JAPANOPEN開幕!

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エディーJAPANの活躍で日本はラグビーで盛り上がっておりますが、もうひとつのイベントテニスの祭典、楽天JAPANオープンが今年も有明テニスの森で開催されております。

毎年有力選手が集まるこの大会、グレードはATP500とグランドスラムを除く大会では2番目のグレードとトッププロにとっては終盤のポイントを争う重要な試合になっております。

今年の目玉はなんといっても連覇がかかる錦織選手でしょう。今年も日本中をテニス旋風で湧かせた彼も怪我の影響で今年の夏は残念な結果となってしまいましたが、ここはホームの有明。是非とも良い結果を残してほしいですね。

私も先日仕事の合間をぬってテニス観戦をしてまいりました。会場ではビーチテニスやスピードガンコンテストなど様々なイベントが盛り沢山でした。その中でも一段と人込みを集めていたのがこのかた。

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松岡修造氏とサッカー日本代表香川のそっくりさんペア。試合期間中はこういった芸能人の方だけでなくイベントブースでは物販などもかなりお得なプライスで出品されております。

またイベントブースの中央には大きなスクリーンがありメイン会場の試合も生中継されてますので、チケットがなくても観戦可能な上、フードコートのご飯もおいしいので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

とここまでは楽天の回し者のような出だしになってしまいましたが、閑話休題でテニスの本題へ。

グラウンドチケットなるものがあり、1000円で外コートの試合を観戦することができるお得なチケットがあります。今回箱のグラウンドチケットで外会場へ。

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有明は残念ながらメインコートが1つしかないため、1回戦など同時に多くの試合をこなさないと行けない日程の日にはこうして、トッププロとはいえども外コートで試合があります。ちなみにこの選手は長身のビックサーバー、南アフリカのケビン・アンダーソン第6シード。隣のコートで午前中は私も練習しており、身近にプロと同じコートに立てるのは嬉しいですよね。

アンダーソン選手はストレート負けでシードダウン。この日は大波乱の一日で、シードダウンが連発でお目当ての選手は見事に負けてゆきました。特にオバサマたちの悲鳴をかっさらっていったのがディミトロフ選手。甘いマスクとフェデラーのようなオールラウンダーのプレイで魅了しましたが敗退。シャラポアと別れてしまったのが、よくなったのでしょうか…

次々とトップ選手が崩れる中、女性の『アレー、シモン』『ジル様ー!』と歓声を浴びて見事に勝利したのが第4シードのジル・シモン選手。手堅いプレーで、ミスを犯さず、派手さはないもののじわりじわりと相手のユーズニーを追いつめました。

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外コートは選手の息づかいや独り言まで聞こえるこの距離感で試合を見られるのがいいですね。ちなみに相手のユーズニー選手も一昔前ならランク8位の選手ですから、センターコート並みの試合がこの落ち葉舞う狭いコートで行われています。

東京オリンピックに向けて、ひとつ思うのですが同時期に行われている中国の大会では設備が段違いにいいんですね。落ち葉でプレー中に滑るなんてことはもちろんないですし、仮設のスタンドで、チャレンジシステムもないようなコートでトッププロにテニスをさせるのは申し訳ないなと思うんですね。もう少し、設備を改善してあげてほしいなと思いました。個人的には手の届く範囲であこがれのプロのプレーを見られるのは嬉しいんですけどね(笑)

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この日、この1番の外コートに現れたのが悪童ニック・キリオス。先日も試合中に暴言を吐いて罰金になり、さらにデ杯(国別対抗戦です)のメンバーからも外されるなどお騒がせの彼ですが、この日も暴れっぷりは健在。

カメラマンに向かってボールを打ち込んだり、審判にも食って掛かるわ、奇声を発するなどテニスボーイらしさはみじんもありません。ただ、とてつもなく強い。センスも申し分ない選手なんです。この気性の荒さが治れば、世界でも指折りのプロに、言い過ぎかもしれませんが次の世界一を狙えるような選手だと思います。

外コートでビールを飲みながらの観戦でしたが、次世代エースに触れることもできて楽しい一日でした。是非来年はみなさんもプロの試合をご覧になってみて下さい。テレビとは違ったスピード感溢れる別世界が待っていますよ!

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