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今月の特集記事【2015年9/20日号】

秋の訪れを告げる日本古来の行事といえば「お月見」。まばゆい光を放つお月様に、月見団子とススキのお供えをする、皆さんご存知の習わしです。収穫の感謝だけでなく、風流に月を眺める習慣から始まったといわれています。

今年の中秋の名月は、9月27日(日)。せっかく今年は日曜日なので、ご自宅ではなくどこかにお出かけして月見を楽しんでもらいたい―――そこで今月は、東京近郊のさまざまなお月見イベントを集めてみました。

ちなみに翌28日(月)は、月と地球が近づくことにより、いつもより月が大きく見える「スーパームーン」現象となります!ぜひ日曜に続いて、まんまるで大きなお月様を眺め、中秋の名月をゆっくりと、風流に楽しんでみてくださいね。
四季を通じて多彩な植物や花々を眺めることができる、向島百花園。東京スカイツリーを望む立地にありながら、都会の喧騒から離れたひと時を過ごすことができる名園です。 敷地はさほど広くないながらも、程よい風流が味わえるこの地では、毎年お月見の会が催されています。

今年の開催日は、9月26日(土)から28日(月)にかけて。26日には、17時より「お供え式」が催されます。萩のトンネル近くの藤棚の前には、団子や野菜等のお供えもの。さらにそこでは篠笛の演奏も行われ、素朴でありながら厳かな雰囲気に包まれます。

期間中は、園内に俳句や俳画が描かれた35基の絵行灯が点灯。来場者の手で、それぞれの行灯をともすところもポイントです。当日先着順35名で、毎日18時が点灯のタイミング。ぜひ実際に灯してみてはいかがでしょう。

お茶会は、期間中毎日、15時から20時にかけて開催。こちらは園内の御成座敷にて、向島百花園茶会によるお点前が披露されます。御成座敷は、その昔、将軍などの貴人が来園した際に休まれた「御成の間」、その控え部屋「中の間」、俳聖芭蕉の像が奉られていた「芭蕉の間」の三部屋があります。

伝統の形式に則り、1人につき2席での案内になっており、参加費は2席2000円(入園料別途)です。和服を着て出かけたいですね!また、琴の演奏も毎日18時から20時にかけて開催されます。

ちなみに、お月見の会と並行して「萩まつり」も開催中です。萩でつくられたトンネルは、向島百花園の名物。江戸の秋を象徴する、紫色の可憐な萩の花もぜひお楽しみください。
■向島百花園
東京・杉並区にある大宮八幡宮は、源頼義により建立された由緒あるお宮。武蔵国の三大宮の1つに数えられることから「多摩の大宮」と呼ばれたり、東京のちょうど真ん中に位置することから「東京のへそ」と言われることも。境内は15,000坪で、都内では3番目に広く、子育てや安産に御利益があるとして多くの参拝客が足を運んでいます。

そんな大宮八幡宮で中秋の名月、9月27日(日)に開催されるのが、「十五夜の神遊び」。神遊びとは、神慰め、神祭りのことで、平成13年から毎年行われています。

夕方になると火がともされる、約1200基の竹燈籠。火が落ちていくにつれ、斜めに切られた竹の中がぼんやりと光を帯び始め、見る者を幽玄の境地に誘ってくれます。同宮の巫女らによる神楽舞と雅楽の奉奏も、お月見ムードを盛り上げてくれます。

19時からは、毎年恒例のコンサート「月の音舞台」を神楽殿にて開催。今年の出演者は、過去3回出演し、大好評を得た演奏家「き乃はち」氏。尺八奏者として国内外で高い評価を受けている同氏の音色に身をゆだね、ここちよい"和"のひと時を過ごしてください。秋の虫の音と、神殿に降り注ぐ月の光が、さらに十五夜の世界を創り上げてくれます。

「月の音舞台」終了後は、清涼殿にて「月見の宴」が開かれます。「十五夜の神遊び」にちなんだ特選料理「月見御膳」に舌鼓を打ちたい方は、事前に予約をしておきましょう。
■杉並大宮八幡宮
 ホームページ:http://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/
東京・お台場にある日本科学未来館は、国立の科学館。最先端の科学展示はもとより、さまざまな体験を通じて、子ども達が楽しみながら科学に興味を持つようになる施設として人気があります。

中秋の名月に向けて同館が展開するのは、科学館ならではのお月見イベント。9月19日(土)から9月27日(日)までの9日間に渡り、「中秋の名月 未来館でお月見!2015」が開催されます。

今年のテーマは「MOONS」。最後に"S"がついているところがポイントですね。MOONという言葉には、"衛星"という意味も含まれています。

地球の周囲を回る、いわゆるお月様だけでなく、木星や金星など、他の太陽系惑星を回る星々についてもクローズアップする意味を込めて「MOONS」というわけですね。

期間中、まず目を引くのは、同館のシンボルといえる展示「Geo-Cosmos」。基本的にはいつも「地球」のグラフィックが投影されているのですが、期間中の毎時50分より5分間は、月の表面データを投影。

10:50、13:50、15:50の回には、科学コミュニケーターによるナレーションと合わせながら、人類が月に挑んできた"軌跡"が映し出されます。巨大な吹き抜け空間にポッカリと浮かぶ月。科学館らしい、"昼間のお月見"を楽しんでみてください。

5階常設展「世界をさぐる」内では、個性豊かな太陽系の衛星にまつわる最新トピックを、宇宙の構造や天体の位置を見ることができるソフト「Mitaka」を使いながら紹介。太陽系を旅しているような気分が味わえますよ。

中秋の名月となる27日(日)には、月隕石研究の第一人者を招いてのミニトークや、ワークショップ「顕微鏡でお月見!?隕石からわかる太陽系のヒミツ!」も開催されます。ぜひ科学館ならではのお月見を楽しんでみてください。
■日本科学未来館
 ホームページ:http://www.miraikan.jst.go.jp/
東京スカイツリーが出来たあとも、工夫を凝らしたイベントなどを開催し、都会のエンターテインメントスペースとして根強い人気を誇っている東京タワー。

東京タワーの隠れた人気イベントといえば、土・日・祝日に限って行われている、大展望台への「昇り階段」開放です。

つまり、東京タワーをエレベーターではなく、外階段で昇るんですね。

高所恐怖症の方にはちょっとキツいかもしれませんが、スリルと非日常、さらに運動不足解消にもなるとあって、記念にトライする人がたくさんいます。登り切ることができると、「ノッポン公認昇り階段認定証」もプレゼントされます。

外階段ウォークは通常、16時までの昼間のイベントですが、9月27日(日)の中秋の名月に限り、特別に21時まで延長開放されます。その名もズバリ「お月見階段ウォーク」!

なお、355段目付近の踊り場には、お団子のお供えやススキ飾りを設置。お月見の雰囲気を盛り上げてくれます。昼間開催時と同様に、「ノッポン公認昇り階段認定証」もプレゼントされますよ。

また、東京タワーのライトアップもお月見仕様の「お月見ダイヤモンドヴェール」。

月を引き立てるために、東京タワーの上半分を消灯し、「アクア・ブルー」のダイヤモンドヴェールを点灯する、年1回だけの貴重なライトアップです。
さらに展望カフェでは、アイスクリームと白玉ぜんざいに、お月様に見立てた黄色の小さなゆず大福と丸いモナカをトッピングした、「お月見クリーム白玉ぜんざい」を、9月1日(火)〜30日(水)までの期間限定で発売。

22時30分まで営業していますので、東京タワーでお月見階段ウォークを楽しんだ後、冷たくて甘いスイーツは心と体に沁みるはず!

オリジナルな十五夜を満喫したい方は、東京タワーに向かいましょう!
■東京タワー
 ホームページ:http://www.tokyotower.co.jp/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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