最後にご紹介するのは、東京都あきる野。東京サマーランドが運営する「わんダフルネイチャーヴィレッジ」です。
東京サマーランドと隣接しているこのヴィレッジは、その名の通りドッグランやドッグプール、オートキャンプなどを楽しめる施設。愛犬家にとってはおなじみですが、近年は愛犬家以外からも注目を集めています。その理由は、約3万uのあじさいエリアがあること。梅雨の時期になると約60種、15,000株のあじさいが咲き誇り、7月10日(日)まで「第46回あじさいまつり」を開催中です。
圧巻なのは、純白のあじさい「アナベル」が群生する「アナベルの雪山」。他ではなかなかお目にかかれない、丘を白く染める初夏らしい風景を眺めることができます。ちなみにあじさいエリアの中心は、山に続くハイキングコースに沿って広がっているため、急坂や山道を想定したシューズと服装で出かけましょう。
なおアクセスは、JR秋川駅、JR八王子駅、京王八王子駅から東京サマーランド行のバスが出ています。東京サマーランドからヴィレッジまでは園内シャトルバスで移動できるので楽チンです。
さて、寄り道スポットとしておすすめしたいのは、サマーランドから京王八王子駅に向かうバスに乗り、途中のバス停「創価大正門東京富士美術館」で下車してすぐのところにある東京富士美術館です。
同美術館は日本をはじめ世界にける古今東西の絵画や版画、写真、彫刻、武具、漆工、刀剣など多種多彩な逸品を集めた美術館。常設展示だけでも見ごたえ十分ですが、現在は特別展として8月28日(日)まで「ムーミンコミックス展」を開催中です。日本初公開となるマンガの原画やスケッチなど、約280点を鑑賞することができます。
ちなみに、コロナ禍になる前の2019年には、夏季限定で横浜駅・新宿駅と東京サマーランドを結ぶ直行便のバスが運行していました。
今年の運行はまだ未定ですが、便利な直行便情報もぜひチェックして、ご家族揃って夏を満喫していただけると嬉しいです!