ずっとハマっているもの24

今回ご紹介する愛すべきサウスパークキャラクターは、「メル・ギブソン(Mel Gibson)」です。

前回トム・クルーズをご紹介しましたが、メル・ギブソンもトム・クルーズ同様、超有名俳優です。

『マッド・マックス』、『リーサル・ウェポン』、『ブレイブハート』など数えきれないほどの映画に出演している有名人です。


また、監督としても活躍しており、『ブレイブハート』ではアカデミー監督賞を受賞。


その他『パッション』や『アポカリプト』など話題となった映画も監督しています。




でも、いやそんなセレブだからこそ、サウスパークの餌食になってしまうのです・・・。









【警告】
<<ここから先、メル・ギブソンのファンの方は読まない方がいいと思います。>>




メル・ギブソンにはサウスパークが取り上げたくなるような要因があります。


みなさんご存知かもしれませんが、実はメル・ギブソンは超伝統主義カトリック教徒としても知られ、なんと自宅近くの丘にチャペルを建設してしまったほどだそうです。



もちろん、信教の自由が保障されているのは当然です。


しかし、敬虔なキリスト教信者であるが故の偏った考えがしばしば見受けられます。




特に、『パッション』という映画でキリストの最後を描いた際には、ユダヤ人がキリストに対して行う拷問シーンをあまりに凄惨に描いたため(アメリカのある映画館ではこの映画を見ていた女性が心臓発作を起こして死亡する事故が起きたほど)、反ユダヤ主義者だとユダヤ系団体からかなりのバッシングを受けます(その代わり、イスラム諸国では好意的に受け止められたとか)。



その他にも、ユダヤ系の女優ウィノナ・ライダーに対して暴言(「オーブン・ドジャーズ(焼却炉を逃れた連中)」)を浴びせたり、飲酒運転で捕まった際に警官に「くそユダヤ人、世界中の戦争の原因はお前だ」などど叫んだりと、反ユダヤ的なエピソードがけっこうあります。





さあ、この『パッション』を巡る騒動は、当然のようにサウスパークで取り上げられました(第8シーズン第3話)。



タイトルはなんと”The Passion of the Jew”(ちなみに『パッション』の原題は”The Passion of the Christ”)。



内容は、主人公の1人カイル(ユダヤ人)がこの映画を見て、キリストに対してあんなひどいことをしたんだからユダヤ教徒はキリスト教徒に対して謝らなければならないと考えるところからはじまります。



もちろん、途中でメル・ギブソンも登場しますが・・・



まあ、サウスパークですので、セレブに対してはいつも通りの扱い方ですね(苦笑)。




ご興味のある方は、ぜひこちらをどうぞ。


5:30頃と12:00頃以降にメル・ギブソンが登場します。




さらに興味が湧いたという方は、ついでに『パッション』もいかがでしょうか。


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