今回もサウスパークで。
今回も素敵な歌をご紹介したいと思います。
このエピソード(第3シーズン・第15話)は、クリスマスがテーマで、上記イラストの「ミスター・ハンキー」が案内役をつとめるミュージカル仕立てのエピソードです。
ちなみに、「ミスター・ハンキー」というのは、見た目通り、アレです。
ミュージカル仕立てなので、いつものメンバーを含む様々なキャラクターが歌を歌っていくのですが(サンタクロースとキリストが肩を組んで一緒に歌ったり)、その中に私の大好きなキャラクターの1人である「ギャリソン先生」も含まれています。
この人は、サウスパークの登場人物の中でも相当ヤバイ人です。
ネタバレになっちゃいますが、終盤なぜか超偉い人になります・・・(これに関しては、製作者自身も予想していなかったことだと語っています。何のことかよく分からないかもしれませんが、ここ最近の国際政治に絡めてご覧いただくと納得できるかもしれません)。
その「ギャリソン先生」が歌うクリスマスソングこそ、今回ご紹介させていただきたい曲です(12:00前後)。
内容は、「私(ギャリソン先生)がなぜ12月25日に世界を旅してまわるのか」というものです。
具体的には、彼は中東・インド・日本を訪れます。
これらの地域に共通していること、それは・・・
勘のいい方ならもう分かったかもしれません。
これらは全て「異教徒」の国なのです。
イスラム教、ヒンズー教、神道。
神(キリスト教の神)の祝福を受けられないかわいそうなそれらの国に訪れて、一緒に祝ってあげるよ!と歌っているのです。
もちろん製作者はジョークとしてやっているのでご安心ください(「ギャリソン先生」は本気でそう言っているみたいなのですが(笑))。
製作者がかなりの日本通なので、サウスパークではたびたび日本が話題になります。
日本人としてはうれしい限りです(たいていの場合はひどい扱いなのですが)。
興味がある方はぜひチェックしてみてください。