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この秋にオススメ!個性的な絵柄と肉厚なストーリが魅力なマンガ。

2015年11月13日 金曜日

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11月になり秋もすっかり晩秋の装いを強めてまいりました。すっかり私もスポーツの秋、もとい食欲の秋を満喫しておりますが(汗)、秋と言えば読書の秋というのもありましたね。

一昔前までは電車の中と言えば、折り畳んだ新聞か文庫本の読書と相場は決まっておりましたが、すっかり最近はスマホに押されてしまい、老若男女ゲームやらネットやらで本を片手にする方をめっきり見かけなくなりました。読書好きとしては寂しい光景でもあります。

活字を追うのは面倒だなとか、何か難しそうで眠くなっちゃうという方もいるので無理には読書をお勧めしませんが、マンガの様に絵柄とストーリーが同時に読めるとなったら映画を見ているみたいで、取っつきやすいのではないでしょうか?

そんな、ちょっと読書は苦手という方におススメする、ストーリーが魅力なマンガ家さん『オノ・ナツメ』さんを今回はご紹介したいと思います。

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オノ・ナツメさんは1977年生まれの女性のマンガ家さんで、来歴は高校卒業後、社会人の時に小野夏芽名義で同人活動を開始。2001年にイタリアで10ヶ月の語学留学を経験。帰国後、2003年にウェブコミック雑誌『COMIC SEED!』11月号(ぺんぎん書房)に掲載の「LA QUINTA CAMERA(ラ・クインタ・カーメラ)」でデビュー。2005年から『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)で連載した「リストランテ・パラディーゾ」で注目を集める。(WIKIより)

テレビでもいくつかアニメ化されているので、ご存知の方も多いかと思います。別名義でボーイズラブなども手がけられているので、めがね紳士がお好きな腐女子と呼ばれる方々にも絶大な人気を博しておりますね(ここは割愛させていただきます)

私が彼女の作品を手に取ったのは書店でのお試し読みの数ページでした。かなり独特のタッチの絵柄なので、好みは分かれるかもしれませんが、それを微細なことの様に感じるストーリーの重厚感はものすごいです。たった数ページの試し読みで、物語の設定の緻密さやライトなタッチにやられてしまいました。

おしゃれな絵柄ですが、作品ごとに絵柄を変え、見事な構成で主人公が置かれる裏悲しい状況や心情を言葉少なに見事に描ききっています。そんな彼女の代表作をいくつかご紹介したいと思います。

■気の弱い用心棒さてその腕前は…

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おしゃれな絵柄を得意とするオノナツメさん、舞台はイタリアだったりNYだったりそう言う絵柄にぴったりだなと思っていたら、時代物も書かれておりました。その名も『さらい屋五葉』人さらいを生業とする犯罪者集団『五葉』の一味になぜかなってしまった気の弱い主人公の侍、秋津政之助。

政之助は腕は立つのだが、人前に出ると大の上がり症で藩からも暇を出され、用心棒などの仕事を探すが、どれもこれもうまく行かない。そんな折り、なぜかこの犯罪者集団に見込まれ生活を共にするようになるのだが…

五葉とは5人の盗賊のことで、それぞれの得意分野を使って人を拐かし、金持ちから金品をせしめるという義賊のようなことをそれぞれ行っている。ただ皆それぞれに過去があり、お互いを信用しきっておらず、カネだけで繋がっているようなドライな集団。そんな中、純朴な政之助が仲間に加わったことで他の仲間たちにも心境の変化がうまれてくる様子が描かれています。単純に政之助のサクセスストーリーではなく、身を切られるような辛い出来事や、拐かした相手にも物語があり、それぞれの立場が重なり合って様々な人間ドラマが描かれてゆきます。

こういった難しい人間ドラマを重くなりすぎずに、描くのはとても技量のいることで少年マンガの様な分かりやすさこそありませんが、ひとつの作品を読み終えたあといい映画を見たようなそんな気持ちになることでしょう。アニメでも放送されていたので、もし気になる方はそちらから入られてもいいかもしれませんね。ただ、オススメは自分の間で読める、マンガです。コマ感をうまく伝えるオノさんならではの表現が堪能できると思います。

 

■少年イアンが振り返る人生とは…

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私が初めて彼女の作品を手に取ったのがこの作品。これから読まれる方もいるかと思うので、大きなネタバレはしませんが、とにかく読み終わったあと心が痛くなるようなそんなお話でした。

物語の冒頭、主人公のイアンを見守るジムはこう呟きます。『お前の人生はすごい、お前のことを小説にする』と。小説になるような人生ってなんでしょうね。そんな人生があるとしたら、自分は望むでしょうか…

このお話は題名通りにシンプルでない家族、血縁、人間関係、経済環境、性差などごちゃごちゃに絡みあっています。主人公イアンはそれでも家族のぬくもりを求めて、様々な人と関わってゆきます。家族に翻弄されながら、ただ一つ求めたのは「家族だから、そばにいたい」という想い。

読後にすっきりするたぐいのお話ではないので、マンガはハッピーエンドじゃ無いと!って方にはおススメしませんが、小説でも読みたいなって方にオススメの一冊です。

登場人物が外人がほとんどなので、絵柄的に書き分けが微妙で誰が誰だっけ?みたいなことになるのですが、そこもまたオノさんの味ということで、少し行きつ戻りつしながらページをめくってゆくと、心に響く物語がつまっていると思います。

寒い秋にぴったりの一冊だと思いますので、お気になった方は手に取ってみて下さい。

実りの秋、食欲の秋

2015年10月30日 金曜日

我が家の小さな果樹園に柿が今年、たわわになった。これまで10年、ほとんどなっていないので去年、木の根元に穴をほって有機肥料をほどこしその上に乳酸菌をまいた。そしたら突然鈴なりの柿、とても楽しみだ。

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レモンは今年もすごい!4年くらい前にやはり乳酸菌を根元にまいたら一つの木から300個のレモンがとれた。今年も大豊作だ。そのとなりの10m以上もある大木。畑の片隅に自然に生えておよそ15年。これも今年初めて15~20くらいの実がなった「ゆず」なのか「甘夏」なのか又、又「グレープフルーツ」なのかとても楽しみ。

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延命草、かすみ草のように美しいがこれは薬草。弘法大使が倒れている人に与えて元気になったという。乾燥させてよくせんじてのむと苦いけど万能のくすり。

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なつめもなっています。赤い実がとてもかわいい

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すずめが3羽。夕日が沈むサンセットをみつめながら和んでいます。秋の夕餉れのワンシーン。

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ダイエッターのために… Part3

2015年10月23日 金曜日
前回、「次回はお菓子など、食品の糖質量について調べてみたいと思います。」と締めくくらせて頂いたので、今回は「お菓子の糖質」についてご紹介しちゃいます。
 
この表は各お菓子100gあたりの糖質量。
糖質
       
“あめ”の糖質が一番多いものの、1個4gとして一度に25個食べるか?
いやぁ!
食べません。
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ガム一度に42枚食べるか?
うーーーん…。
食べません!
gum
 
おせんべいもねぇ…。
食べても3枚くらい?
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こちらの並び方の方が現実的かなぁ。

糖質3
今川焼、たい焼き1個食べるか?
食べます!
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どら焼き1個食べるか?
はいっ!食べます。
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水ようかん1個食べるか?
楽勝で完食です!
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はぁぁぁぁぁぁっ!
恐るべし和菓子っ!
今まで和菓子は甘くても太らないって思っていたのに…。
脂質が少ないから安心して食べていたのに…。
裏切られた感、満載…。
 
Top10のうち7品目が和菓子だなんて…。
 
えーーーっ!
じゃあ明日から、たい焼き食べるならショートケーキ食べる!
 
あらっ!
糖質について調べていたら、角砂糖で何個分?換算の表示が多いこと発見!
広さを例えるときの東京ドーム何個分と同じ発想ってこと?
ということで、角砂糖と比較してみました。
ちなみに角砂糖1個3.5gとして換算。
 
キャーッ!
今川焼1個で角砂糖12個分って!
どら焼き1個で9.8個分って!
びっくりどら焼きとか1個食べたらどうなっちゃうわけ?
 
甘くないから大丈夫っ!と思って食べていたおせんべい。
しょうゆせんべい1枚で角砂糖2.5個。
ここでは1回の摂取量2枚なんて上品に書いちゃったけど、調子に乗っちゃって3枚とか4枚食べちゃったこともあったし…。
ありえないわぁ。
 
前回ご紹介したご飯1膳。
15個分の角砂糖の糖質に匹敵!
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そんな私の目の前にあるのは、今日の帰りに買ってきちゃった“あんぱん”
買ってきちゃった自分を恨みます…。
 
まだまだ奥が深そうな糖質。
続けて調査してまいりますっ!
 
ではまた、1か月後にお会いしましょう。

「ムーミン」

2015年10月16日 金曜日

みなさんは「ムーミン」は好きですか?

 

私は「スナフキン」が好きです。

 

 

というわけで、「ムーミン」のDVDをみかけたので、借りて見てみました。

 

ムーミン

「ムーミン谷の彗星」です。

 

パペット・アニメーションで製作されているバージョンです。

 

パペット・アニメーション(人形アニメ)は、実写やCGとも違って、趣があって、すごく好きです。

例えば、「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」とか「チェブラーシカ」などもそうです。

ナイトメア・ビフォア・クリスマス

 

チェブラーシカ

 

さて、「ムーミン谷の彗星」ですが、まずオープニング曲「The Comet Song」(ビョーク)がなんか怖いです。

一瞬、違うアニメを間違って借りてきてしまったか?と思ってしまいました。

「ムーミン」なので、もっとほんわかしたものを想像してたのです。

 

内容ですが、さすが「ムーミン」だけあって、登場人物の言動がちょっと哲学してます。

スナフキンは相変わらずいいこと言いますし、ナレーションの声でさえたまにムーミンにダメ出ししたりします。

ニョロニョロはあてもなく旅をしているし、スニフは言動がありえないくらい短絡的すぎて、自分の都合のいいようにわざと演技しているようにも見えます。

それぞれのキャラクターのかわいらしい行動も、「ほら、人間ってこんなにバカなんだよ。」と作者が皮肉っているのかも、と勘繰りたくなるほどです。

 

ともあれ、テーマが「彗星が地球をメチャメチャにしてしまう!?」なので、全体的に暗い感じで進んでいきます。

彗星自体も出てくるのですが、これもけっこう恐ろしくて不安をあおる感じに仕上がっていました。

 

この話で、ムーミンは初めてスナフキンやスノークと知り合います。

ムーミン好きの方はぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

「劇場版 ムーミン谷の彗星」公式HP  http://moomin-suisei.com/