千葉で開催される花火大会のうち、おすすめの大会を2つご紹介しましょう。
まずは佐倉市で開催される「佐倉花火フェスタ2024」です。
舞台となるのは印旛沼の湖畔。春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスが野一面に咲き、オランダ風車との競演が美しい「佐倉ふるさと広場」とその周辺です。
縮小される花火大会が相次ぐ中、この花火大会は「市制70周年」を記念して今年パワーアップ。8月3日(土)、19時〜20時30分にかけて開催されます。
その目玉はなんといっても「ビッグ・プレミアム・スターマイン」。音楽と連動して打ちあがるワイドスターマインの数は、10分間でなんと約8,000発!また、開花時に直径約500mもの大輪を咲かせる2尺玉や、市制70周年にあやかった尺玉・大玉70発なども夜空を彩ります。打ち上げ総数は2万発+70発です。
観覧場所によっては「オランダ風車と花火」という、珍しい風景を目にすることができますよ。
続いては、千葉県香取市の「水郷おみがわ花火大会」。明治時代から続く、由緒ある花火大会です。
小見川(おみがわ)は、古くから水郷として知られた地。利根川と、その支流である常陸利根川と黒部川が並行して流れ、豊かな風景を創り出しています。その河畔を舞台に打ち上げられる花火は約5,000発となかなかの規模。
今年の開催日は8月1日(木)で、19時30分スタートです。利根川の下流域ならではの広々とした空間に、超特大スターマインが華開く他、全国の花火師が自慢の尺玉を持ち寄り、美しさを競う「全国尺玉コンクール」も開催されます。
関東平野の東端に位置する銚子市や香取市は、沖合を流れる黒潮の影響で比較的気温が低い地。水郷での夕涼みと花火をぜひお楽しみください。