼ばれています。Geminoidとは、ふたごを意味する「gemin」と、「~のような」を意味する「-oid」からの造語でこの女性にもモデルさんが居ます。

今までは大きな万博などでは受付嬢としてアンドロイドが活躍することはありますが、まだまだお人形といった感じでとても人とは似つかないレベルでした。しかし、ジェミノイドFに関しては質感や表情の変化などがとても自然で、今回のように若干照明を落としたくらい環境でしたら、ほとんど人と見分けがつかない印象でした。

展示意図としてはショーウインドウの未来を考えるという事で、単なるマネキンとしてではなくアンドロイドがショーウインドウで洋服や商品のプレゼンテーションに加わったらどうなるのだろうという試みだったようです。喋ったり、立ち上がったりといった大きな動きはありませんでしたが、時おり焚かれるフラッシュの閃光に目をしかめたり、あくびをして首を左右に振ったりとまるで人がそこに居るような振る舞いで、多くの観光客の目を惹いておりました。

特に外国人の反応が面白くて、連れの日本人に『日本ではこれが普通なのかい?』みたいな事を聞いていました。私は心の中で『いやいや、こんなの滅多に無いですよ(笑)』と笑いをこらえるのに必死でした。携帯電話を握っているのですが、そちらからツイッターへの書き込みも行われているようです。(書いているのは“中の人”なんでしょうけど…)

■ジェミノイドFのツイッター
http://twitter.com/#!/geminoidf

今はまだマネキン的な使われかたしかしておりませんが、今後自分で考えて動き、人のように振る舞うロボットが必ずや出てくると思います。その先駆けに触れることができてとても良い機会だったと思います。 いずれは人がいないような場所においては今の携帯電話のように無機質な機械に話しかけるのではなく、人形のアンドロイドに話しかけることで、人とコミュニケーションを取っているかのように遠隔地の人と会話できるような新しいインターフェースとして普及するかもしれないななんて思ったりもしました。

ご興味のある方は大阪大学の知能ロボット研究室のサイトも覗かれてみるのもいかがでしょうか?石黒博士のジェミノイドもご覧頂けます。

■大阪大学知能ロボット研究室(石黒研究室)
http://top.irl.sys.es.osaka-u.ac.jp/

冬をあったかく、乗り切ろう!

2012年1月20日 金曜日

今日も東京地方では雪が舞い、寒風吹きすさぶ大荒れの天気でしたね。家にいても底冷えする寒い一日となりました。今日は雪雨ともに降りましたが、先週まではまったく降雨がなく、観測史上2番目に長い乾燥した冬でした。

空気が乾燥すると風邪やインフルエンザにもかかりやすく体調も壊しがち。何とかこの冬を健康的に暖かく乗り切りたいものです。そこで、今回は寒い冬を暖かく乗り切る変わった防寒グッズのご紹介をしたいと思います。

■お湯の容れ替えの手間も無し!画期的な湯たんぽ

冬場、お布団に入るときひんやりした足元にあると嬉しいのが湯たんぽですよね。でも、毎日寒い中、熱湯を湧かしたり、お湯を入れ替えするのは面倒。

でも、ご安心ください!この充電式湯たんぽ、『エコタンポ』はお湯の入れ替え要らず。充電コードを差し込み充電しておけば蓄熱アンカとして…約6時間(室温15℃、標準布団内で使用する場合) 蓄熱カイロとして…約3~4時間(室温20℃、体に当てている場合)の間、暖かく使用できます。

その上、電気式のさわり心地の硬いヒーターではありません。ちゃんと水の入った湯たんぽそのままの感触でふわっふわなんです。表生地に張られているマイクロファイバーの毛布地の触り心地とも相まって、まるで小動物のお腹をさすっているよう。気持ちいい!

温度モードも2段階に調節できて、熱すぎることも無く、しっかり暖まることもできます。コードは取り外せるので、ちょっとだけソファーに持っていきたい時、足元においてゴロゴロしたい時などにも便利。20分の急速充電で6時間使用できるので、電気代もかからずお湯を沸かすよりも、ガス代、水道代もセーブできてエコかもしれません。エアコンは乾燥するからちょっと…という方にもオススメな充電式湯たんぽ、是非いかがでしょうか?

 

■なんと着る毛布!足元もすっぽり。

寒くて、包まった毛布から手も出したくない。そんなめんどくさがりやさんにもちょうどいいこの商品、『モフア』。なんと、毛布に袖を付けちゃってそのまま着て、手が自由に使えるんです。

今では雑貨屋さんやインテリアショップでも大人気。モフアだけでなく色々な商品が、様々な手触り、色、コンセプトで手に入れることができます。何しろブランケットなどとの違いは袖があること!ソファーなどで寝転がって読書したい時も手を出すと肩が冷えますよね、この着る毛布なら袖を通すだけで読書やお茶まで普段道理に毛布をかぶったまま動作が行えます。

私が使っていて気が利くなぁと思った点がいくつかありますが、その一つが結構な長さがあることなんです。こういうのって商品開発的に“着ること>毛布”というバランスになりがちで、単なる厚手のバスローブみたいな感覚の商品が多いのです。でも、こちらは袖のある毛布がコンセプト。なので、手を通しても足元がつんつるてんにならずにしっかりカバーできる長さなんです。逆にこれを着て歩くと殿中でござるな感じになってしまいますが(笑)お茶をしながらのソファーでのごろ寝など就寝前のひとときを暖かくすごせる便利グッズなのではないでしょうか?

ちなみにこのモフア、たたむとクッションにもなる優れもの。手触りもマシュマロタッチで癒されますよ!

 

■炎の明かりで癒されたいあなたに

 

何よりもレトロで魅力的なフォルム。船舶灯の灯りを元にデザインされた美しいフォルムの『ニッセン石油ストーブ ゴールドフレーム フリージアストーブ IS-3』。

昭和37年に生産開始以来、デザイン・ 材質にこだわり続け、職人の手によって1台1台仕上げられる石油ストーブです。制作している「ニッセン」は航海灯、空港照明器具、石油燃焼器具等のメーカーで、長野オリンピックの聖火用のランプを作った会社としても有名です。

昨年は震災などもありました。自分自身、3月の停電時に電気、暖房が無くて困ったことを今でも覚えています。あの頃の灯りと暖房が使えなかった不安な時間のことを思うと、こちらの商品のような暖房兼照明になるものがあれば、すごく安心だなと思います。また、LEDなどの光学的な灯りとはまた違った暖かみのある炎の揺らぎなども魅力の一つ。ただただ、炎を見つめていても優しい時間が流れます。

真鍮でできたメインフレームは肉厚で、時間とともに真鍮ならではの艶がでて、いい味が出てきます。永く使えるものなので愛着もわき、革製品のように自分で育ててゆくような楽しみもある暖房器具は、なかなか他には無いのではと思います。灯りは20w電球に相当する明るさをガラス面に炎を反射させることで生み出し、オレンジ色の明るい光を暖かい空気と共にお部屋に広げてくれます。

持ち手も付いているので、ちょっとしたガーデンパーティなどの際に庭に持ち出したり、ガレージで作業する時にも活躍することでしょう。クラッシックなデザインと堅牢な作りで長く愛用できるストーブ。震災時の備えとして一つ手元においておくのもいいかもしれませんね。

 

■個人的なオススメは…

暖房器具は季節的には肌寒い梅雨のころまで活躍するものもありますので、今回ご紹介したもので、もしお気に召したものがあれば是非チェックしてみて下さい。個人的に、私が今もっとも気に入っているあったかグッズを一つご紹介したいのですが、実はコレ暖房器具ではないんです。何かといいますと…イタリアの生地メーカーの製作したスリッパ『Amore (アモーレ) 』。厚手の布スリッパなのですが、とにかく足入れ感がよく、気持ちいいんです。

イタリアで創業100年を越える老舗生地メーカーのRenudo(レヌード)社のフェルトで作られたスリッパなのですが、保温性が高く、冬でも素足でいられる程です。しかも起毛のスリッパのように汗をかいて不快になることも無く、程よいクッション性もあってとても快適です。また、汚れたら選択できるのも経済的。

フェルト製なのでフローリングなどでもバタバタ音もせず、滑り止めも付いているので転んだりもしません。デザイン大国イタリア製なのでデザインも色もとてもキュート。デザインストアやネットでも購入できますので、こちらも気になる方は要チェックですよ!

まだまだこれから寒い日が続きますが、あったかグッズで快適なウインターライフをお楽しみ下さいませ〜