今週はビッグニュースが入ってきましたね!1973年に現在の世界ランキングが導入されて以来、4大大会でシード入りした男子選手は錦織圭選手しかいませんでしたが、ついに2人目のシード入りの選手が現れました!
前週のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で西岡選手が第5シードのH・ルーネ(デンマーク)やM・マクドナルド(アメリカ)、A・ポピリン(オーストラリア)らを下し4強入り。準決勝は負傷によりリタイアしたものの、9日付けの世界ランキングで、自己最高の33位となり何と第31シードに入り、四大大会で日本人で2人目のシード選手となりました。
1回戦は世界ランキング77位のマイケル・イマー(スウェーデン)と対戦する予定。現在開催中のアデレード国際2(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)は欠場して16日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に備えて準備も万端。ぜひこのチャンスを生かしていい結果を出して欲しいですね!
基本的にグランドスラムはドロー数が128の大きな大会で、1回戦から数えると優勝まで128、64、32、16、8、4、2と7回の勝利が必要です。1回戦は上位32人は1回戦免除のシードとなり、自動的に2回戦からの登場となりますがその32人枠に錦織選手以来に西岡選手が入りました。ちなみに下世話な話になりますが、グランドスラムは賞金が別格です。2回戦に進出するだけで約1000万円が手に入りますので、西岡選手はシードなので約1000万円の権利は手にしています。すごいですよね〜
ATPランキングの方も2回戦に進出するだけで45ポイントが入るので、先週のATP250の試合のベスト8進出くらいの価値があるのです。これまたグランドスラムに出るだけで価値がある証明ですよね。
年始のグランドスラムなので、ほとんどの選手が参加するので全豪では例年ランキング通りのシードになりますが、現在世界1位のアルカラス選手は怪我で出場できない模様なので今月末には世界ランキングの変動もありそうです。他の日本人選手も100位以上となるとストレートインできないので、予選からのスタートとなりますが多くの日本人選手が出られる大会となるといいですね!