いよいよ夏本番と言うことで、皆様におかれましても海や山などのレジャーにお出かけになっているかと思います。やはり夏と言えばキンキンに冷えたビールが飲みたいということで、私も連日30度を超える猛暑の中、高尾山の中腹にあるビアガーデンに行ってまいりました。
高尾山へはJRの方はJR高尾駅から京王高尾駅に乗り換えまして、高尾山口という駅(京王高尾から京王線で5分程度)の終着駅でおります。
高尾山はミシュランガイドに3つ星の観光地として紹介されたため外国人の観光客がとても多く見受けられました。私も駅を降りて辺りを見回すとフル装備の登山客の山、山、山。その方々がお持ちの地図を見るとフル装備の方々達は高尾山頂から陣場高原に抜ける縦走ルートの方達で割とハードな登山コースの方達でした。軽装の私は少しビビりました(笑)
私は登山して汗をかいてから美味しい一杯をというコンセプトなので、キツすぎない一番楽な1号路という観光登山のルートで山頂を目指します。事前の調べではだいたい40〜50分程度、2〜3kmの道のりだそうで途中休憩を入れてもすぐにつくだろうとタカをくくっておりました。
麓の駅の標高はだいたい240mほど、私が家を出たときで海抜100mほどでしたので、もう電車に揺られてきただけで、既に140m近く高い標高に登山する前からいるんですね。気温も森の空気が涼しく都市部より5度近く涼しく感じました。森を駆け抜ける草の香りのする風が、とても心地よいです。
短い道のりですし、1時間程度の山登りと考えていたので前半戦おしゃべりに夢中になりながら歩いた結果、情けないことに中腹で息切れ。私、酸欠で目が回りました。登山道の各所にはベンチなどがあり、どのベンチにも私と同じようにダウンした方が横になっておりました。
しばらく休むこと、15分。先輩方の叱咤激励を受けながら復活し、上り終えるとそこには絶景が!
息切れしながら上った甲斐がありました。疲れが吹き飛びますね。さてこれからは、カラカラの喉にお楽しみのビールが待っている訳なのですが、残念ながらすぐにはありつけませんでした。土日祝日はビアマントは完全入れ替え制。大人気なので、整理券の番号が廻ってくるまではお預けなのです。予約制は10人以上の団体様向けなので、早く来て整理券をゲットするのが最短の道の様です。
だいたい30分ほどの待ち時間で入れ替えのお客さんと入れ替わりまして、念願のビールへ。
八王子の宝サブちゃんのうちわで扇ぎながらの一杯は格別でした。ちなみに山頂はまだまだ先。山頂を目指すという方には、ここから100mほど上らないと山頂ではないので注意が必要です。さらにこの先には薬王院の階段等のアップダウンの激しい難所が待ち受けております。
ビアマウントが目的の私はここでじっくり腰を据えて、食べ物や冷えたビールに舌鼓を打ちました。とても良い席が取れまして絶景をみながらビールを飲んでいると、TVクルーが近づいてまいります。場所を貸してほしいとのことでしたので少しの間、譲ると夕方の報道番組で流れるとのこと。全国の方も同じ景色を見られていたかもしれませんね。
ちなみにビアマウントの高度は約海抜510m。270m登るのに約1時間かかりましたが、帰りはお酒の力もあってか半分強の時間で歩いて降りてきました。やはり運動後のビールは格別ですね。
そんなビアマウントは今年は10月13日(祝)まで。ちょっと体力が心配…という方は登山せずとも、ケーブルカーやリフトで15分ほどゆられれば、東京都は思えない魅惑の景色に。また来年とは言わず、来月登りにこようかと思います(笑)