テニスはオフシーズンへ突入!

 

テニスは2018年シーズンに幕がおり、2019シーズンに向けて2週間だけのオフに入っております。

トッププロはこの短い休みの間も、スポンサーのイベントに参加したり、エキシビジョンマッチに参加したりとシーズン以上に忙しい時期を過ごしていますね。

選手はこの短い期間に新しいラケットにスイッチしたり、ウエアやシューズなどの契約を変更したりする期間でもあります。

我らが日本代表の錦織選手も久々にラケットを新製品に変更します。今まで使っていたBARNから同じウイルソンのURTLAにチェンジします。錦織選手がチョイスしたのはULTRA TOUR 95 CV。

「さらなるバウンドの後のボールの伸び」そして「柔らかい打球感」を追求した結果、現行のBARNではなくクラッシュゾーンと呼ばれるフレーム6時部のグロメットが入ったモデルに変更。フレームなどそれ以外は現行のBARNと変わらないようですね。

クラッシュゾーンが入ったおかげで、スイートスポットが2%ほど大きく、しかも打球感が柔らかくなったそうです。2%というと95インチのラケットでも98インチ相当のスイートスポットになるようで、オフセンターしたショットなども今まで以上に返ってくれると思うので、厳しい返球時などに効果を発揮するのではないかと思います。

来年の錦織選手の活躍に期待ですね!

 

■選手のロゴ問題

錦織選手が契約しているユニクロは、今年からフェデラー選手とも契約を交わし、グローバルアンバサダーとして今後10年総額3億米ドル(約340億円)とも報じられています。

今年からユニクロに身を包み活躍している姿は、長年ナイキをまとっていたフェデラーに見慣れていたせいか個人的にまだ若干の違和感があります。この違和感の元となっているものの一つにRFロゴがあります。

フェデラー選手の頭文字RFを元に作られたパーソナルロゴですが今年からフェデラー選手このロゴをつけられていません。このロゴはナダル選手の雄牛モチーフのロゴと同じく、ナイキ社でデザインされたものなので、どうやら権利関係でユニクロのウエアにはつけられない模様です。

ウインブルドンでは「“RF”ロゴはこの瞬間、Nikeのものだけど、いつか僕のところに戻ってくるでしょう。僕は遅かれ早かれ、Nikeが僕にあれを返還してくれる手助けをしてくれると思っています。あれは僕にとって、そして僕のファンにとって本当に大切なものですからね。あれは僕のイニシャルです。あれは僕のものです。一生彼らのものでないことを願います。なるべく早く、僕のところに戻ってきてほしいですね」と発言しており、今後もロゴを使いたい気持ちはあるようですね。

同じようにジョコビッチ選手も今年ユニクロ契約が切れ、ラコステにウエアをスイッチしましたが、このロゴの権利はジョコビッチ選手が持っていたようでラコステの製品にも今まで同様にロゴが入っています。フェデラー選手もナイキと契約を終わる際にこの部分をもう少し詰めておけばよかったですね〜

ただ、シューズに関してはフェデラー選手は継続してナイキ製品を履いているので(ユニクロにシューズがないからなんですが)その辺りでうまいこと関係改善をしてまたウエアにRFマークが戻ってくることを望んでいます。

マレー選手もそろそろアンダーアーマーとの契約が切れる頃ですので、2019年AA77ロゴがどうなっているのかも小さな見所の一つです(笑)

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