酸性orアルカリ性どっちが効く?部屋別お掃除

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あっという間に年の瀬、そろそろ大掃除の準備の時期ですね。気がつけば一年分のホコリや汚れがたまっている箇所も。今はお掃除グッズも多種多様ですよね。めったに手入れをしないあんな場所、こんな場所にどんな液体洗剤が効くのかよくわからないという方のために、今回は床の汚れに絞っていろいろ調べてみました。

■ひとつ守ってほしいこと

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言うまでもないですが、いろいろな洗剤がありますが、裏には注意書きが書いてありますよね。混ぜるな危険!とか、充分換気をして下さいとか…そんな感じのものです。これは絶対に守って下さい。ここで紹介するようなものは毒になるようなものではないので大丈夫ですが、市販の洗剤を効き目がありそうだぞと言って薬品と薬品を混ぜるようなことはNGです。

特に塩素系の洗剤は有毒ガスを発生しやすいので注意が必要です。混ぜるな危険は絶対混ぜないでくださいね。

■床掃除なんてどれも一緒でしょ?いえいえ、違うんです。

床掃除は毎日のことですからそんなに徹底的に汚れているということはないと思いますが、場所によって酸性とアルカリ性を使い分けた方がいいこと知ってましたか?洋室や和室、素材などで使い分けしてみると汚れの落ちかたも全然違いますよ。

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フローリングの床の汚れ落としの順番はまずはホコリを取ることからスタート。いきなり水拭きしてもまた汚れがついてしまいますから、掃除機などをかるく掛けて表面のホコリを取ります。その後、台所などにある中性洗剤を水2リットルに対し小さじ2杯程度で薄めます。

フローリングは以外と水に弱いので、ぞうきんは堅く絞り、水がたれないようにして水拭きを。皮脂汚れ中心のフローリングの黒ずみは中性洗剤を薄めたものでよく落ちます。

■では和室の畳は?

畳の部屋は新しいものですと、水分を吸いやすくカビも生えやすいです。カビ臭いなと思った時には、もうカビはかなり生えている状態。そうなる前にカビが生えないようにお掃除しましょう。

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畳の部屋に有効なのは、アルカリ性の効くフローリングと違って、酸性のお酢などが効果的です。水で薄めたお酢をスプレーなどで畳に吹きかけてから、目に沿って乾拭きしてみて下さい。漂白効果もあるお酢は汚れやシミのお手入れにもなりますので、大活躍です。水拭きするとカビの原因になるので乾拭きがマストです!

水で薄めているので、酢独特の心配なつんとした匂いも残りません。それでもお酢はちょっと、という方にはエタノールがおススメです。殺菌効果も強く、畳汚れにも効果抜群です。

部屋中どこでも重曹でお掃除される方がいらっしゃいますが、重曹はアルカリ性なので、畳が黄色く変色してしまうので、畳にはNGです。ただ、重曹は水分を吸ってくれるので匂いが取れにくい布ものには効果を発揮しますよ。

■そこで重曹が利くのは…

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カーペットやラグのお掃除には重曹がおススメ。食用の重曹でかまいませんので、気になる箇所にパパッと撒きます。1時間ほど(長くおけばより効果が出ます)時間をおいたら掃除機をかけて、撒いた重曹を吸い込めばOK。お部屋の匂いやホコリもスッキリ取れて一石二鳥ですね。掃除機をかける際は逆目といってカーペットの毛の流れと逆の方向にかけると吸い出し易くなりますヨ!変色が気になる方は目立たないところで一度、変色しないかどうかチェックしてからがおススメです。

■今話題のセスキって?

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だいたいの汚れは酸性のものが多いので、アルカリ性のもので中和すると汚れが浮き出して落ちると言う感じですよね。なので、アルカリ性の重曹がエコ掃除には欠かせないものとなっています。また重曹は油を分解する性質もあるので、キッチン周りのお掃除には大活躍です。そのかわり重曹は水に溶けにくく、また粒子が堅いので、鍋などのお掃除には向きますが、床や壁、ガラスなど傷つきやすい箇所には向いていません。

今話題となっているセスキというものは正式にはセスキ炭酸ソーダというもので、重曹と同じく弱いアルカリ性の物質です。重曹と違うのはとても水に溶けやすく、お洗濯などにも使えます。特に油汚れには重曹以上に効果を発揮するということで、注目されています。入浴剤などにも使われているので、肌荒れの心配も無く身体にも安心な洗剤です。重曹では磨けなかったものが綺麗にできるのもセスキの魅力。

主に台所のベタベタ汚れや、スイッチやドアノブ周りなどについた手あかなどの皮脂汚れに効果を発揮します。粉状のものもあれば、水溶液としてスプレー状のものもスーパーなどで手に入りますので、この機会に是非試してみてください。

今回はお掃除に関するあれこれをまとめてみました。床の種類によって使い分けしてすっきりした年越しを迎えられるといいですね!

 

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