ホテルのレストランなどでも春の特別メニューを提供しているところが多くあります。
目黒川の桜で毎年多くの人が集まる東京都目黒区。目黒駅近くに位置する「ホテル雅叙園東京」内のCafe&Bar「結庵」では、4月9日(日)まで「さくらアフタヌーンティー」を開催中です。
「さくらと苺のモンブラン」に「塩麹のムース」、「よもぎのスコーン 餡バター添え」「桜の生チョコ」などのスイーツに加え、セイボリーでは「目黒川の桜で燻製したサーモンのサンドイッチ」「春キャベツと桜エビのクリームスープ」「苺と生ハムのピンチョス」などを楽しむことができます。ドリンクも、国産桜和紅茶や桜ローズヒップティー、桜ハーブティー、桜ラテなど桜に因んだメニューが目白押しです。
また、オリジナルカクテルとして登場している「さくらのスモークハイボール」と「桜モーニ」は、いずれも目黒川の桜の間伐材チップを使ってスモークした蜂蜜で香りづけしている凝りよう。実際に目黒川の桜を眺める散策の後に訪れてみると良さそうですね。
コロナ禍によって中止を余儀なくされていたお花見も、今年は復活の気配です。ただ、かつてのようにお重を並べて、大人数でお箸をつつき合うといったことに若干抵抗がある方もいらっしゃるのでは?そんな方にご提案したい、お花見におすすめなお弁当やスイーツをご紹介しましょう。
まずは日本橋三越本店の本館地下一階フードコレクションにて3月28日(火)まで開催されている「春のまげわっぱ弁当、大集合」。薄く伸ばした間伐材を職人の技で曲げて作る容器「まげわっぱ」は、プラスチック材を使用しないエコの視点からも再注目を浴びています。
人気ブランド14店舗が手がけた「まげわっぱ」はバラエティ豊か。日本橋人形町の名店「魚久」の看板商品であるぎんだらと鮭の京粕漬を用いた「炭火焼粕漬と春の筍ご飯弁当」をはじめ、春の魚であるサワラを使った「いとはん」の「春を彩る いとはん小箱」など、食欲をそそりつつ目にも鮮やかな逸品が揃っています。
なお、購入したお弁当は本館屋上に広がる緑豊かな屋上庭園「日本橋」で食べることも可能。晴れた日を狙って出かけてみてはいかがでしょう。