勤労感謝の日を含む三連休、みなさんどう過ごされましたか?
天気も良かったですし、旅行など行かれた方も多くいらっしゃると思います。
私といえば、体調をくずしてしまい、旅行というような気分にもなれず、家でおとなしくしておりました。
しかし、家でだらだらとネットサーフィンをしていたおかげで、旅行への情熱をふつふつとたぎらせるような、ただでさえ高めの体温をさらに上昇させるような、そんな一枚の写真に出会いました。
それがこれです。
ちょっとよくわからないかもしれませんが、何本もの白い柱はすべてクリスタルです。
そして、写真の右下の方を注意して見てください。
黒い影が見えますね。
これは何でしょう?
そう、人影なんです。
どうですか?
人とクリスタルの「サイズの差」に驚愕しませんか?
私は、この写真を見たとき、初めはCGで作ったファンタジー系のゲーム作品かと思いました。
でも、この写真はまったくのリアルなのです。
これは、西暦2000年4月にメキシコのチワワ州ナイカ鉱山で発見されたクリスタルの洞窟です。
写真ではよくわかりませんが、洞窟の中が巨大な結晶で埋めつくされています。
最大のものは、長さ11m、直径4m、重さ55t、まるで巨木の森にいるような感じでしょう。
今まで、私の「死ぬまでに必ず一度は訪れるぞ」ランキング1位は、アメリカ合衆国アリゾナ州にあるグランド・キャニオンでしたが、このクリスタルの洞窟は、瞬く間にこのランキングの1位の座に躍り出たのでした。
グランド・キャニオンもずっと前から行きたい場所なのですが、なかなか実現できていません。
しかも、クリスタルの洞窟は、すぐにでも訪問を実現させなければならない事情があるのです。
クリスタルの洞窟は、もともと鉱山で掘削の作業中に発見されたわけですが、あと10年ほどで鉱山の操業が終了し排水ポンプがとまるため、洞窟が再び地下水で満たされる予定らしいのです。
みなさんもご興味があったら、死ぬまでにと言わず、すぐにでも計画をたてましょう。
私もなんとかして早いうちに訪問を実現させたいです。