ATPツアーも10月のスケジュールに入り、残すところあと2ヶ月となりました。
怪我で前回大会マレーとの対戦を棄権した錦織選手も復調し、1回戦は187位のジョアン・ソウザ選手との対決となりました。現在この記事を書いている最中に対戦が行われておりまして、1回戦からフルセットのような時間を戦っています。
錦織選手もベテランの域に入り、長い時間の試合は次戦に響くのでできればファイナルセットはサクッと勝ってほしいなと思っております。
現在開催中のマスターズ大会ATP1000 インディアンウェルズでは先に行われた試合で世界ランク123位のダニエル太郎選手が1回戦を突破しておりますので、日本勢として錦織選手にも頑張ってほしいですね!
この大会の第一シードはメドベージェフ選手。世界ランク1位のジョコビッチ選手は出場していません。また、第2シードも父パス選手。第3シードはズベレフ選手、第4シードはルブレフ選手、第5シードはベレッティーニ選手と皆若手ばかり。ナダル選手も出場せず、ビッグ3のいないマスターズはなんだか物足りないような気もします。
10月後半からはヨーロッパの室内ハードのシーズンになります。
18日からはヨーロピアンオープン(アントワープ)250、ストックホルム250、クレムリンカップ(モスクワ)250、25日からはサンクトペテルブルグ250、エルステバンクオープン(ウィーン)250、そして、2021年最後のマスターズ(パリ)。
11月はファイナルズが控えています。すでに出場圏内のジョコビッチ選手、メドベージェフ選手は確実だとして、怪我が心配なナダル選手は出場するのでしょうか?
平均年齢がここのところグッと下がってきた要因には、さらに下のジェネレーションの台頭があります。10台と20台前半の選手たちです。
11月に行われるネクストジェネレーションATPファイナルズがありますが、もうここに出場するのをスキップして本当のファイナルズに近い選手が10台と20台前半の中に増えてきているのです。
その代表格としてはイタリアのヤニック・シナー選手(20歳)、スペインのカルロス・アルカラス選手(18歳)です。シナー選手はこの2ヶ月の結果によってはファイナルズも夢ではないランキング14位につけています。フェデラー選手など怪我で出場できない選手もいるので、繰り上がりでの可能性もまだ残しているのがスゴいですね!
この2人はこの先必ず活躍すると思いますので、名前だけでも覚えておくと良いかと思います〜残り2ヶ月のテニスツアーも楽しみですね!