見ました!
『イカゲーム』
おもしろかったです。
パクリがどうのこうのと、いろいろとありましたが(まあ確かにあやしいところもありましたが)、普通におもしろかったです。
個人的に思ったのは、世界で受け入れられるためには、世界基準に合わせる必要がある、ということです。
『イカゲーム』では、どんどん人が死にます。
簡単に人が死にます。
銃もたくさん出てきます。
日本の映画では、あんまり簡単に人が死ぬと、現実感がなくなってさめてしまうしまうことがありますが、それはあくまで日本の社会がそうだからであって、世界ではもっと簡単に人が死ぬことがあるってことではないでしょうか?
同じように、銃を撃つ、銃で撃たれる、などということが、日本では非現実的ですが、世界ではもっと身近なことなのかもしれません。
そういう事情から、日本映画では心理描写に時間をかけておもしろさをアピールしようとする場合が多いと思うのですが(それはそれで個人的には好きなんですが)、海外ではすぐに決着がついてしまう感じがします。
そんなスピード感が『イカゲーム』にはありました。
では、日本の映画も海外の傾向に合わせるべきかというと、個人的にはそうは思っていません。
日本映画には日本映画の良さがあるし、海外の基準で戦うことで日本らしさがなくなるよりも、日本のオリジナリティを評価してくれる人にだけ観てもらえばいいのではないでしょうか。
ということで、Netflix映画の感想でした。