次は、海を舞台にした4年ぶり開催の花火大会を2つご紹介します。まずは花火シーズン到来に先駆けて、7月15日(土)に開催される「久里浜ペリー祭」です。
神奈川県横須賀市の東部に位置する久里浜は、今からちょうど170年前、ペリー提督率いる黒船艦隊が上陸した地。いわば開国の第一歩といった地といってもよいでしょう。そのペリーをしのび、毎年この祭りが開催され、久里浜の夏の風物詩となっています。
午前10時から午後3時まで、久里浜商店街はろーど通りを舞台に「横須賀開国バザール」が開催されます。例年多くの出店があり、フードなども充実。特設ステージではヒーローショーやバンド演奏、踊りのパフォーマンスなどが繰り広げられます。散策しながら模擬店や屋台などを覗き、パフォーマンスを眺める楽しさも、久しぶりといったところです。なお午前10時半からは、ペリー公園にて「水師提督ペリー上陸記念式典」も行われます。
そして夜はお待ちかねの花火大会。久里浜海岸付近で午後7時半から30分間、約3500発の花火が打ち上げられます。有料観覧席も3000席、用意される予定です。海岸だけでなく、神明小学校付近や久里浜港の西側にある公園「くりはま花の国」からも眺めることが可能です。
続いては、横浜市金沢区の夏の風物詩「第49回金沢まつり花火大会」。8月26日(土)の午後7時からスタートします。
打ち上げ場所は、「海の公園」と八景島のちょうど中間付近に位置する海の上。スターマインをはじめ、お祝いを表現する企画花火など約3500発が打ち上げられます。
海の公園は、昭和63年に開園した、横浜で唯一の海水浴場がある公園です。約1kmに渡る砂浜と豊かな緑、バーベキュー施設、さらに目の前には八景島が浮かんでいて、開放的な気分に浸れること間違いなし!一方、八景島にはご存じの「横浜・八景島シーパラダイス」があり、そこからも花火を鑑賞することができます。日中は海水浴や水族館などのレジャーを楽しみ、夜は花火。8月最後の土曜日、夏の締めくくりにふさわしいフィナーレをお楽しみください。