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特集記事【2018年5/20日号】

その昔、鉄道ファンというと、一部の限られた人の趣味というイメージがありました。でも今は、鉄道ファンの愛称として"鉄っちゃん""鉄子"なる言葉も普及し、実際に電車で旅行することが好きな「乗り鉄」、撮影するのが好きな「撮り鉄」など、鉄道の楽しみ方のジャンルも多様化しています。

一方、今も昔も変わらないのは、「小さなお子さんは、総じて乗り物が好き!」ということ。そのため、全国各地にある鉄道関連のミュージアムも盛況です。単なる展示だけでなく、実際に運転シミュレーションができたり、車両に乗り込めたりと、楽しみながら学べる仕掛けそのものも進化しています。

雨の日が多くなる梅雨時のインドアレジャーとして、ご家族揃って鉄道テーマパークへお出かけしてみてくださいね!
東武スカイツリーライン東向島駅に隣接している東武博物館は、その名のとおり東武鉄道の鉄道やバスなどの歴史や文化を紹介している博物館です。

同博物館を代表する展示車両といえるのは、明治32年に開業した際、イギリスから購入した蒸気機関車。いわゆる「D51」のような重厚さはそれほど感じず、イギリスらしい細身でスタイリッシュな機関車です。「きかんしゃトーマス」に近いかもしれませんね。

さらに、レトロ感覚たっぷりの木造電車や、東武鉄道初の電気機関車、かつて栃木県の日光で運行していた路面電車、特急「スペーシア」が登場する前に走っていたデラックスロマンスカー、戦後間もない頃に活躍していたバスなども展示されています。実際の車両を眺めながら、鉄道などの乗り物の歴史がわかるしくみです。

もちろんシミュレーターもありますよ。電車はもちろん、バスのシミュレーションができるもの同施設ならでは。実際の運転席に座ってハンドルを操作し、コース終了後には、運転結果が点数で表示されます。

鉄道模型のジオラマは、関東平野をイメージした横14m奥行き7mの大パノラマ。ここでも実際の運転台を操作して、選択した鉄道模型を運転することができます(1回100円)。また、約13分のパノラマ―ショーは1日に5回実施。コンピュータ制御された約170両もの模型電車が走り、それぞれの車両の特長や役割をナレーションで紹介してくれます。

もうひとつ、ここならではの仕掛けは、東向島駅のホーム下に位置する「ウォッチングプロムナード」があること。ちょうど目線の高さが、実際に走っている電車の車輪部分になるので、ふだん見ることができない角度から電車をウォッチすることができますよ!
■東武博物館
 ホームページ:http://www.tobu.co.jp/museum/
そのスケールと緻密さは、高度な工芸品といっても過言ではありません。鉄道の歴史そのものを物語る鉄道模型や巨大ジオラマを楽しめる原鉄道模型博物館は、"鉄道模型の神様"といわれた故・原信太郎氏が製作・所蔵したコレクションを一同に集めた施設です。

ズラリと展示されている鉄道模型は、蒸気機関車に電気機関車など、昔に日本をはじめアメリカやヨーロッパなどで実際に活躍した鉄道車両を再現したものばかり。そのフォルムの美しさは、芸術的な工芸品の域にまで達しています。

また、これら模型を眺めるだけでなく、その車両や当時の鉄道にまつわる紹介やパネル展示も豊富なので、世界の鉄道の歴史を存分に感じることができます!その他、原信太郎氏が所蔵した鉄道プレートやコントローラー、氏が世界を転々として撮影した膨大な鉄道写真や、鉄道が運行デビューする際の最初の乗車券「一番切符」などの展示も見ごたえ十分です。

そしてなにより圧巻なのは、鉄道模型が走行する巨大ジオラマ。世界最大級のレイアウト全体を見渡せるよう、観覧席まで設けられているほどです。原信太郎氏の鉄道模型の特長として、"本物を忠実に再現している"点があります。そのため、ジオラマを走る鉄道模型も架線から電気をとりいれ、鉄のレールの上を鉄の車輪が走る緻密ぶり。だからこそ、レールのつなぎ目を通過する際の「ゴトンゴトン」という走行音も、実際の鉄道と同じ!その忠実な再現ぶりにぜひ注目してみてください。

また、「動鉄(どうてつ)実習」と称した、巨大なジオラマを運転するプログラムも適宜実施中。本物の運転台を使って鉄道模型を運転することができます。鉄道模型に取り付けられた車載カメラの映像もリアルタイムで見ることができるため、実際に鉄道を運転している気分に浸ることができますよ。

お子さんが喜ぶことはもちろん、大人の鑑賞にも耐えうる鉄道模型の総本山へ、ぜひ出かけてみてください。
■原鉄道模型博物館
 ホームページ:http://www.hara-mrm.com/
電車は電車でも、地下鉄に特化した博物館が東京メトロ東西線葛西駅の高架下にあります。"ちかはく"こと地下鉄博物館です。

ここでは、お子さんでも"学ぶこと"と"楽しむこと"ができます。まず学べるのは、地下鉄のなりたち。日本で地下鉄が走ったのは、いつどこで? 車両の仕組みや、安全に運行するための取り組みは?

さらにどのようにして地下にトンネルを掘るのかを立体映像で体験することができたり、海外の地下鉄をチェックすることもできます。

さらに館内には、国の重要文化財に指定されている車両も展示されていて、自由に乗り降りすることができます。

"楽しむ"展示で人気なのは、本物と同じ電車の運転台で操作でき、運転中の揺れも体験できるシミュレーター。千代田線や銀座線、有楽町線、東西線の走行を体験することができます。運転台はもちろん、一般座席からも走行映像を見ることができるため、ご家族揃って楽しめるところもポイントです。

さらに、実際に鉄道模型が動くパノラマは1日4回の実施。その他、みんなで楽しめる地下鉄クイズや、まんが映画や地下鉄建設映画を鑑賞できるホール、企画展示コーナーなどもあります。

さらに地下鉄のことを知りたい人のための図書室も充実。お子さんの自由研究などにも存分に活かせます。規模としてはコンパクトではありますが、お子さんも楽しめる地下鉄博物館へ、ぜひ遊びに行ってみてください。
■地下鉄博物館
 ホームページ:http://www.chikahaku.jp/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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