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Race to London

2017年10月13日 金曜日

 

テニスシーズンもいよいよ大詰め!ATPランキング上位8名のみが進める最終戦のATPファイナル(ロンドン開催)に向けて出場選手が絞られてきました。

今のところ出場が確定しているのは3名で、ナダル、フェデラー、ズベレフ。
ついに錦織世代の下のジェネレーションがファイナルに駒を進めてきました。

ズベレフは今年モントリオール「ロジャーズ・カップ(ATP1000)」ではロジャー・フェデラー(スイス)に勝利し優勝。Big 4 以外の選手がATPワールドツアー・マスターズ1000 の大会でシーズン2タイトルを獲得したのは、2007年以来、実に10年振りの快挙でした。最年長のフェデラーとはひとまわり(12歳差)もの年齢差があります。コートを走り回るタフなスポーツにおいて、この年齢差は実に大きく、またそれを乗り越えるフェデラーの強さがいっそう引き立ちます。

残る大きな試合は現在行われている上海マスターズとマスターズの最終戦パリマスターズ。ATP500大会ではヴィエンナとバーゼルが残っています。

ナダルもフェデラーはもうランクが確定していますので、無理はぜず大会をスキップするかもしれません。特にフェデラーは地元のバーゼルでインドアの調整をして、マスターズはスキップし、万全の調子でロンドンに乗り込むなど余裕のスケジューリングになるのではないかと思います。

一方、まだ出場が確定していないボーダーラインの選手はこの4大会を如何に戦うかに勝負の行方が掛かっています。特にこの寒い時期はインドアハードのシーズンですので、ハードヒッターやビッグサーバーがポイントを伸ばせる時期なので、その辺りも見所のひとつです。

■生き残りをかけた戦いは如何に

当落線上にいるのはこのメンバーとなります。(10/9日現在)

・ドミニク・ティエム(ほぼ確定)
・グリゴール・ディミトロフ(ほぼ確定)
・マリン・チリッチ(ほぼ確定)
—上記までで5選手なので、残り3枠
・ダビド・ゴファン——2740ポイント
・パブロ・カレーニョ・ブスタ——2595ポイント
・サム・クエリー——2435ポイント
・ケビン・アンダーソン——2380ポイント

これより下のベルディヒ選手(2005ポイント)とキリオス選手(2000ポイント)と12位にいるアンダーソン選手との差は380ポイント近くありますので、残り3枠に入ってくるのは現実的ではないかと思います。

ランキング上位のマレー、ワウリンカ、ジョコビッチ、錦織などは怪我のため参加できないので、マスターズを20位台の中堅の選手が突然優勝するなど大波乱が起きない限り、ほぼこの4選手に絞られたかと思います。

例年の顔ぶれからするとすこし寂しい感じもしますが、是非どの選手にも頑張っていただきたいと思います。

■期待するのは31歳の快進撃

特に期待しているのは全米で準優勝した南アフリカのケビン・アンダーソン選手。ナダルと同じ歳のテニス界で言えば中年の星とも言えるでしょうか(笑)長年、10〜20位くらいのランキングで推移して、キャリアハイのランキングは2015年の10位。この年は全米でマレーを撃破しベスト8まで駒を進めました。

怪我の多い選手で、ここ数年は思ったようなプレーを出来ずに苦しんできましたがついに、今年の全米ではファイナリストにまで上り詰めました。

203cmという恵体から繰り出される爆発的なスピードのサーブが武器で、先日の楽天ジャパンオープンでもベスト16になりました。親日家でもあり、毎年有明に参加してくれるので私も何度かプレーを拝見しています。

大柄な身体で柔らかいタッチや器用なプレーも出来るベテランでもあるので、ここはズベレフとの新旧対決も是非ファイナルで見てみたいものです。

残り2ヶ月を切りましたが、まだまだRace to London目が離せません!

 

これはなぁんだっ?

2017年9月22日 金曜日

さて問題です!

こちらは何でしょうか?


        

 

へっ?

ミルキーといちごみるくってキャンディーでしょ。

 

ブッブー!

違います。

こちらは…。

お線香なのです。

 ほらっ!

サクマいちごみるく「線香」ってあるでしょ。

見づらいけど、「本品は食品ではありません」って書いてあるでしょ。


お線香。

いろいろな種類があるってご存知でした?

あっ!お仏壇用のお線香です。


実は、8月のお盆前。

テレビで特集しているところに遭遇!

ガッツリ!見ちゃいました。

 

お供え物。

仏さまが好きだったものをお供えします。

仏さまは香りを楽しむのだそうです。

珈琲が好きだったから…。

今日はカレーを作ったから。好きだったよねぇ…。

じゃあ、ちょっとお供えしようかな…。

 

確かに、この話はご住職様から伺ったことがある…。

 

今回の特集していたお線香。

その香りをお供え物ではなく、お線香で仏さまに届けるんですって。

はいっ!

すぐに購入しちゃいました。

 

私が購入したのは「サクマドロップス」と「いちごみるく」

甘いいい香りが…。

 

甘いものが大好きだった私の両親。

この香り、届いているかなぁ。

 

と、ほかにもこんな種類が…。


そしてろうそくにも…。

 私はこれがいいなぁ…。

 

さてさて。

次はどの香りのお線香にしようかな…。

大谷石地下採掘場跡

2017年9月15日 金曜日

先日、ちょっと時間ができたので、「大谷石地下採掘場跡」に行ってきました。

 

写真などで見て、ずっと行きたいと思っていたのですが、やっと夢がかないました。

 

「大谷石地下採掘場跡」というのは、「約70年をかけて、 大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間」(公式HPより)です。

 

写真で見る限り、まるで地下の神殿のようなすごく神秘的な空間で、実際はどうなんだろうかと思っていましたが、今回足を運んでみると、その素晴らしさは予想をはるかに超えていました。

 

まず、その巨大な空間に圧倒されます。

そして、採石場跡なので、まさに360°すべて石の彫刻作品。

どこを見回しても感動の連続でした。

 

 

みなさんもご興味があればぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、宇都宮ということで、帰りに餃子をお腹いっぱい食べてきました。

 

 

資料館

 

ここから入ります

 

もうなんか雰囲気出てます

 

徐々に肌寒くなってきました

 

し、神殿だ!

 

さっそく降りていきます

 

し、神殿だ!!(2回目)

 

神秘的・・・

 

し、神殿だ!!!(3回目)

 

し、神殿だ!!!(4回目)

 

カップルもいい雰囲気

 

外からの陽が差しているところとか

 

展示スペースとか

 

見学できないスペースにも神秘的な雰囲気が

 

実際の作業で使用された機械

 

同じく

 

いかにもな感じの機械もありました

 

 

 

 

 

大波乱の全米オープン

2017年9月8日 金曜日

先月の開幕前から上位ランク勢がこぞって怪我による不参加を発表しており、開幕前から波乱含みの大会となっておりましたが、まさかランキング2位のマレーまでドローが出たあとにリタイアするとは思いませんでした。

おかげでマレーが入らなかったトーナメントのボトムハーフにはマリン・チリッチ選手が繰り上がりで入るという不自然なドローとなってしまいました。

何が不自然かと言いますとトーナメントの上半分に今年のグランドスラマーのナダル・フェデラー、過去の全米王者のデルポトロ、先日までトップ10を何年も維持してきたベルディヒや今年絶好調のディミトロフやティームなどシード陣がひしめく一方で、ボトムハーフ(トーナメント下半分)はお世辞にも今期調子のいいとは言えないツォンガとウインブルドン決勝で涙したチリッチ、ズベレフくらいしかめぼしい選手がいません。

しかもツォンガとズベレフは2回戦負けのシードダウン、チリッチも3回戦負けとビッグネームが誰一人いないボトムハーフとなってしまいました。

ベスト8にすら到達した事の無い選手しかいないボトムハーフと、トップハーフの激戦具合があまりにも対照的で、これではドロー作成した大会運営にも疑問を持ってしまいます。

 

■この大波乱は予測できたか

NEW YORK, USA – SEPTEMBER 6: Juan Martin del Potro of Argentina competes against Roger Federer of Switzerland (not seen) in Men’s Singles tennis match within the 2017 US Open Tennis Championships at Arthur Ashe Stadium in New York, United States on September 6, 2017. (Photo by Mohammed Elshamy/Anadolu Agency/Getty Images)

先月テニスの投稿を行いましたが、見事に大ハズレで、錦織選手頑張れ!という投稿でしたが、出場すらしませんでした。この大波乱はどこからくるのでしょうか?

ひとつ原因としてあげられるのは、ツアーの過酷すぎるスケジュールです。

先月も書きましたが、上位陣は30代を迎え体力的にも全盛期と比べ、フィジカル面で下り坂です。そこに加えて、近年の大会数の多さと、出場制限(出なくてはいけない試合数)がネックとなり、ケガ人が続出しています。

考えてみるとウインブルドンなどはNHKで中継がありますが、比較的早いサーフェスで試合時間も短めの大会ですが、5セットマッチとなると5時間近い時間、選手は戦っているわけです。勝てば1日はさんでまた試合というのを1年のうち11ヶ月も通じて行っています。

そりゃあ、怪我もしますよね。

錦織選手もマレーも今期は全ての予定をキャンセルしたそうですので、来期は万全な調子で戻ってきてまた素晴らしいプレーを見せてほしいですね。

それとともに、試合時間を短縮する、セット数を減らすなどして、もう少し選手が怪我無く長くプロとして楽しめる枠組みなどを作ってもっとテニス界を盛り上げてほしいなと思いました。

さて、フェデラーも負けてしまいましたが、ナダルが久々の優勝を遂げて幕を閉じるのか、まだまだ全米オープンも目が離せませんね!