富士五湖の中でおすすめの紅葉スポットをひとつ挙げるとしたら、それは河口湖。美しい自然と雄大な富士山が望めることに加え、久保田一竹美術館や河口湖オルゴールの森美術館などもあり、アートや文化に触れられる点も、多くの観光客を集めている理由のひとつです。
標高830mの地点にあるため、紅葉は10月下旬から色づきはじめ、例年の見頃は11月上旬から下旬にかけてです。
11月1日(水)から11月23日(木)の期間には、2017富士河口湖紅葉まつりを開催。メイン会場となるのは、湖越しの富士山がよくみえる河口湖北岸です。60本のもみじの巨木が並ぶ「もみじ回廊」や、「もみじ街道」と呼ばれる河口湖美術館通りは人気の散策スポット。
秋の物産クラフト市も開催されています。なお河口湖は湖上クルージングやカチカチ山ロープウェイなどの乗り物も充実しているので、これらに乗って違う角度から紅葉を楽しんでみるのもおすすめですよ!
そして夜は、10時までライトアップが行われます。
夕暮れ時はライトに照らされた赤く幻想的なもみじと、富士山の稜線のコントラストがなんともきれい。日本の秋らしさを象徴するような風景は必見です!
さて、体が冷えたらいざ温泉!河口湖の北岸、紅葉まつりの会場からすぐの距離にある「野天風呂 天水(のてんぶろ てんすい)」がおすすめです。
天然石を使った3つの岩風呂は、木々に囲まれて開放感たっぷり。ヒノキ風呂や寝湯、打たせ湯なども楽しめます。ちなみにここには温泉スタンドがあり、有料でお湯を持ち帰ることもできますよ。
紅葉の美しさと充実したアミューズメント施設、さらに温泉と三拍子そろった秋の河口湖。ぜひご家族揃ってお出かけください。なお紅葉のピークは道路が混雑しますので、電車(富士急大月線)で出かけるのもおすすめですよ!