9月19日

勝手に「今日は何の日」シリーズ!

 

ということで、今回は9月19日をとりあげてみたいと思います。

 

 

空飛ぶスパゲッティ・モンスター

 

毎年9月19日は、「世界海賊口調日」です!

この日は、「世界中の人達が海賊のように会話をする日」です。

 

海賊

 

みなさんは、「世界海賊口調日(せかい・かいぞく・くちょう・び)」をご存知でしたか?

私は全く知りませんでした。

 

1995年に、あるアメリカ人がジョークとして思いついて、それが広まっていったそうです。

世の中にはおもしろいことを考える人がいるものですね。

 

英語圏においては、海賊は出会ったときの決まった掛け声フレーズがあったり「巻き舌」を多用するイメージがあるそうですが、日本語ではどうでしょう?

海賊がよく使いそうなセリフや言い回しがちょっと思いつきません。

 

ただ、海賊の見た目に関しては、「ピーター・パン」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの映画、「ワンピース」などのアニメや漫画、海賊小説の挿絵などから、ある程度共通したものがあるかもしれませんね(ドクロの帽子や義足、手がフックになっていたり肩にオウムがとまっていたり)。

 

みなさんも、9月19日には、ぜひ海賊になりきって一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

オウム

 

ところで、この日は「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教(Flying Spaghetti Monsterism)」の記念日にもなっています。

 

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「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」は、2005年にあるアメリカ人によって創り出されたパロディ宗教です。

その年、カンザス州教育委員会において、公教育で「進化論」だけでなく「インテリジェント・デザイン説(簡単に言えばキリスト教の神が世界を作ったという考え)」も同様に教えなければならないと決まりました。

この議決に反対して「 空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」が創られました。

創始者は、進化論とインテリジェント・デザイン説が公教育において平等に扱われるならば空飛ぶスパゲッティ・モンスター教も平等に扱われなければならない、と主張しました。

冒頭のデザインは「空飛ぶスパゲッティ・モンスター」です。

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宗教を「学問」として扱い進化論とならべて公教育で教える、ということに反対して創られたパロディ宗教ですが、教義もこまかく定義され信者になることもできます。

パロディ宗教なので、教義の内容もくだらないものが多いのですが、それぞれが宗教の矛盾をついた考え抜かれたものであるため、今ではさまざまな学術論文に「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」が引用されたり、テーマとして扱われたりしています。

ちなみに、この宗教では、「信者は海賊の衣装を着る」と定められていす(笑)。

 

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興味がある方は調べてみてください。

くだらなくて面白いし、また同時にアメリカにおける教育問題や宗教そのものに対して深く考えさせられます。

 

 

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