テニスもいよいよ2024年シーズンがスタートです!最初のグランドスラム、全豪オープンがスタートしました。残念ながら錦織選手は昨年の華々しい復帰戦後の怪我により、回復が追いつかず欠場となりました。ただ大坂なおみ選手がツアーに復帰!男子では西岡良仁選手、ダニエル太郎、綿貫陽介選手など3選手が本戦ストレートイン。さらに予選決勝で敗れたものの、ラッキールーザーで望月慎太郎選手も本戦入りと日本テニス界は盛り上がってきていますね!
女子も大坂なおみ選手を筆頭に、日比野菜緒選手、本玉真唯選手とグランドスラムにかなりの数の日本人選手が出場することとなり、テニス界の顔とも言える錦織選手が長らくいない状況ですがそれでも以前に比べるとかなり強くなってきた印象があります。
今年の全豪では今期で引退を示唆しているナダル選手も欠場。全豪でも2度の優勝を誇るナダル選手を全豪のコートでもう2度と見ることはできないと思うと寂しいですね。今はラストイヤーの全仏優勝をターゲットに体のコンディションを調整していると思います。万全で迎える土のシーズンのナダル選手に期待ですね!
そこの立ちはだかるのがやはりジョコビッチ選手です。今年は最強の称号をさらに高めるためにジョコビッチ選手にとっては特別な年になります。全てのグランドスラムを達成した生涯グランドスラマーのジョコビッチ選手にとって、唯一かけているピースがオリンピックの金メダル。さらに4年に一回しかやってこない1年でグランドスラム全てを制覇する年間ゴールドスラムを視野に入れています。
金メダルがなくても1年で全てのグランドスラムを達成する年間グランドスラムを達成した選手は男子ではたった2人しかおりません。プロ化する前のアメリカの選手、ドン・バッジ選手と伝説のプレイヤーロッド・レーバー選手の2人です。
ロッド・レーバー選手はよくグランドスラムの会場でテレビなどで写っておりますが、ロケット・レーバーと呼ばれるほど強力なトップスピンでなんと2度も年間グランドスラムを達成しています。あのフェデラーですら1度も達成したことのない年間グランドスラム(ナダルが全仏に出ている限り年間は相当難しいですよね)。ジョコビッチ選手はこの2人に並ぶことができるのかにも注目ですね!