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特集記事【2021年12/20日号】

2022年のお参りも、コロナの終息と無病息災の願いを込めたい。

そうお考えの方も多くいらっしゃると思います。そこで今回は、そんな祈願ができるスポットや、寅年ならではのパワーが期待できるスポットを厳選してご紹介します!

コロナ禍によってお参りも少し様変わりして、12月のうちから初詣の縁起物を入手できる「幸先(さいさき)詣」や、いつもは三が日などに授与が限定されていた縁起物を1月末頃まで用意している「分散初詣」を導入している寺社仏閣も増えてきました。

時期を問わずパワーを授かれるスポットで身を清め、2022年も平穏にお過ごしください。
まずは、埼玉県所沢市にある宝塔山多聞院(たもんいん)です。紅葉と、500本の牡丹が美しく咲くお寺としても知られています。

多聞とは、仏教における四天王の一人、多聞天(たもんてん)に由来します。この多聞天とは、すなわち毘沙門天のこと。毘沙門天は戦いの神様であることから、戦国武将・武田信玄は、戦いに臨む際、兜の中に毘沙門天の像を納めていたそうです。

そして、この毘沙門天のお使いの神獣が"虎"です。

いにしえの昔、かの聖徳太子が先勝祈願したところ、毘沙門天が寅の年、寅の月、寅の刻に現れて、秘宝を授けて勝利に導いたとの言い伝えがあります。これにちなみ、毘沙門天のお使いは虎。双方とも強さの象徴ですね。ちなみに前述した武田信玄も、"甲斐の虎"と呼ばれていました。

そうした由来から、多聞院には虎にちなんだ見どころがいくつかあります。

まずは、毘沙門天を祀る境内の毘沙門堂。その前には、一対の狛犬…と思いきや、実は"虎"の石像です。

狛犬よりもしなやかでシャープな姿は、まさに"ネコ科"の虎ならでは!

神社ではとても珍しい石像ですが、毘沙門天を祀る京都の鞍馬寺や、奈良の朝護孫子寺も、狛犬ならぬ"狛虎"が鎮座しています。

毘沙門堂に安置されているのは、本尊の毘沙門天。しかし普段は、その姿を直接拝めません。しかし、12年に1度、寅年の5月1日に行われる「寅まつり」の日のみ、ご開帳となります。そう、2022年こそレアなご開帳年というわけです!

その他、境内には牡丹の花や笠地蔵など、もの静かな雰囲気にふさわしい見どころがありますが、その中で賑やかな一画があります。それが「身代わり寅」の奉納場所です。これは、毘沙門天の使いである虎が、奉納する方に降りかかる災厄を"身代わり"として引き受けてくれるというもの。願いを託す絵馬と同じく、家に持ち帰らずに"納め処"に奉納します。

黄色くて愛嬌があり、それぞれ微妙に表情が異なっている点にもぜひご注目ください。寅年のお参りに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。アクセスは、西武新宿線の航空公園駅東口から「ところバス」北路線(富岡循環コース)を利用し「多聞院通り西」で下車して徒歩5分です。
■多聞院
2021年の明るい話題といえば、米メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手の活躍が記憶に新しいところ。そんな大谷選手にあやかったわけではありませんが、次に紹介するパワースポットは、栃木県宇都宮市大谷町にある大谷寺です。しかしこちらは「おおたにじ」ではなく「おおやじ」と読みます。坂東三十三観音霊場の第19番札所にも数えられています。

大谷町一帯は、古くから建材として重宝されてきた大谷石の採掘地として有名です。そんな"石の里"の大谷寺は、ご覧のように岩壁の洞窟に包まれるようにして建てられており、並々ならぬパワーを感じます。

本堂には自然の岩壁にそのまま彫られた「磨崖仏(まがいぶつ)」が10体。そのすべてが国指定史跡・重要文化財の二重指定を受けています。。そのうちのひとつ、千手観音が同寺院のご本尊。日本最古の石仏ともいわれ、弘法大師の作と伝えられています。

境内の池の中央には弁天堂があり、芸事上達の神様・弁財天が祀られています。ここには幸運をもたらす白蛇の像もあり、参拝後に白蛇の頭を軽くなでると祈願成就するといわれています。

また、同寺院の洞窟に残存する遺跡には縄文人が暮らしていた跡があり、境内の宝物館には、お堂の下から出土した1万1千年前と推定される人骨や土器・石器などが展示されています。まさに太古のパワーが凝縮しているスポットです。

道を挟んで向かい側に広がる大谷公園にも、ぜひお立ち寄りください。公園内には、大谷石の採掘場跡の岩壁に彫られた巨大な観音さま「平和観音」が鎮座しています。高さは約27mで、そのすべてが手彫り。戦没者の慰霊と世界平和を祈る、厳かで優しい表情にもご注目ください。てっぺんにある展望台からの眺めも必見です。

さらに近くには大谷石の歴史がわかり、巨大な地下採掘場跡の地下空間が広がっている大谷資料館もあります。お参りした後は、石のみなぎるパワーを授かりましょう!
■大谷寺
ホームページ:http://www.ooyaji.jp/
最後は、海に面したパワースポットをご紹介しましょう。神奈川県三浦郡葉山町に位置する森戸神社(森戸大明神)です。

葉山は、軽井沢と並ぶ別荘地としても知られる地。日本のヨット発祥の地でもあり、マリーナには多くのヨットが停泊しています。そして、葉山の中で最も広い砂浜を有するのが森戸海岸。波が穏やかで遠浅の海のむこうには、江の島と富士山の美しい風景が広がっています。

そんな海岸の突き出た位置に建っているのが森戸神社です。源頼朝公が鎌倉幕府を開いた際、厚く信仰していた三嶋明神(現・三嶋大社)の分霊を、葉山に歓請したことが始まりです。飢饉などの災厄が生じた際、7つの神聖な場所で祈祷する七瀬祓(ななせはらい)を行っており、そのうちのひとつがこの森戸神社でした。まさに、いにしえから続くパワースポットといえるでしょう。

境内には海を一望できる本殿をはじめ、古来より咳に悩まされている人や、喉を使う職業の人の進行を集めている「おせき稲荷社」などがあり、お参りどころは豊富です。

神社裏手に広がる磯辺も必見です。海岸の入り口には、葉山をこよなく愛した俳優・石原裕次郎さんの記念碑、岩の上に立つ美しい枝ぶりの松の木「千貫松」、さらに源頼朝公が参拝した際、遠く三嶋明神から飛来して発芽したとの伝説が残る樹齢800年のご神木「飛柏槇(ひびゃくしん)」が海にせり出している、珍しい姿も眺めることができます。

そして、はるか海のむこうに浮かぶ小島「名島」には、ポツンと赤い鳥居が建てられています。この鳥居も、森戸神社のテリトリー。その脇には葉山灯台(別名:裕次郎灯台)がそびえ立っています。

ぜひ訪れて、神社の御霊験と海のパワーを感じてみてはいかがですか。
■森戸神社(森戸大明神)
ホームページ:https://www.moritojinja.jp/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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