テニスも2022シーズンがいよいよ開幕しました!先ずは最初のビッグニュースといえば、全豪オープンです。
まだ始まってもいないのに連日テレビを賑わせているのはやはり前回王者ジョコビッチ選手ですね。ワクチン接種を彼は拒否していますが、特に検閲の厳しいオーストラリアで入国を拒否されるという事態が発生していました。
結局は司法の判断で入国取り消しは無効ということになったのですが、今度はビザ発給時の虚気申告が発覚。またも大会参加が黄色信号になってしまう事態に。
そもそもジョコビッチ選手は一昨年にも陽性になってパーティを開き、散々メディアから叩かれたにも関わらず、先月も陽性になったままイベントにも参加していたんですよね。
前回王者とはいえ、オーストラリア国民からすると国民がこれだけ我慢を強いられている中、複数回こういう事例があるジョコビッチ選手をはいどうぞと入国させるわけにはいかないようです。この状況下ではいくら前回王者でも、公益性があるとは言えないため反発が強い模様ですね。
ただ、一時グランドスラムの参加リストから名前が消えていたジョコビッチ選手ですが、昨日は第一シードとしてドローが発表されました。一転二転しているのですが、本日のニュースによると虚偽申告によりビザは取り消されるのではないかというニュースも飛び込んできました。
当の本人は本日もコート借りて練習しているのだそうです。
大会の行方ももちろん気になりますが、ジョコビッチ選手の参加不参加は今後の他のグランドスラム大会運営、ひいて選手のあり方、スポーツ界全体にも関わってくることなので、注目したいところですね!
さて、それ以外の注目はなんといっても日本勢です。日本人ランク1位の錦織選手は体の調子が戻らず、オーストラリアシーズンはスキップとのこと。残念!昨年の後半は調子が戻り期待していただけに悲しい結果となりました。
その他で本戦ストレートインできそうなのは、西岡選手のみ。その他の日本勢は予選からのスタートとなりますが、ダニエル太郎選手はサルヴァトーレ・カルーソ選手(150位)との本日予選決勝を行います。是非勝利して本戦での活躍を目にしたいですね!
女子は前回王者大坂なおみ選手がコートに戻ってきました。前哨戦のメルボルン・サマー・セット1(WTA250)は準決勝でリタイア。腰の怪我とのことでしたが、昨年も同じ流れで全豪に入っているのでこれは選択的リタイアとして疲れを残さずグランドスラムに望む作戦なのだと思います。大会をこういう形で去ることに賛否ありますが、プロなので仕方ないのかなと思います。
暑いシーズンにはとても強い彼女なので灼熱のオーストラリアは大好きな主戦場ですよね。今年は4回戦で地元のエース、バーティ選手との直接対決になる厳しいドローですが、そこさえ乗り切れば連覇も見えてくるのではないかと思います。
初戦はマリア・カミラ・オソリオ・セラーノ選手(53位)との対決です。
17日から始まる今年初めのグランドスラムも目が離せませんね!