いよいよ開幕リオオリンピック!

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ロンドンからはや4年、あっという間に感じますがついにリオオリンピックが開幕しますね!現地では会場がまだできていないとか、治安が悪いとか、小頭症を引きおこすジカ熱を媒介する蚊が発生中だったりとネガティブな話題に事欠きませんが、ここは世界の祭典、きっと始まってしまえばうまく行くのではないかと思っております。

多少席が作りかけだって、屋根がなくたって、選手村のトイレが流れなくたってそこはトップアスリートのみなさんですから、強靭なメンタルで乗り越えてくれると思います。

万全な状態でないとのことで、参加を辞退される方も多かったこの大会。私が注目するテニス競技でもトップ10の半分の選手がエントリーしておりません。オリンピック競技は世界ランキングの対象にならないというのも大きな理由かもしれません。

ただ、それ以上に国の威信をかけたオリンピアンになれるという名誉と世界の祭典に参加できる喜びを参加した選手には味わってもらいたいですね。

ジョコビッチ1

世界ナンバーワンのジョコビッチ選手も2016年シーズンはオリンピックを見据えた日程でここまで調整してきました。彼は今年の全仏も制し、いよいよ残る大きなタイトルはオリンピックの金メダルだけとなったからです。金メダルを取れば4大大会とあわせてゴールデンスラムという偉業を成し遂げます。今までキャリアゴールデンスラムを成し遂げたのはアンドレ・アガシ、ラファエル・ナダルの2人のみ。4年に1回しか廻ってこないこのチャンスを、選手生命のピークとあわせることがどれだけ難しいか分かりますね。

日本から男子は3選手(錦織、杉田、ダニエル)、女子も3選手(土居、日比野、穂積)の計6選手がエントリーしています。錦織選手には1920年にアントワープオリンピックで熊谷一弥氏が獲得した銀メダル以来、96年ぶりのメダルが期待されています。

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そんな錦織選手、初のオリンピックは北京オリンピック。当時の世界ランキングは124位と出場条件を見たしていなかったものの、期待の若手としてITF(国際テニス連盟)からの推薦枠で出場。結果が残念ながら1回戦敗退という結果でした。

次のロンドンでは当時世界17位と一気にランキングを伸ばし、錦織は3回戦で世界5位のフェレールに打ち勝ち5位入賞と飛躍を遂げています。

今回、世界6位で臨むリオでは上位のフェデラー選手やバブリンカ選手などが欠場のため第4シードになっています。ジョコビッチ選手など有力選手には準決勝まで顔を会わさずに進めるドローとなりメダルの期待が高まりますね!

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個人的には女子ダブルスの土居美咲選手、穂積菜緒選手に頑張ってもらいたいなと思っております。

期待のテニス競技は6日土曜日スタート!待ちきれませんね〜

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