今回の表現はこれ!
I sometimes wish I’d never been born at all.
「ときどき自分が生まれてこなかったらよかったのにと思うんだ。」
クイーンの歌うボヘミアン・ラプソディの歌詞の一部です。
つらくて悲しくて、ついこんな気持ちになるときもあるかもしれません。
そんなときは、このフレーズを口にしてみましょう。
それから、ボヘミアン・ラプソディを聴いて、そしてまた明日から元気を出して行きましょう!
「ボヘミアン・ラプソディ」(Bohemian Rhapsody)は、クイーンが1975年に発表した、フレディ・マーキュリー作の楽曲。アルバム『オペラ座の夜』に収録。演奏時間が長すぎるために、内部で議論となったが、同年にそのままシングルカットされ(B面はロジャー・テイラー作の「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」。アルバムバージョンの冒頭に、効果音が付加されたバージョン)、世界中で大ヒットした。
本国イギリスの全英シングルチャートでは9週連続1位を獲得した。アメリカのビルボード誌では、1976年4月24日に週間ランキングの最高位第9位を獲得。ビルボード誌1976年年間ランキングは第18位。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では163位。2010年現在、この曲はビートルズやレッド・ツェッペリン、エルトン・ジョンなどの楽曲を抑えて、イギリスで最も売れた曲とされている。(wikipediaより)
では、ちょっと解説。
I sometimes wish I’d never been born at all.
「ときどき自分が生まれてこなかったらよかったのにと思うんだ。」
【語彙】
sometimes「ときどき」
wish「願う」
I’d=I had
never ~ at all「決して~ない」
be born「生まれる」 bear-bore-born「生む」
【仮定法】
I wish S had + P.P.「~だったらよかったのに(でも現実は違った)」*P.P.は過去分詞形
I wish S 過去形「~ならいいのに(でも現実は違う)」
「仮定法」は、現実と異なることを言う際に使う文法です。
日本語では、(相手が空気を読んでくれるので?)特に変化をつけませんが、英語では、現実と異なることが分かった上での発言かそうでないかを、話し手が責任を持って伝えなければいけません。
そこで通常とは異なった表現(仮定法)を使って、今は仮定の話をしているんだ、ということを伝えるのです。
【否定】
never(not) ~ at all「全く~ない」
「否定」という単元では、「全体否定」と「部分否定」との区別が問題となります。
「全体否定」は、全体(全て)を否定、つまり「全く~ではない(100%否定する)」という意味になりますが、「部分否定」は、部分的に否定、つまり「~というわけではない(少し肯定する)」という意味になります。
【受動態】
be + P.P.「~される、られる」
「受動態」は、「~される、られる」のように「受動(⇔能動)」の意味になる表現です。
興味がわいてきたら、曲を聴きながら、英語の勉強を。
でも、音楽を聴きながらの勉強は効果がない・・・かも。