今年初めてのグランドスラム全豪オープンがついにスタートしましたね。2020年テニスもシーズンインしましたが、始まりは真夏の南半球からのスタート。
残念なことに現在全豪が開かれている、オーストラリアでは大規模な山火事が発生しており、大気の状態が相当深刻な状態になっております。
予選では喘息のある選手などが棄権したり、大会の延期や中止を訴えるなど、シーズン序盤から荒れ模様。日本勢としては残念ながら男子の錦織圭選手は肘の怪我の回復が思わしくなく欠場、ただAO2020アジア・パシフィック ワイルドカード・プレーオフを勝ち抜いた伊藤竜馬選手がストレートインで本戦出場を果たしています。
そのほかにも男子日本勢はトップ100以内がたくさんおりますので、西岡選手、内山靖崇も本戦ストレートインとなっております。残念ながらダニエル太郎選手は予選敗退となってしまいましたが、他にも守屋宏紀が予選に残っておりますので、今年は男子勢も注目です。
女子は昨年の覇者大坂なおみ選手がタイトルディフェンダーとして帰ってきます。またストレートインで土居美咲選手が本戦出場、予選には日比野菜緒選手がまだ残っております。
注目は何と言っても大坂なおみ選手の連覇だと思いますが、ドロー公開時の世界ランキングは3位ということで、第3シードでトップハーフに入りました。トップハーフは世界ランキング1位のバーティ選手や、スビトリーナ選手、マルチナ・ヒンギスの母親がコーチだったベンチッチ選手などと同じ山に入りました。
やはりきになるのはどんなシード勢と当たるのかですが、ベスト4をかけてセリーナ・ウィリアムス選手と当たるところが第一の難関となるでしょうか、順当に行けば、その後バーティ選手、プリスコバ選手との決勝となりますが、テニスは水物。シード順どおりにことが運ばないのはいつものことです。
世界ランキング1位のバーティ選手は今年の開幕戦では1回戦負け、次にエントリーした試合も1回戦でフルセットまでもつれ込むなど少し調子が悪いようです。一方、セリーナ・ウィリアムス選手は開幕戦を優勝で飾り90年代、00年代、10年代、20年代と4つのディケイド(10年周期)で優勝した初めての選手となり、絶好調で今年のシーズン開幕を迎えています。
タイトルホルダーの大坂選手の連覇を阻むのは一体誰なのか。今からワクワクが止まりません!