ずっとハマっているもの19

2020年12月19日

今回ご紹介する愛すべきサウスパークキャラクターは、「パンツの精(underpants gnomes)」です。

彼らは、パンツの妖精(ノーム)で、街中の下着を集めています(正確には、こっそり忍び込んで盗んでいます)。

なぜそんなことをするのかというと、彼らは会社を経営していて、最終的に利益を生み出すための最初のステップとして下着を集めまくっているのです。

さあ、ここまでの説明で、「なるほど、そうだったのか。納得した。」とか「さぞかし大金を稼いでいるんだろうな。」とか、または「なんだ、そんなおいしい儲け話があったとは!さっそく私も始めなきゃ!」などと思った方はぜひこの回のエピソード(第2シーズン第17話)を繰り返しご覧になって研究していただければと思います。

もしかしたら、みなさんの中にものすごく疑い深い方がいらっしゃって、「そんなおいしい話にはどうせ裏があるんでしょ?」とか「今から下着を集め始めてももう遅いのでは?現時点で自分が所有している下着からでも始められますか?」とか、「代理店は募集している?FC加盟は可能?」などとどうしても勇気が出ずあと一歩踏み出すのを躊躇しているという方には、下着集めが最終的に利益に変わるまでの戦略・プロセスを特別にご紹介しておきます。

PHASE1: Collect underpants

PHASE2: ?

PHASE3: Profit

第1段階: 下着を集める

第2段階: ?

第3段階: 利益

・・・

いかがですか?

もちろん、いくら下着を集めても、それをどうやって利益に変えるかさっぱり理解できませんよね。

作中でも、主人公たちがパンツの精たちに「肝心の『第2段階』はどうなってる?」と尋ねるのですが、彼らは「何だっけ?誰か覚えてる?誰も?・・・まあとにかく最後に利益が出るから、今はみんなでできるだけたくさんの下着を集めているんだよ。」と答えるのみです。

実は、この戦略(Underpants Gnomes Plot)は「企業戦略や政策方針の愚かな例」として、のちに実社会で様々な場面で引用されるほど有名になっています。

例えば、2016年には、スペースX社・テスラ社のCEOであるイーロン・マスク氏が火星への有人飛行のプレゼンテーションの中で「我々は、まず下着を盗む必要がある」とジョークを飛ばしました。

2017年には、ウォールストリートジャーナル紙がトランプ大統領の政策を批判する際、「減税や福祉政策への予算カットなどをやれば経済成長を達成できると言っているが、それらの政策の実施と経済成長という結果の間の因果関係を示すデータが全く示されていない。まるで、『とにかく下着を集めろ!そして利益をだせ!』と叫んでいるようなものだ」と書いています。

30年近く続いているアニメであるサウスパーク。

ミッキー・マウスやマイケル・ジャクソンが登場したり(かなり際どい表現で笑)、トム・クルーズとサイエントロジーの関係をパロって本当に訴えられたり、ムハンマドを描いてイスラム教世界から殺害予告が来たりと、お騒がせな部分が強調されがちなアニメですが、エミー賞(映画界におけるアカデミー賞に相当)を5回も受賞したり、作中の表現が現実世界で使用されたり、学術的な研究の対象になったりと、決してふざけた部分だけではなく、深く考えさせられる部分も多いです。

ちなみに、今回のエピソードでも、テーマは「グローバル企業とローカル企業の対立(スターバックスと地元の喫茶店)」について描いており、実は深いのです。

「パンツの精」はというと・・・

地元の喫茶店の息子トゥイークのパンツをこっそり盗みにきたところを、彼に見つかってしまいます。

でも、トゥイークが「パンツを妖精に盗まれた!!」といくら訴えても、周りの友達は誰も信じてくれません。

喫茶店を経営している父親も、「まあ、いいからコーヒーを飲んで落ち着きなさい。」と言うだけで取り合ってくれません。

というのも、トゥイークは、何かあるたびに父親から「まあコーヒーを飲んで落ち着きなさい。」とコーヒーばかり飲まされるので、カフェイン中毒になっており、いつも幻覚が見えたり、変なことを口走ったりしているからです。

口癖は、「コーヒーが飲みたい! ( I need coffee! )」、「こんなプレッシャー耐えられない!( Too much pressure! )」です。

そんな中、サウスパークに大型コーヒーチェーン「Harbucks」が進出してくることになり、地元の喫茶店のオーナー、つまりトゥイークの父親がそれをなんとか阻止しようと画策するところから物語が始まります。

続きはぜひ動画でご覧ください(第2シーズン第17話)。

深くて、くだらなくて、最高です笑。

2021年テニス界の勢力図は?

2020年12月11日

今年も色々ありましたが、2020年シーズンはジョコビッチが1年間ほぼ無敗で、ナンバーワンの座を勝ち取りまして、幕を閉じました。

MELBOURNE, VIC – JANUARY 22: Novak Djokovic of Serbia in action during the second round of the 2020 Australian Open on January 22 2020, at Melbourne Park in Melbourne, Australia. (Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)

年間最終試合のATPファイナルはここ数年は意外と相性が悪く、5年ほど優勝から遠ざかっています。その前の2012〜2015までは4連覇していたわけですから、もしかすると、最終試合自体はお祭りといった感覚で、ツアーの試合のような切迫したモチベーションがないのかもしれません。

その証拠に2015を最後にビッグ3の優勝はなく(ナダルはいままで優勝もなし)ここ数年はディミトロフ、ズベレフ、チチパス、メドベージェフとネクストジェネレーションがファイナルでは結果を出しています。

不思議なことに前の年優勝した選手が次の年は結果がイマイチなんてこともあり、やっぱり最終戦はお祭り的な感じなのかなと思ってしまったりするわけです。

さて2020年は大阪選手の全米優勝もあったり、日本テニス界にとってもいいことがあった年だとは思うのですが、錦織選手がやっぱり戻ってこないと盛り上がらないのかなと思います。

https://twitter.com/keinishikori/status/1336669261201362945?s=20

錦織選手自身も会見で今シーズンについて問われた際には「今年はみんなにとって大変でした。大会数も少ないなか僕も1年試合に出ていなかったので、感覚を取り戻すの苦労したし、取り戻したかな、というときに大会も終わってしまった。それでも、来年が待ち遠しいというのがあって、早く試合がしたいです。調子も少しずつ上がってきていた。来年も良いテニスができるよう頑張りたい」と語っていましたが、ツアーの日程もコロナということもあって、試合と試合の間隔が狭く、怪我明け、コロナ明けの錦織選手にはマイナスに働いてしまいました。

錦織選手もキャリア終盤に差し掛かっていることは認めていますが、来季は怪我を乗り越えて、元気な姿を見せて欲しいと個人的に思っています。

また、大阪選手の連覇もとても期待しています。BLM運動など発信力も兼ね備えた選手で様々なメディアをにぎわせましたが、テニスの方でもレジェンドとなって、今年は土や芝でも活躍することを楽しみにしています。

最後に2021年の期待として、フェデラー選手にもう一花咲かせていただきたい!しかも、コロナも収束して、ぜひ日本で、有明でその勇姿を見せてもらいたい!という祈りも込めて、2020年のテニスの記事を締めくくりたいと思います。

今年も一年ありがとうございました!

Illuminations in my room

2020年12月4日

今月の特集は「イルミネーション2020」です。
そう言えば、この部屋にもイルミネーションがありました。

Logicool の G PRO です。
こんなパターンもできます。

それから、これも。

こちらは Logicool の G703 です。

まあ、普段は明るい室内で使ってますし、ゲーム中は固定色にしてますけどね。(キラキラしていると気が散ってしまうので)

今、はやりの…

2020年11月27日

鬼滅の刃

すごい人気ですねぇ。
この映画が始まるまで存在を知らなかった私。
毎日のように観客動員数が増え、毎日のように曲が流れ…。
気にならないほうがおかしい。
映画館の上映の情報を見てみると…。
30分に1回上映!
すごい…。

見に行ってみようかな…。

次男に、
「一緒に行かない?」と話してみると、
「いいよ!」

しかしその後に、
「結構すごい描写があるけど、お母さん大丈夫?」

んっ?どういうこと?
小学生の子供たちも見に行っているみたいなんですけど…。
私、大人なんですけど…。
何を心配されているんでしょうか…。

「お母さん!見に行くのはいいけど、マンガもアニメも見ないで行くと、絶対に映画館で『この人だれ?』とか『あれ何?』って聞くよね。」

えっ?そうかなぁ…。
何も見たことがない人でも、面白かった!感動した!って言っていたけど。
そんなにいちいち聞くほど複雑なわけ?
妹が鬼になっちゃって、兄が妹を人間に戻すために戦う!という知識だけじゃだめ?

単行本で見るか、アニメを見るか…。
結局、ネットフリックスでアニメを見ることにいたしました。

日曜日。アイロンがけしながら16話まで観賞。
月曜日。帰ってから25話の途中まで。
翌日仕事があるというのに、AM2:00まで見ちゃいました。
そして火曜日。全話制覇。

おもしろい…。
あっという間に見ちゃった。

そして映画館。


アニメ26話の最後のシーンから始まった…。

泣いた!泣いた!
もう1回見たい!
なぜか…。
映画の終盤。
ぐっとくる内容に泣けて泣けて…。
大泣きしそうなところをこらえるのに必死で…。
感動したんだけど、内容に全集中できなくて…。
何に感動したのか覚えていない。
だからもう1回。
何に感動したのか確かめたい。

そしてエンディング。
「炎(ほむら)」というテーマソングの意味がわかった。
エンドロールの背景画像と曲に再度泣かされ…。
映画を見終わると「煉獄さん」のファンになる人が多いのもわかる…。


映画の内容は単行本の7~8巻の途中らしい。
単行本は全23巻。
まだまだ楽しめそう。
ただ…。
実写版ができたとしたら…。
見たくないなぁ。