名古屋(愛知) → 須坂(長野) → 甲府(山梨) → 青森
→ 名古屋 → 静岡 → さいたま
これは、東京生れ東京育ちの私が結婚後に転勤で回った場所。
それぞれに思い出が…。
今日はおいしかった思い出をご紹介しちゃいます。
名古屋
私は赤みそが嫌い…。
なので、『味噌煮込みうどん』、『味噌おでん』、『味噌カツ』 → 無理!
『天むす』、『きしめん』のほうが好きだなぁ。
でも、一番のおすすめは『ひつまぶし』。
おひつに入った鰻ごはん。
1/4をお茶碗に…。
まずはそのまま「いただきまーす。」
さらに1/4をお茶碗に…。
ネギ、ワサビ、海苔の薬味を入れて再び「いただきまーす。」
そしてまたまた1/4をお茶碗に…。
今度はお出汁を入れてまたまた「いただきまーす。」
最後に残った1/4は一番気に入った食べ方で…。
私は薬味でフィニッシュ!
お茶うけには虎屋の『ういろ』がおすすめ。
特に『栗ういろ』。
生ういろなので日持ちしないのがちょっと残念。
須坂
『プルーン』に『桃』、『巨峰』に『りんご』。
小布施の栗』も有名。
職員さんのご実家が農家の方が多かった須坂。
7月の『桃』
8月の『プルーン』
9月の『巨峰』
11月の『りんご』
もぎた部分てのみずみずしい果物たちが我が家にやってきます。
おいしい『りんご』は鳥がついばんだ後が…。
出荷はできないので自宅用としていただきます。
鳥のついばんだを除けば問題なしっ!
長野の『りんご』は蜜がたくさん入ったあまーい『りんごたち』。
甲府
『煮貝』がおいしかったぁ…。
『煮貝』は鮑を煮たもの。
高級食材です。
海のない甲府。
昔は駿河湾で獲れたアワビを加工し醤油漬けにして木の樽に入れ、馬の背に乗せて甲斐に運んでいたそうです。
それが今では甲府の名物。
そして山梨というとやはりぶどうと桃かなぁ。
ぶどうは『甲斐路』という種類が有名。
『巨峰』と違って皮が剥きにくいので、皮ごと口の中へ…。
『桃』はというと、りんごのように皮をむいていただくのが山梨流。
皮がするするとむけるようになった『桃』
山梨の方からすると「腐っている」感覚なのだそうです。
青森
海の幸ばんざーいっ!
『うに』がおいしいと初めて思ったのが青森。
海から戻ってきた漁師さんが、その場で食べさせてくださった『うに』
めっちゃ、めっちゃおいしかった…。
『ホタテ』
まだ生きている『ホタテ』
殻から貝柱をはがそうとちょっと空いた隙間に指を入れた瞬間…。
「いったーーーーーぁいっ!」
『ホタテ』が私の指をはさんだぁ!
それも中指と人差し指の2本。
抜けないし…。
泣きそうになっている私の横で母が大爆笑!
「そりゃ生きるか食べらるか。ホタテも必死よねぇ。」
えーーーっ!
いいからっ!
早くこのホタテ何とかしてくださいよ。
私の指から離してくださいよ…。
『イクラ』も捨てがたい。
秋になると市場に並ぶ生の『筋子』
ぬるま湯につけながら『筋子』の状態から『イクラ』の状態に。
ぬるま湯で処理しているとオレンジ色の『イクラ』がだんだん白濁してきて…。
白濁した『イクラ』に塩をまぶすと…。
まぁっ!きれい。
キラキラのオレンジ色に変わります。
その『イクラ』たちは醤油・お酒・鰹節を煮て作ったお出汁の中へ。
2~3日漬け込んだ『イクラ』
最高の贅沢です。
静岡
『いるか』
食べたことありますか?
私、とうとう食べられなかった…。
スーパーに当然のごとく並んでいるのですよ。
お魚売り場に…。
『いるか』が…。
うーーーん。
ちょっと無理…。
おいしかったのは生の『サクラエビ』と『しらす』
日持ちしないこの2品。
ちょっと油断するとすぐにだめになっちゃう。
生の『サクラエビ』を使ったかき揚げ。
このために、静岡まで足を運んでもいいくらいです。
はぁ…。
いろいろ思い出していたらお腹すいちゃった。
そろそろ夕食にするとしますか…。