鹿にまつわるよもやま話

「2011年7月地デジ化完了」ということで、地上デジタル放送への切り替えの期限までもう一年を切りました。

ところで、みなさん「地デジ化」推進のキャラクターをご存知でしょうか?

 

そうです。

もうすっかり有名になった「地デジカ」ですね。

黄色い服を着たかわいらしい鹿のキャラクターです。

 

そこで、今回は「鹿」に関する情報を集めてみました。

まずは、その「地デジカ」から。

社団法人日本民間放送連盟のホームページ(http://www.nab.or.jp/chidejika/index.html)によると、

『誕生日・・・2003年12月1日
完了日・・・2011年7月
生息地・・・日本
身長・・・1m
体重・・・15~20kg
特技・・・カメラ目線
長所・・・焦らないこと
短所・・・おせっかい』

あのツノは、やはり「アンテナ」で、屋根に刺すそうです(すぐに新しいものが生えてくるらしい)。鹿A

続いて、鹿の角(つの)。

鹿の角は英語で「アントラー(anter)」と言います。

Jリーグのサッカーチームの一つ「鹿島アントラーズ」は、鹿嶋市(ホームタウン)にある鹿島神宮の鹿にちなんで、チーム名に「アントラー」を使い、マスコットを鹿にしています。

『・アントラーズって、どんな意味?

アントラーズの”アントラー”は鹿の枝角のこと。

鹿島地域を代表する鹿島神宮の鹿にちなんだもので、枝角は茨城県の茨をイメージしています。

鹿のように広く愛され、そして、戦いの時は、その鋭い枝角で勇猛果敢に立ち向かい勝利を目指す、という意味を込めました。

・チームカラーとマスコット

サッカーへの燃えるような情熱をイメージして、チームカラーは”アントラーズレッド”。

これは、茨城県花のバラの色にもちなんでいます。

そしてクラブマスコットは鹿島神宮の「鹿」。

愛称は「しかお」。

97年3月2日に「しかこ」と結婚。

99年8月1日に長男「アントン」が誕生しました。

地域の皆さんをはじめ多くの人々に愛されるチームに、という想いとともに、このキャラクターたちは生まれました。

どうぞよろしく。

姿を見かけたら、気軽に声をかけてくださいね。

(鹿島アントラーズ公式サイトよりhttp://www.so-net.ne.jp/antlers/clubs/team

 鹿

次は、鹿で有名な場所を3つ(鹿島神宮奈良公園厳島)。

『鹿島神宮の鹿

鹿園鹿島神宮には鹿園があり、神の使いとして親しまれている30数頭の日本鹿が飼われている。

鹿園の説明書き等によると、鹿の神である天迦久神(あめのかくのかみ)が天照大御神の命令を武甕槌大神の所へ伝えにきたことに由来し、鹿島神宮では鹿が使いとされている。

また、藤原氏による春日大社の創建に際して、767年(神護景雲元年)に、白い神鹿の背に分霊を乗せ多くの鹿を引き連れて1年かけて奈良まで行ったとされている。』鹿島神宮

『奈良公園の鹿

この公園に鹿がいることには以下のような由来がある。

すなわち、鹿は春日大社の神使であり、春日大社創建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が神鹿に乗ってやってきたと伝えられる(春日大社は鹿島含め3社の分霊)。

それゆえ、奈良公園の鹿は古くから手厚く保護されてきており、不慮の事故も含め、殺めると厳しい刑罰を受けた。

伝説によると誤って文鎮で鹿を殺してしまった子供が鹿の死骸とともに生き埋めとなり、その墓が奈良公園周辺に残っている。

今でも地元の住民は鹿に愛着の念と共に畏敬の念を併せ持つといわれる。』

鹿B

『厳島の鹿

厳島のシカは太古から生息していたと見られるが、歴史時代に入ると奈良の春日大社にある神鹿(しんろく)思想の影響も受けつつ、神の使いとして大切に扱われた。

シカが家に入らないように「鹿戸」を立て、家々で出た残飯は「鹿桶」に入れて与えた。

房顕覚書によると、シカを害するのを避けるため、島内では犬を飼わず、外から犬が入り込むと島民が捕まえて対岸に放したという。(それぞれWikiより抜粋)』

 

最後に、「鹿」から生まれた言葉を2つ(馬鹿シカト)。

 

「馬鹿」の語源として有力なのは以下の説です。

『秦の2代皇帝・胡亥の時代に権力をふるった宦官・趙高が、あるとき皇帝に「これは馬でございます」と言って鹿を献じた。

皇帝は驚いて「これは鹿ではないか?」と尋ねたが、群臣たちは趙高の権勢を恐れてみな皇帝に鹿を指して馬だと言った、という『史記』にある故事からくるとする説。(Wikiより抜粋)』

鹿
「シカト」は、

『花札の十月の絵柄「鹿の十(しかのとお)」が略された語。

十月の札は、鹿が横を向いた絵柄であるため、そっぽを向くことや無視することを「シカトする」と言うようになった。

(「言語由来辞典」よりhttp://gogen-allguide.com/si/shikato.html)』

 鹿ともみじ

 

 

というわけで、鹿にまつわるよもやま話を集めてみました。 

 

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