動物たちの暮らしぶりがつぶさにわかる、工夫を凝らした"生態展示"型動物園として1999年にオープンした、よこはま動物園ズーラシア。オープン以降、続々とエリアが拡張され、昨年4月「アフリカのサバンナ」エリアが全面オープンしたことで、すべてのエリアが開園しました。
そんなズーラシアでは、たくさんの動物の赤ちゃんが生まれて今春公開しています。
まずは愛くるしいテングザルの赤ちゃん。ボルネオ島に生息する珍しいサルで、その名の通り天狗のような長い鼻が特徴です。
実は国内でテングザルが見られるのは、同園だけ。その同園で昨年12月22日、3年ぶりにテングザルの赤ちゃんが生まれました。
一般公開が始まったのは4月16日(土)。土日の14時から16時半の間、お母さんに抱かれた赤ちゃんの姿をみることができます。また、4月24日(日)までテングザルの展示場にて赤ちゃんの愛称募集を行っています。
続きましては、ミーアキャットの赤ちゃん。ミーアキャットはアフリカ南部のサバンナに生息するマングース科の小動物で、直立不動で立ち尽くす姿がなんともユニークです。
赤ちゃんは今年3月21日に生まれたばかり。公開は4月21日(木)からで、時間帯は11時から14時の間を予定しています。
群れを作って暮らす習性があるため、その中で赤ちゃんがどんなふうに過ごしているか観察してみてください。
そして、絶滅危惧種に指定されているリカオン。
今年1月、4頭の赤ちゃんが生まれました。リカオンはアフリカ南部や東部のサバンナや草原に生息するイヌ科の動物。イヌ科だけあって、その赤ちゃんもまるでワンちゃんのようでカワイイですよ!こちらは不定期での展示となります。
なお現在、「アフリカのサバンナ」エリアが1周年を迎えたということで「アフリカンフェスタinズーラシア」を4月23日(土)と24日(日)に開催。アフリカの文化や料理を体験できる催しが行われています。ぜひ赤ちゃんと「アフリカ」を満喫しに行きましょう!