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特集記事【2015年6/20日号】

今年の3月14日、東海道線と宇都宮線・常磐線・高崎線が直結する「上野東京ライン」が開通しました。

これまで、宇都宮線や高崎線、常磐線から東京・品川方面に向かう場合、上野駅で一旦降りて、山手線もしくは京浜東北線に乗り換える必要がありました。この乗り換えの必要がなくなったことで、よりスムーズなアクセスが可能になり、所要時間も短縮しています。

栃木・宇都宮へ向かう宇都宮線に、群馬・高崎へ向かう高崎線、茨城・水戸へ向かう常磐線。その沿線には、あまり知られてはいないけれど、魅力あふれる観光スポットがたくさんあります。

ぜひ上野東京ラインを利用して、北関東へのプチ旅行を楽しんでみませんか?
茨城県へのアクセス向上にもつながった、上野東京ラインの開通。茨城方面に向かう常磐線沿線には、笠間焼で有名な笠間や、日本三名園のひとつ、偕楽園がある水戸など、観光スポットが点在しています。

なかでもおすすめしたいのは、「アクアワールド・大洗」。常磐線を乗り継いで、ひたちなか海浜鉄道もしくは大洗鹿島線とバスを利用してアクセスする、茨城県沿岸の水族館です。全国各地に点在している水族館の中でも、同館の規模は日本トップクラス。博物館や科学館のような要素も取り入れた海の総合ミュージアムとして2002年にオープンしました。

同館の見どころは、シンボルマークにもなっているサメ。同館で飼育されているサメの種類は、なんと45種にも及びます。これだけたくさんの種類のサメを見ることができる水族館はなかなかありません!東アフリカ沿岸の珍しいサメ「ショートテールナースシャーク」や、2013年に発見されたばかりの「ハルマヘラエパウレットシャーク」など、見たことがないサメばかりです。

次に紹介する同館のアイドルは、水中をのんびりと行き来するマンボウ。同館のマンボウ水槽は日本最大で、5尾のマンボウが泳いでいます。マンボウは飼育が難しいこともあり、複数飼育している水族館自体、珍しいことです。ユーモラスな体つきでゆったりと泳ぐ姿は、なんとも愛らしいですよ。ちなみに、全長3mにも及ぶ世界最大級のマンボウのはく製も必見です。海で泳いでいてこんなマンボウが現れたら、気絶必至ですよ!!

他にも、水族館の花形といえるイルカ・アシカのショープログラムや、巨大水槽にダイバーが入り、水中カメラを使って魚たちをリポートするプログラム、ヒトの角質を食べる淡水魚「ガラ・ルファ」の水槽に手を入れる"エステ体験"なども人気。「見て・さわれて・楽しめる」キッズコーナーも日本では最大規模を誇ります。

また、人気のプログラム「水族館探検ツアー」では、約50分でアクアワールド・大洗の裏側を探検。サメ水槽やマンボウ水槽、大水槽を裏側から覗いていきます。

首都圏にも水族館はありますが、ここまで足を運ぶ価値、大アリのアクアワールド・大洗。ぜひ家族揃ってお出掛けください。
■アクアワールド・大洗
 ホームページ:http://www.aquaworld-oarai.com/
大仏様といえば、鎌倉の長谷寺や奈良の東大寺をイメージする人が多いはず。しかし、北関東にも一度は見ておきたい大仏があります。それが牛久大仏です。

JR常磐線の牛久駅からバスで揺られること20〜30分。バスの車窓からチラッと大仏様が見えただけで、そのスケール感にちょっとした戦慄を覚えるはず!画像でもじゅうぶん、その大きさが伝わるとは思いますが、実物の迫力は、さらにその上。周囲の道路やクルマ、人などの比較対象物がある分、その巨大ぶりが引き立ちます。

牛久大仏は、1995年に「世界一高い青銅製立像」としてギネスブックに登録済み。全長は120mで、総重量は4000トン、人差し指の長さが7mもあります。左の掌は18m。ということはつまり、奈良・東大寺の大仏様が掌に乗ってしまう大きさ!すさまじい迫力です。

訪れた際には、ぜひ大仏様の胎内めぐりも体験してみてください。胎内では、時間帯によっては法話を聞いたり、約15分ほどで写経体験ができるほか、建立完成までの様子を写した写真パネルや大仏様の親指の模型が展示しているコーナーもあります。展望台はちょうど大仏様の胸の部分にあたり、高さは地上85m。天候によっては東京スカイツリーや富士山の姿も見ることができます。

さて、ひとしきり大仏様を体感した後は、この地きっての名所で腹ごしらえ。実業家・神谷傳兵衛が、明治36年に開設した日本初の本格的ワイン醸造場「シャトーカミヤ」がおすすめです。敷地は約6万平方メートル。現在は、ワイン貯蔵庫を改装した建物の中でヌーヴェル・フレンチが楽しめるレストランや、創作料理を楽しめるテラスタイプのレストラン、バーベキューガーデンなどがあり、園内で生まれる地ビールなどを楽しむことができます。

また、貴重な歴史資料を展示したミュージアムやショップも。国指定の重要文化財となっている建物もあり、園内を散策するだけでも優雅な気持ちに浸れますよ。
■牛久大仏
 ホームページ:http://daibutu.net/
■シャトーカミヤ
 ホームページ:http://www.ch-kamiya.jp/
最先端の科学研究が行われている、筑波研究学園都市。単に研究機関があるだけでなく、将来を担う子供たちの興味をそそるような施設もあるのをご存知ですか?

そのひとつが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター。人工衛星やロケット・輸送システムの開発や宇宙飛行士の養成など、日本の宇宙開発の中枢センターとして様々な取り組みを行っています。

そうした取り組みを広く一般の方々に知ってもらうため、同センターでは展示や見学ツアーを実施中です。正門近くの広場では、全長約50mもの純国産ロケット「H-IIロケット」の実機がお出迎え。誰でも自由に見学できる展示館「スペースドーム」では、人工衛星の試験モデル(実物とほぼ同じ)や、燃焼試験で使われた本物のロケットエンジンなどが展示されています。また、宇宙飛行士が実験などを行う日本実験棟「きぼう」の実物大船内実験室には、実際に入ることも可能です。

ガイド付きの見学ツアーは事前予約制。その説明は小学校高学年以上の方向けです。見学コースは3つあり、いずれもビデオ観賞とスペースドーム見学の後に、実際の宇宙開発の現場を見ることができるんです!

「宇宙飛行士コース」では、基礎訓練、健康管理のための施設を見学。「宇宙ステーションコース」は、「きぼう」に搭載されている機器や実験装置の監視など、様々な作業を行っている管制室の見学が可能です。「ロケットコース」は、種子島にあるロケット発射場から半径3km地点での発射時の音響を体験することができます。

同センターへのアクセスは、JR常磐線の荒川沖駅からバスを利用する方法と、つくばエクスプレス線のつくば駅で下車してバスを利用する2通り。無限の宇宙に想いを馳せて、ぜひお子さんと一緒に見学してみてはいかがですか。
■JAXA 筑波宇宙センター
JR高崎線の行田(ぎょうだ)駅がある行田市には、人口8万人の小さな市でありながら、歴史を感じさせる名所がふんだんにあります。

国宝「金錯名鉄剣」が出土した稲荷山古墳をはじめ、日本最大の円墳である丸墓山古墳など、9基の大型古墳が群集する「埼玉(さきたま)古墳群」があることで有名です。行田市には埼玉(さきたま)という地名があるのですが、これが埼玉(さいたま)県の名前の発祥なのだとか。それほどの由緒がある土地柄なんですね。

そんな行田市には、室町時代に築かれ、戦国時代にもその名をはせた「忍城(おしじょう)」も。関東七名城に数えられ、小説や映画にもなった『のぼうの城』のモデルになったお城です。

古墳にお城、そして行田が誇る3つめの"歴史を感じさせるもの"は、蓮の花。初夏から夏にかけて、たくさんの蓮の花が咲き誇る公園「古代蓮の里」があります。

地名をとって行田蓮といわれる古代蓮は、市指定の天然記念物。昭和46年、公園に程近い場所で工事をしているさなか、偶然出土した種子が自然に発芽。2年後には池の水面に多くの丸い葉がつき、美しい花が開花しました。識者の鑑定によると、およそ2500年から3000年前の頃のものだとか。悠久の時を超えて、現代に蘇った蓮の花なんです!

古代蓮の開花は、例年6月下旬から8月上旬にかけて。園内の古代蓮池には、約10万株の古代蓮があります。それだけではありません。同じく園内の「世界の蓮園」には、41種類、約2万株の蓮の花が。真っ白い日本最小の品種「漢蓮(かんれん)」や、大ぶりなロシアの蓮「カスピカム」、ご当地の名所・忍城を守るために奮戦したと伝えられる戦国時代の姫君の名前をとった「甲斐姫(かいひめ)」、レモンイエローが鮮やかな「アメリカ黄蓮」など、実に多種多彩!いずれも個性的で美しく「蓮の花に、こんなにたくさんの種類があるなんて!」と驚かれること、請け合いです。

これからちょうど開花のシーズンですので、公式ホームページの開花状況をチェックしつつ、ぜひ散策に出かけてみてください。
■古代蓮の里
東京から上野、大宮、宇都宮、さらには高原リゾートとして知られる那須塩原まで延びている宇都宮線。今回スポットを当てるのは、宇都宮です。

宇都宮といえば、言わずと知れた餃子の街。市内にはおおそ200もの餃子を出す店があるといわれています。全国区の知名度を誇る「宇都宮みんみん」に、お味噌屋さんがプロデュースして、味噌だれつきの餃子が美味しい「青源」など、右をみても左をみても名店揃いです。さらに宇都宮は、バーデンダーのコンペティションで全国優勝者を多数輩出していることから「カクテルの街」としての顔も持ち合わせています。

餃子を食べて、美味しいカクテルでほろ酔い。それも悪くありませんが、せっかく宇都宮まで行くのなら、この地ならではの観光地にも立ち寄ってみたいところ。そこでおすすめしたいのが、大谷資料館です。

宇都宮市の大谷町は、「大谷石」と呼ばれる石材の産地。丈夫で耐火性に優れているのと同時に、軽くて加工しやすいことから、昔から盛んに採掘がおこなわれていました。大谷資料館は、その採掘場跡地に作られていて、地下にある坑内を見学することができます。

石を切り出した絶壁に囲まれている同館のエントランスをくぐり、地下に歩みを進めていくと、突如現れる巨大な地下空間!その広さは2万平方m、深さは30mにも及びます。その岩肌には、手掘りしていたころのツルハシの跡が残り、その歴史を感じさせてくれます。また、この地下空間を利用してコンサートや美術展などが開催されることも。教会として利用されることもあったりと、イベント空間としても機能しています。

なお、館内の温度は10℃前後ですので、暑い夏もヒンヤリ楽しめるところも魅力。宇都宮駅からバスで約30分ほどかかりますが、他では味わえない神秘的な空間は、一見の価値、大ありです!
■大谷資料館
 ホームページ:http://www.oya909.co.jp/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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