前回までのあらすじ
【前回】 「闇市」
【前々回】「讃岐うどん」
今回は、「アメ横」です。
アメ横は、
『東京都台東区のJR東日本・御徒町駅 – 上野駅間の山手線の高架橋西側と高架下の約500メートルを中心に約400店を有する商店街』(wikiより)
です。
ご存知の方も多いですよね。
よく年末の様子がテレビで流れたりします。
普段でも1日10万人くらい訪れるそうですが、年末にはなんと1日50万人くらいのお客さんでにぎわうそうです。
第二次世界大戦後の闇市の一つとしてスタートしました。
また、NHK朝ドラ「あまちゃん」の舞台の一つにもなりました。
その歴史とともに、いろんなエピソードがあるんですね。
エピソードといえば、おもしろいものがもう一つ。
「アメ横」と「アメヤ横丁」という二つの名前の由来です。
終戦直後の砂糖の手に入りにくかった時代、「芋あめ」を売る店が並んだためという説。
→「飴屋横丁(アメヤ横丁)」
アメリカ進駐軍の放出物資を売る店も多かったからという説。
→「アメリカ横丁(アメ横)」
そして、上記の二つとも正解という説。
どうして二つとも正解かというと、以下のような理由です。
二つの由来には、時間差があって、
初めは上野駅を中心に「飴」を売るお店が並びはじめ、その後「アメリカ軍の物資」を売る店がその先の御徒町へ伸びていくように並びはじめた、だから両方とも正解だという説です。
その証拠に、上野駅から「アメ横」に入ると・・・
逆に、御徒町駅から「アメ横」に入ると・・・
このように、看板の名称が違っているのです!
私も何度か「アメ横」に行ったことがありますが、看板の違いには気が付きませんでした。
今度行くチャンスがあったら、しっかり確かめてみようと思います。
みなさんはどう思いますか?
次回は、「チョコレート」へ飛んでみたいと思います。