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特集記事【2018年1/20日号】

のんびりと車窓を眺めつつ、目的地へダイレクトに運んでくれる「バス旅」が人気です。運転する必要もなく、料金も電車より安いことが多いため、若者、家族連れ、ご年配の方々のプチ旅行など、多くの方々に利用されています。

そこで今回は、今の季節に恋しくなる「温泉」にスポットをあて、バスで気軽にアクセスできる温泉を選りすぐってみました。

とても風情ある名湯なのだけれど、電車だと乗り継ぎが面倒だったり、電車が網の目のように走る都内でありながら、駅から歩くとなるとかなりキツいスポットなど、「なるほど、だからバスなのか」と思える温泉の数々。宿泊だけでなく日帰りで満喫できるところも多いため、ぜひご家族揃って出かけてみてください!
まずご紹介するのは、"バスで行く本格温泉の旅"。群馬県吾妻郡中之条町にある「四万(しま)温泉」です。群馬といえば草津や伊香保といった温泉地が有名ですが、この四万温泉も歴史深く情緒ある温泉郷。国民保養温泉地として第一号の指定を受けた名湯の地です。

なぜバス旅がおすすめかというと、電車で東京駅から出発する場合、新幹線で高崎駅まで行き、そこからJR両毛線やJR吾妻線を乗り継いで中之条駅に向かい、さらにそこからバスで約40分ほどかかるため、乗り換えが少々面倒です。

逆にバスだと、東京駅八重洲通りから関越交通の直行高速バス「四万温泉号」が出ています。電車でのアクセスとほぼ同じ約3時間半を要しますが、料金はおよそ1/3程度で済みます。

割安であることに加え、もちろんマイカーのように運転する必要もありませんので、お子さん連れのご家族の週末旅行として、バス利用はとても便利です。

さて、四万温泉には数多くの旅館があります。その中の多くは、日帰り入浴も可能です。さらに「御夢想の湯」「河原の湯」「上之湯」「町営 四万清流の湯」といった共同湯も多彩。「町営 四万清流の湯」は、純和風の建物と、露天風呂「ひょうたんの湯」「おぼろ月の湯」が魅力。四万川のほとりで自然に囲まれながら、ゆったりとリフレッシュすることができます。有料で個室も利用できるため、ご家族や友人との旅にも便利です。なお温泉街には飲泉や足湯、スマートボール場などもあり、湯上りの散策にもおすすめです。

宿泊をお考えの場合は、電話1本でバスと宿泊が予約できて、チケットレスでバスに乗れる「四万温泉直行バスプラン」がおすすめ。東京駅八重洲通りが出発地です。元禄4年に建てられ、日本最古の湯宿建築として現在も営業している「積膳館 本館」も、このプランで利用可能です。

ちなみに、新越谷駅と川越駅を発着とする「上州湯けむりライナー 埼玉高速バスプラン」もあり、バスと宿泊をいっぺんに予約可能です。詳しくは公式サイト「四万温泉観光なび」でご確認ください。

バスで気軽にアクセスできる本格的な温泉郷・四万温泉。ぜひご家族揃ってお出かけください。
■群馬県 四万温泉観光なび
 ホームページ:http://shimaonsen.com/
■四万温泉号(関越交通バス)
伊豆半島のちょうど真ん中に位置し、日本百名湯にも選ばれている修善寺温泉。平安時代に弘法大師が開き、明治以降は夏目漱石や芥川龍之介、尾崎紅葉、島崎藤村、川端康成など、多くの文豪から愛されてきました。静養の目的だけでなく、もの静かな地で小説を書きあげたいという想いもあったことでしょう。

その落ち着いた雰囲気は、今もなお健在。電車だと少々アクセスしにくいことも、理由のひとつかもしれません。電車でアクセスするとなると新幹線、東海道本線、伊豆箱根鉄道、さらにはバスを乗りつぐ必要があります。「もったいないから新幹線は使わない」となると、おおよそ片道3時間ほどかかります。

そこで利用したいのが、バスターミナル「バスタ新宿」から運行している東海バスの高速乗合バス「伊豆長岡・修善寺温泉ライナー」です。

修善寺温泉まで約2時間半で、料金も電車に比べて割安となります。利用しない手はありませんね!

伊豆最古の名湯、修善寺温泉には、15000坪の庭園が広がり、人気ドラマ"逃げ恥"のロケも行われた「宙SORA/渡月荘金龍」や、大正11年に創業した「瑞の里 〇久(まるきゅう)旅館」などの情緒豊かな温泉宿が軒を連ね、日帰り入浴できるところも多々あります。

修善寺にかって7つの外湯があり、そのうち残り続けていたのは現在足湯が楽しめる「独鈷の湯」と、平成に入って復活した「筥湯(はこゆ)」です。筥湯はヒノキの香しさとお湯の柔らかさを存分に楽しめるので、日帰り旅行ならぜひ立ち寄りたいスポットです。

観光の見どころも多彩。これからの季節ですと、修善寺自然公園で開催される「梅まつり」。毎年2月初旬から3月中旬まで開催され、小高い丘陵地に20種1,000本の紅白梅が咲き誇ります。晴れた日には富士山と梅のコントラストが満喫できるのも、伊豆ならではのことです。また、2月17日(土)から3月11日(日)にかけて、修禅寺の境内にある東側書院にて「おかみのもちより雛」を開催。女将が持ち寄った、明治から平成までのお雛様や御殿飾りなどが飾られます。併せて、普段は一般公開されていない修善寺東海第一園も書院から臨むことが可能です。宿の女将さんが点てる抹茶も楽しむことができ、一足早く春の訪れを感じられる旅になることでしょう。
■旅ナビ 伊豆修善寺温泉
 ホームページ:http://www.shuzenji.info/
■伊豆長岡・修善寺温泉ライナー(東海バス)
都心のすぐ近くでありながら、どこか遠くの田舎の村へ訪れたような気分になる――。東京都調布市にある深大寺界隈には、京王線調布駅、京王線つつじヶ丘駅、JR吉祥寺駅、JR三鷹駅と複数の駅からアクセスできますが、いずれも駅からはバスを利用することになります。電車のみだと少々アクセスしづらいからこそ、特有の趣きが今なお色濃く残っているといえるかもしれませんね。

この地にある深大寺天然温泉「湯守の里(旧 深大寺温泉ゆかり)」は、古き良き武蔵野の自然をふんだんに残した天然温泉です。都内には大田区などの銭湯を含め、多くの温泉施設がありますが、湧出された源泉に一切水を加えず、そのままの濃さで浴槽に入れているところが同施設の大きな特長のひとつ。循環やろ過も行わず、毎晩営業終了後にお湯を抜き、湯船を清掃して朝一番で新しい源泉を入れています。そのため、温泉の成分によって泡などが生じていることもありますが、これこそが天然の証です。

広々とした内湯をはじめ、塩窯風呂(サウナ)や備長炭水風呂(男性)、水晶水風呂(女性)、五右衛門風呂に滝見風呂、和アロマの香りを楽しめる香り風呂など、お風呂のバリエーションは実に豊富。また、施設全体が風水をもとに設計されており、玄関は深大寺からの龍脈を取り込む位置に建てられ、呼び込んだ気は露天風呂へと流れます。温泉であると同時に、パワースポットでもあるわけです。

「運気を上げる」という意味では、これからの季節は特におすすめ。2月3日には深大寺で「節分会豆まき式」が毎年開催されています。そして深大寺山門の梅が見頃を迎える3月3日、4日の両日は、深大寺の最大行事である「厄除元三大師大祭」を開催。
「日本三大だるま市」でもあり、境内には多くの縁起だるま店が連なり、威勢のよい掛け声がこだまします。

他にも、湧き水や水車、美味しいお蕎麦、鬼太郎茶屋、神代植物公園など、深大寺界隈には散策スポットが集中しています。温泉でリフレッシュした後はぜひ散策して、春の訪れを感じてみてください。
■深大寺天然温泉「湯守の里」
 ホームページ:http://www.yumorinosato.com/
■深大寺
 ホームページ:http://www.jindaiji.or.jp/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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