本来ならばそろそろウインブルドンの話題などを投稿していた時期なのですが、コロナウイルスの影響で7月いっぱいまでATPツアーは中止となっておりまして、テニスチャンネルなどをみても再放送や別の番組に変わっていたり、、、寂しい限りです。
そんな中、フェデラーが今年のツアーには参加しないと発表しました。こちらはコロナの影響とかではなく、前々からコーチが『フェデラーの膝の状態が思ったより戻ってこない』と話していた通り、怪我の影響があるようです。さらに、練習中の捻挫によって再手術という流れになっているそうですが、今の中止の時期に無理せずフィットネスを元に戻しておこうという計算があったのかもしれませんね。
同じように体のメンテナンスをする選手が他にも。現在11位につけているイタリアのファビオ・フォニーニ選手も両足首の手術に踏み切りました。このロックダウン中に色々考えたそうで、『ツアーが中断している今、手術を受けることが正しいことだ』と決断したそうです。
とはいえ、彼も今年33歳。以前のテニス界であれば引退がちらつく年齢ではありますが、フェデラーのような自分より年上の選手が頑張っているのを見ると、彼もまだいけると思うのでしょう。昨年は「ATP1000 モンテカルロ」でズベレフやナダルをクレーのサーフェスで破り初優勝を遂げ、キャリアハイを記録しました。怪我明けどれだけこの位置をキープできるか、私も注目しています。
もう一人、怪我明けといえば我らが錦織選手。肘の状態が思わしくなく昨年末のハワイのエキシビジョンをスキップしてからコロナの影響もありツアーにはまだ戻ってきておりません。インスタグラムやツイッターなどには昨年末に招聘したミルニーコーチと打ち合う姿を公開するなど、ラケットは振れている様子です。
今年十分休養をとったのは東京五輪にフォーカスしてのことだったと思いますが、そのオリンピックも延期となってしまったので、もしかするとフェデラー同様、無理せずフィットネスを戻す時期と定めているのかもしれません。
どちらにしても、このコロナ禍の時期を逆手にとって以前より良い健康状態でどの選手も復帰ご活躍を見せて欲しいですね!今から彼らの活躍が楽しみです。