今月の特集は「在宅避難の心得」です。
災害等で電気やガスが使えなくなった時でもお腹は減ります。
そこで、SNS 等でよく見かける、カップ麺を水で調理する方法を試してみました。
また、カップ麺を食べるのに40分とか1時間とか待つのは我慢できそうにないので、15 分で食べられるようになるのかを確認します。
なお、以下の方法はメーカーが推奨する調理法とは異なります。
試す場合は自己責任で。
今回試したのは麺の種類が異なるこの4種類です。
・カップヌードル(ラーメン)
具材は5分くらいで戻りますが、麺は下の方がちょっと柔らかくなっている程度で、全体はまだまだ固いです。
10 分経つと麺もだいぶ柔らかくなりますが、まだ食べるには早いです。
15 分後、麺の一部がまだ戻り切っていないですが、食べているうちにその部分も十分な柔らかさになりました。
味は普通(濃い・薄いとかはない)で、なんの違和感もなく食べられました。
麺がのびている感じもありません。
暑い時期にはこうして食べるようにしようと思うくらい普通です。
・小海老天そば(日本そば)
こちらも5分後には具材は十分戻っています。
15 分経っても麺はまだ固い部分が多く、全体が塊になっています。
プラス5~10 分(トータル 20 ~ 25 分)位必要な感じです。
味は普通(元々ちょっと濃い目)です。
食感はちょっとぼそぼそした感じで、麺をすするというわけにはいきません。
これがそば粉のせいなのかどうか判りませんが、水で戻すのには向かないようです。
・きつねうどん(うどん)
こちらも5分位で具材は戻ります。
15 分後、麺は一部塊の様に見えますが、プラス5分程度で十分柔らかくなります。
味は普通です。
柔らかくなった麺はなんとかすすれるくらいにはなります。
15 分では時間が足りませんでしたが、「麺」を食べている気にはなれます。
・やきそば(焼きそば)
15 分では全然足らず、倍の 30 分かかりました。
水を注ぐと麺が浮かんで上部が浸からないので、時々上から押さえる必要があります。
味はうすく感じました。
「麺」としては十分なのですが、時間がかかるのと味がうすいの2点から、満足度は低めです。
今回4種類のカップ麺を水で調理する方法を試しましたが、備蓄するならカップヌードル一択です。
また、ごはん系のカップ食品も試してみようかと画策しています。