今回ご紹介する愛すべきサウスパークキャラクターは、「プロフェッサー・カオス(Professor Chaos)」です。
プロフェッサー・カオスは、登場人物の1人であるバターズ・ストッチ(Butters Stotch)が、ある事件をきっかけに生み出した悪役キャラクターです(第6シーズン第6話)。
普段のバターズはこんな感じ。
いじられキャラです。
実は、彼はサウスパークのキャラクターの中ではかなりまともな性格で、やさしくて思いやりがあり、すぐに暴走する他のキャラクターの行動を注意したりする常識人です。
そんなこともあり、ファンの間では人気が高いキャラなのです(私の友人もバターズが一番好きです。私はケニー推し。)
もちろん、だからこそ、そんな素直でかわいらしいバターズだからこそ、サウスパークという物語の中ではかなり損な役割を演じることが多く、ちょっとかわいそうです。
そんなバターズ扮するプロフェッサー・カオスが大活躍するエピソードが、”Good Times With Weapons”(第8シーズン第1話)。
このエピソード自体、全サウスパーク回の中でベスト3に入ってくる優秀作なのですが、その中で重要な役割を担っているのがプロフェッサー・カオスなのです。
あらすじは、ノミの市で子供たちがヌンチャクや手裏剣などの武器を手に入れて忍者ごっこをする、というものです。
テーマは、「子供たちが想像力を働かせてごっこ遊びを楽しんでいるのに、ちょっと危険そうだからという理由だけで、大人たちがそれをどんどん禁止してしまうのはいかがなものか。」という割とまともなものです。
ですが・・・。
そう、確かにそれなりに深いテーマを扱ってはいるのですが・・・。
サウスパークの描き方は、もちろんまともなものである訳がありません。
絶対にそんな訳ないのです。
ヒドイです。
悲惨です。
グロいです。
ばかばかしいです。
そして、最高に面白いです。
ぜひ実際に見て衝撃を受けて楽しんで欲しいので、あまり詳しくは内容に触れません。
キーワードをいくつかご紹介するにとどめておきます。
「手裏剣」「犬」「透明」
このブログを書くために、久しぶりにこのエピソードを見ましたが、やっぱり最高でした。