再び再び再び、サウスパークのお気に入りエピソードの話をさせていただきます。
今回は、”Good Times with Weapons”(第8シーズン・第1話)です。
この回では、メインキャラである子供たちが、骨董市で売られていた武器(手裏剣やトンファー)などをゲットして忍者ごっこをするところから始まります。
それらの武器を手にした瞬間から、アニメのデザインが彼らの脳内イメージ(上記の画像)に変わります。
ちなみに、本来のキャラデザインはこんな感じ。
忍者(とか、サムライとか)になりきって遊んでいる場面では、戦い方・技の名前・心理描写などにいろんな日本のアニメのテイストが散りばめられていて笑えます。
その後、ある事件をきっかけに現実に引き戻されるのですが、その辺りも最高におもしろいです。
ただ、このエピソードを見たからには絶対に見逃してはならない所があります。
「挿入曲」です。
1分ちょっとの曲ですが、歌詞のほとんどが日本語なのです。
しかも、その日本語が、もう、何て言ったよいか、ヤバイです。
下ネタのオンパレード。
また、この歌の歌詞において、日本のアニメで使用される歌の歌詞に対して、以下のような感想が述べられています。
「この英語おかしい。でも大丈夫、いつも間違ってるし。」
曲名(Let’s fighting love!)もあえて文法的に間違っている英語を使っています。
この辺は、日本人にとってもあるあるですね。
面白いのは、このメチャクチャな日本語の歌が字幕もなしにそのままアメリカで放映されていた点です。
アメリカの視聴者は、意味も分からず日本語の歌を聞かされていたことになります。
ただ、おそらくそこも狙いの一つで、あえて意味が分からない方が日本のアニメの雰囲気をより感じさせることができる、と考えたのかもしれません。
ありがたいことに、日本語が分かる私たちだけは、歌詞の内容も味わえるわけです(意味はメチャクチャですが・・・)。
この歌は、12分あたりからスタートしますので、ぜひチェックしてみてください。
いや~、サウスパークって本当におもしろいですね。