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今月の特集記事【2018年11/20日号】

映画が完成したら、映画館でロードショー公開する。公開が終わったらDVDやストリーミング配信になる。それが、私たちのもとへ映画が届く一般的な流れです。その一方で、日本でロードショー公開されていなくても、優れた作品は多々あります。それらを上映できるようにと、70年代に誕生したのがミニシアターです。

以降、『ニュー・シネマ・パラダイス』『ベルリン・天使の詩』『アメリ』など、まずはミニシアターでかかり、その後ヒットして全国ロードショー公開となった作品も少なくありません。最近だと『カメラを止めるな』も、この流れからヒットを飛ばしました。ミニシアターというと、いわゆる単館系の少々マニアックな作品というイメージを持たれがちですが、昨今では全国の複数の映画館で封切られる作品も上映されるなど、幅が広がってきています。

複数のスクリーンを擁する大規模なシネコンが普及するにつれ、ミニシアターは全国的に減少してきましたが、小さいならではの小回りを利かせ、個性を打ち出すことで今なお多くの映画ファンや一般層に愛されているミニシアターもあります。今月は、都内でおすすめしたいミニシアターをいくつかご紹介しましょう。

日本のミニシアターを語るうえで外せないのが、アップリンクです。シアターだけでなく、映画製作・配給、映画のバイイング、映像ソフト製作・販売などを手掛けています。

1987年に配給会社としてスタートしたアップリンクは、1995年に渋谷に「UPLINK FACTORY」を開設。

映画の上映はもとより、音楽などのイベントやバーカウンターを配したカフェシアターとしてカルチャーを牽引してきました。

現在、「UPLINK FACTORY」には3つのスペース(スクリーン)があります。いわばシネコンのミニ版、ミニシアター・コンプレックスです。席数はそれぞれ58席、45席、41席。スクリーン1は、通常夕方まで映画館として運営され、以降はトークショーやライブ、ダンスパフォーマンス、試写会など多目的に活用されます。また、スクリーン3はリラックスして鑑賞できるソファをセンター部分に配置しています。

なお、1週間単位で無料でクリエイターに開放しているギャラリーや、DVDや書籍、Tシャツなど映画関連グッズを取り扱うショップもあります。

1階のカフェレストラン『タベラ』もアップリンクの運営。「異国の地で立ち寄ったカフェ」というコンセプトの内装を施した中で、クスクスをはじめとした世界の料理を堪能できますよ。

さて、そんな映画館・アップリンクが、吉祥寺にも出現します。12月14日、吉祥寺パルコの地下2階にオープンする「アップリンク吉祥寺」です。

「アップリンク吉祥寺」のスクリーンは計5つ。こちらも渋谷同様、世界の映画祭で話題をさらった作品やアート系作品、インディーズ作品はもちろん、ファミリー向けの作品上映にも注力するとのことです。

初日、こけら落としとなる作品は『映画 ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』と『バーフバリ 王の凱旋 完全版』など。初日は『朝から晩まで絶叫・応援上映!』と銘打ち、鳴り物を鳴らしたり、大声でシャウトすることもOK。盛り上がること、必至です!

その後、アップリンク渋谷の名物企画でもある「見逃した映画特集」も開催。『ラ・ラ・ランド』『わたしはロランス』など、「見逃した映画」100本以上が一挙上映となります(ラインナップは11月26日発表)。見逃した作品だけでなく「あの作品はスクリーンでもう1回観たい!」という方も、ぜひチェックして吉祥寺の新たな文化発信地に足を運んでみてはいかがでしょう。
■アップリンク
 ホームページ:http://www.uplink.co.jp/
■アップリンク吉祥寺
 ホームページ:http://joji.uplink.co.jp/
通常、映画館といえば新作映画が公開される場です。その一方で、映画の新旧に関わらず、古今東西の名作を上映する映画館のことを「名画座(めいがざ)」と呼びます。今では旧作であってもさまざまな手段で観ることができますが、レンタルビデオが世の中に登場する以前の映画ファンや、名作を大きなスクリーンで観たい方にとって、名画座はまさしくオアシスでした。

もうひとつ、名画座の大きな特長は、2本ないし3本立てで上映されていること。いつのまにか子供向け映画上映以外では消滅しているシステムが、名画座ではいまだ健在です。さっそく2つのおすすめ映画館をご紹介しましょう。

まずは東京・神楽坂にある飯田橋ギンレイホール。1974年に開業した、老舗の名画座です。ロードショーが終わった映画の中から2本をピックアップ。1度の入場で2本の映画を満喫できます。

上映する2本は、テーマや内容に沿ってチョイスしているため、それぞれの映画がお互いを引き立てるような相乗効果も感じます。女性の心に響く作品ラインナップも多いため、近年では女性客が増えているそうです。

さらに同館は、日本初のシネパスポート「ギンレイ・シネマクラブ」を発行しています。1年間利用できる「シングルカード」は、いつでも何度でも映画を鑑賞可能。年間で50本以上の話題作を堪能できる"マイ・シアター"として利用できるわけですね。「2本続けて観る時間がないから、今日は1本だけ」という使い方ももちろん可能です。

2つめの名画座系シアターは、東京・高田馬場にある早稲田松竹。1951年開館で、75年から名画座スタイルに。2002年から休館となるも、早稲田大学の学生が中心になって復活プロジェクトが発足し、翌2003年に再開。以降、たびたび改装が行われて洗練されたシアターとなりました。早稲田の学生が制作した映画を上映する機会やレイトショーなど、意欲的な取り組みも続けています。

同館も2本立て上映で、2週間ごとに作品が切り替わります。12月は韓国のホン・サンス監督特集や、「早稲田松竹クラシックスvol.140」としてイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の70年代の作品特集などを上映。"監督くくり"の2本立てだけでなく、2017年公開のアイススケーター、トーニャ・ハーディングの人生を追った『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』と、トップアスリートから高額ポーカーの経営者になった女性を題材にした『モリーズ・ゲーム』の2本立てがあるなど、"テーマくくり"の特集もあります。

2本の映画を堪能できる名画座で、ゆったりと映画三昧の休日を過ごしてみてください。
■飯田橋ギンレイホール
 ホームページ:http://www.ginreihall.com/
■早稲田松竹
 ホームページ:http://www.wasedashochiku.co.jp
魅力あふれる個性的なミニシアターは、まだまだあります!2つご紹介してみましょう。

まずは新宿ケイズシネマ。新宿と言えば、昔はコマ劇場前の広場周辺、今は「TOHOシネマズ新宿」「新宿ピカデリー」「新宿バルト9」などのシネコンと、映画鑑賞の定番スポットです。その中にあって新宿ケイズシネマは、新宿昭和館の跡地に2004年にオープンした映画館。新宿駅南口から歩いてすぐの立地です。

館内は、"お客様に心地よい時間と空間を"というコンセプトのもと、ゆとりある設計が施されています。空間のゆとりはロビーにも。白を基調とした明るい空間には洗練された家具や映画ポスターが配されていて、なんともおしゃれな雰囲気。

座席数は84席とミニシアターらしいものの、天井も高く、席の列ごとに段差が設けてあるため、どの席からでも前の人の頭が気になる…なんてことはありません。ブランケットの貸し出しも行っています。

上映作品は多種多彩。国内外の映画はもちろん、インディペンデント映画やドキュメンタリー映画の上映も行われます。新宿の他の映画館とは異なるラインナップの映画を鑑賞できる映画館として、幅広い層から愛されています。

今や全国で上映されている『カメラを止めるな』ですが、実は今年6月23日の初公開時は、ここケイズシネマと池袋シネマ・ロサの2館だけでした。ここから火がついて広がっていったんだなぁと感慨に浸ってみるのもよさそうですね。

もうひとつ、ご紹介したいミニシアターは、阿佐ヶ谷にある「ラピュタ阿佐ヶ谷」です。小劇場「ザムザ阿佐ヶ谷」、レストラン「山猫軒」も入る小さな文化複合施設、その外観は、その名のとおりジブリのラピュタを彷彿とさせます。

「ラピュタ阿佐ヶ谷」の席数は50席。木材と石材を基調としたスペースは外観ともマッチしていて、居心地の良さを感じます。背もたれが高くゆったりと座れる椅子も嬉しいところ。

その一方で、上映される映画は懐かしの邦画が中心です。小津安二郎、溝口健二、黒澤明に成瀬巳喜男…世界の映画界に多大な影響を与えた往年の名監督たちの作品をはじめ、往年のヒット作・名作がよみがえります。今なお新鮮な輝きを放つ邦画の数々を、ぜひハートフルなミニシアターでお楽しみください。
■新宿ケイズシネマ
 ホームページ:http://www.ks-cinema.com/
■ラピュタ阿佐ヶ谷
 ホームページ:http://www.laputa-jp.com/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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