いざというときのために

昨日は三陸沖を震源に国内観測史上最大のM8.8の地震が発生し、津波や火災をはじめとする甚大な被害が出ました。

災害に遭われている方々の今後のご無事と早期復旧を心からお祈り致しております。

首都圏も震度5を記録する地震に襲われ、交通機能が麻痺しました。携帯などの通信機器もほとんど使えなくなり、家族や大事な方々との連絡が取れず、不安な時間を過ごされたことかと思います。

私も電車での移動中に 地震に遭遇し、家族をはじめ電話などでは全く連絡がつかなくなりました。

被害のほとんどない首都圏ですらそうなのですから、震源に近い方々は更にパニックになったかと思います。

水を確保するなどの防災準備の面では、テレビをはじめマスコミなどで多く語られていますので、ここではいつも手元にある通信機器の「携帯電話」にしぼって、いざというときのためにできることをいくつかご紹介したいと思います。

■ワンセグを利用する

急な災害、交通障害などこういったときこそ、正確で最新の情報を手に入れたいものです。

クチコミなどではパニックをあおるようなデマや風評などが広がります。信用できるソースの情報を手に入れたいものです。

こうした時、携帯電話に付属のワンゼグテレビを利用するのも一つの手です。

NHKをはじめとする全国ネットのテレビ局の情報はとても確度の高い物です。 iphoneなどのスマートフォンにはワンセグ機能が無いものが多いですが別途、チューナーなどを購入することで機能追加できるものもあります。

■iPhone用テレビチューナー『TV&バッテリー』

ワンセグの電波はテレビの電波なので、携帯各社が提供するインターネット回線とは違い、受信さえできればサービスに関わらず無料で繋がります。

今回はustreamなどのLive中継サイトでTVを中継するような動きもありました。テレビチューナーがなくともインターネット経由でテレビの情報を手に入れることができ、ともて便利でした。こちらのサイトなども携帯などのブックマークに追加しておくのも良いかと思います。

■Ustream.tv

 

 

■ラジオなどを利用する


駅などにいてインターネットが利用できる状態にいれば、インターネット経由のラジオから情報を手に入れるという方法もあります。rajiko(ラジコ)というサイトですが、スマートフォンでラジオを聞くことができます。

■rajiko公式サイト

パソコンからはサイト経由で、スマートフォンからはアプリをダウンロードして利用することができますので、こちらもスマートフォンをお持ちであれば一度ダウンロードしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

■家族や知人などと連絡をとれる手段を

こういった災害時に一番不安なのは、連絡が取れないことです。携帯電話などは正月の明けましてメールやコールにて繋がりにくくなることでも分かるように、災害時はほなかなか携帯電話の回線は繋がりません。音声通話の回線がいっぱいになってしまうことで起きる障害ですが、インターネット回線を利用したSkypeやViberなどのIP電話はどの機種も問題なく繋がりました。

いざというときのためにこちらも準備しておくといいかもしれません。

■無料のインターネット通話 — Skype

■iPhone同士で無料通話できるアプリ『Viber

 

また、音声通話は相手方が電話などをとれる状態にないと通話できませんが、メールなどは送っておけば、相手方が都合のいいときにみて、返事がもらえます。携帯電話のメールなどは音声通話と同様に込み合いますので、なかなか繋がりにくい状況に陥ります。

こういったメールなどが繋がらないときのためにTwitterのアカウントを作っておくと便利です。インターネットが繋がる環境であればTwitterのつぶやきを行うことで、安否を多くの人に伝えることができるだけでなく、Twitterのダイレクトメールに関しては災害時も安定して繋がりました。安定して繋がる回線があれば、情報のやり取りができますし安否が分かるだけでも安心ですよね。

家族などでアカウントを作っておいて、何かあったときには書き込むなど、約束事を作っておくと安心かもしれません。

■Twitter公式

上記のように最近では様々なインターネットサービスが携帯電話にて使えるようになっています。スマートフォンに限らずネットに繋がる機器であれば上記にサービスはほぼ使えますので、何かの際にこのページを思い出して頂ければ幸いです。

まだまだ余震も続き不安な時間が続きますが、不測の事態に備えておけば安心して過ごせるかと思います。
また、被災地の一刻も早い復興、救助を心からお祈り致しております。

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