浦和まつり

笛の音、和太鼓の音…
まつり囃子が聞こえる…。

毎年7月後半。
浦和で開催される《浦和まつり》。

このお祭り。
音楽パレード、 浦和おどり、 浦和おどりremix、みこし渡御、ウラワミュージックフェスタ、浦和よさこい、ウラワサマーミュージック、ダンスフェスタ、北浦和阿波おどりと内容が盛りだくさんのお祭り。
会場は南浦和、浦和、北浦和。
今年の日程も7/13、7/20、9/6と3日間。

その中でも私が一番ワクワクするのが《みこし渡御》
東京の《三社祭》までの規模はないものの、今年も25基のお神輿が1.6kmの距離を練り歩きます。
お神輿といえば…。
まだ私も20代の若かれし頃友達と担いでおりました。
パッチに腹掛け、半てん姿。
頭には手ぬぐい。
長くきれいにたたんだ手ぬぐい。
鉢巻にはこだわりありっ!
中央の位置にしっかりアイロンで折り目をつけて…。
眉間のあたりにに手ぬぐいの中央を合わせ、額より上がり気味に手ぬぐいの先を後ろに持っていく。
高い位置におだんごを作って、その上で手ぬぐいをちょこんと交差させる。

はぁ…。
私も仲間に入れるものなら入りたいなぁ…。
いやっ、無理だ…。
今年に入って2回もぎっくり腰になり、周りにご迷惑をかけ続けたという私。
「担ぎたいなぁ…。」
一言発した瞬間、
「だめぇ!」って…。

わかってますよ。
自覚ありますから。
ちょっと言ってみただけじゃないさ…。

さぁ!
『浦和まつり』の話に戻りましょう。
天気予報は…。
午後から大荒れとのこと。
どうなることやら…。

14時30分からの『みこし渡御』
25基のお神輿が浦和の『調神社』に向います。

ちなみに…。
『調神社』
何と読むかご存じですか?

調神社

『つきのみやじんじゃ』と読むんです。
ここには『うさぎ』が祭られてます。

 

調神社のうさぎ

ほらっ。
かわいいでしょ。

私はこの『調神社』からお神輿の出発地点に向かって歩いてみました。

沢山の露店が並ぶ中山道。
まず、見えてきたのは『まとい』。

 

まとい

そのうしろには先頭のお神輿。

神輿

私の目指すお神輿は…。
次男が参加させていただいている19番目のお神輿。
そうです。
担げない私の代わりに次男投入。

出発地点に着いたのが16時。
目指すお神輿の出陣に間にありました。

いざ出陣!

すでにスタンバ完了の状態。
お神輿の周りには大勢の担ぎ手。

「よろしくお願いします。」のあいさつの後、木遣りが響き…。
「よぉーっ!」と一本締め。

 

一本締め

 

「ソイヤッ!」
「サーッ!」

はじまったっ!
お神輿を担ぐにはリズムがあります。
このリズムが合わないと大変。
肩にお神輿の重さがずっしり。

全体のリズムがくずれてくると神輿頭から声がかかります。
「さぁ、さぁ、さぁ、さぁ!」

神輿

リズムの戻った神輿のてっぺんにある鳳凰が気持ちよさそうに揺れています。

 

鳳凰

神輿3

暗くなるとライトアップされるお神輿。
これがとても神秘的。

あれぇ…。
暗くなってきたし。
まだ、18時前なんですけど…。
お神輿がライトアップされてきれいなんだけど、空が…。

神輿2

ザーッ!
大雨。

ピカッ!
バリッ!
雷。

えええーーーーーっ!
天気予報。
当たっちゃったじゃない。
折りたたみ傘持参していたものの、まったくお役に立たないくらいの大雨。
無理だ…。
帰るか…。
そして次男も一緒に担いでいた方の「撤収っ!」の一言で家路に。
あの豪雨に負けることなく最後まで担がれた方々。
お疲れ様でした。

 

そして翌日。
次男の肩は悲鳴を上げている状態。
わっ!真っ赤い!
洋服が触るだけでも辛いよねっ。
でも、きっと来年も担ぎたくなるよ。
それはね…。
母がそうだったから…。

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