ねぶた祭り

 前回の浦和まつりに引き続きまして、今回もお祭りについて語っちゃいます。

今回のお祭りは“青森ねぶた祭り”
8月に青森県青森市で開催されるお祭りです。
私が青森に住んでいたのは、1995年4月から1999年11月までの約4年半。
昔からお祭り大好きだった私にとって“ねぶた祭り”超魅力的なものでした。

nebuta

 

ねぶた祭り
改めて調べてみました。
“青森ねぶた祭り”は、征夷大将軍となる坂上田村麻呂が戦場において敵を油断させておびき寄せるために大燈籠・笛・太鼓ではやし立てたことを由来とするものだそうです。

ふうううーん。
今まで、坂上田村麻呂が征夷大将軍として出陣するときの景気づけって思っていた私。
違うんだ…。

“青森ねぶた祭り”
勇壮な大型の人形を乗せた山車を数十人掛かりで引きます。
大きさは、台車(高さ約2m)も含めて幅9m・奥行き7m・高さ5m。

山車の後ろを“跳人(HANETO)”がぴょんぴょんと跳ねます。
掛け声は「ラッセェーラァ、ラッセェーラァ、ラッセェラッセェ、ラッセェーラァ」

お衣裳は、浴衣姿で頭には花笠、肩にはピンクのたすき、浴衣の下は青のおこし、腰には黄色のしごき。
男性と女性とはちょっと着つけ方が違います。
ちなみに私は、たすき、おこし、しごき全部赤で揃えていました。
若いお嬢さんたちはお衣裳をミニにして着ていましたが…。
さすがに私にはその勇気はなく…。

そして我が家の子ども達はパッチに腹掛け。

 

大人も子どももたくさんの鈴をつけて跳ねます。
シャンシャン…、という音が心地よく耳に残ります。
跳人の鈴を貰うと幸せになれるという言い伝えが…。
跳ね終わって帰路につくとき、見物された方々に鈴を渡しながら帰ります。
じゃないと!
見物された方々の中には鈴をむしり取りに来る方が…。
跳人が子どもだろうが大人だろうが、その光景はちょっと怖い…。

 

毎年ねぶた開催中、2日から3日は跳ねていたでしょうか…。

ねぶたの期間は、毎年8月2日から7日までの6日間。
最終日の夜は大賞を受賞したねぶたの海上運行。
約11,000発の花火とともに祭りのフィナーレを飾ります。
暗い海の上。
ライトアップされたねぶた。
とても神秘的です。

 

ねぶたが終わると、青森の夏も終わります。
残るのは…。
歩き方を忘れるくらいのひどい筋肉痛。
でも、翌年また跳ねたくなるのです。

 

“青森ねぶた”は誰でも参加可能なお祭り。
一度跳ねてみませんか?
また翌年も跳ねたくなるかも…。

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