首都圏からアクセスしやすい避暑リゾートといえば、富士五湖のひとつ山中湖。夏の平均最高気温は首都圏と比べると5℃ほど低く、風光明媚な自然と相まって、快適で過ごしやすい日が続きます。
その山中湖界隈でのおすすめスポットは、花の都公園です。標高1,000mの高原に、30万平方mもの敷地が広がります。
圧巻なのは、なんといっても野いちめんの花畑。例年6月下旬から開花するポピーとカルフォルニアポピーは7月中旬ごろまでが見頃。同時期に咲き始める、純白のかすみ草は7月下旬までが見頃です。
そこからバトンタッチで咲き始めるのがジニア。百日草という和名を持つジニアは、初夏から秋にかけて、長い期間楽しめるキク科の植物。花弁が丈夫で色褪せしにくい特徴があり、色合いも原色や淡いものなど、実に多彩です。
そして、8月中旬から8月下旬にかけて、夏の代名詞であるひまわりが咲き誇ります。いずれの花畑も、背景には富士山!自粛疲れの日々において、その風景は一服の清涼剤となること請け合いです。
なお、花の都公園には花畑以外の有料エリア「清流の里」もあります。落差10m、全長80mの明神の滝は、天然のミストが周囲に舞う、夏にピッタリの"涼"ゾーン。古き良き風情を醸す三連大水車や「くじらが池」など、涼やかな清流を心ゆくまで楽しめます。
なかなか外出しづらい状況ではありますが、今年の夏の思い出を刻むにふさわしい風景に出会いに、足を運んでみてはいかがでしょうか。