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特集記事【2024年8/20日号】

まだまだ暑い日が続いていますが、夏の終わりの雰囲気も漂い始めてきました。特に夜はいくぶん、過ごしやすくなってきましたね。

そこで今月は星空の特集。織姫と彦星が頭上に輝く夏の星空は、魅力が詰まっています。そんな星空を満喫できる"お泊りできる天文台"をはじめ、快適な環境で星空のロマンを体感できるおすすめのプラネタリウム、さらに9月に入ればお月見です。今年は9月17日(火)が中秋の名月となります。その期間にお月見を堪能できるイベントも複数ご紹介。

夏の星座と秋の風情、立て続けにぜひ、お楽しみください!

夏の空に輝く星で真っ先に思いつくのは、やはり「織姫」と「彦星」でしょう。七夕伝説の象徴といえる2つの星は、西洋では「ベガ」「アルタイル」と呼ばれ、それぞれ「こと座」「わし座」に属するα星。α星はその星座で最も明るい星のことで、国で言えば首都のような存在です。

年に1度しか会えない織姫と彦星の間には、天の川が流れています。都会では目視できませんが、大気が澄んで街灯りのない郊外へ行くと、ぼんやり白味を帯びたラインとして見ることができます。その天の川の上に重なっているのが白鳥座。明るい星で構成された十字架のようにみえます。α星は、白鳥の尾の部分に位置する「デネブ」です。この「デネブ」と「ベガ」、「アルタイル」の3つの星を結んだ三角形が、いわゆる「夏の大三角」と呼ばれています。この三角形は東から西へ、ちょうど真上くらいを通過するルートで動いています。

一方、南に目を移すと、赤味を帯びて輝く星が見えるはず。さそり座の「アンタレス」です。アンタレスは、さそりの胸(心臓)部分に位置しています。この星を中心に「S」字が横になったさそりのような姿で星々が連なっています。

「ベガ」「アルタイル」「デネブ」「アンタレス」は、夏を代表する明るい星。等級で言うところの「1等星」です。実は他にもありますが、たとえば有名な南十字星は緯度が低く、南国へ行かない限りなかなか見ることができません。

さて、そんな星々ですが、当然ながら都心部よりも郊外のほうが観測に適しています。時期は、月のない「新月」の日がおすすめ。さらにワンランク上の観測を楽しみたい方には、一般公開している天文台もおすすめです。

埼玉県比企郡ときがわ町にある堂平天文台は、かつて国立天文台・堂平観測所として活用されていました。現在は「星と緑の創造センター」として観測所がリニューアルされ、巨大な天体望遠鏡を保持しつつ、ログハウスやモンゴル式テントを有する宿泊施設となっています。

センターは高台にあり、見晴らしもバツグン。かつて国立の施設だっただけに、星空もクリアに見ることができ、星空観望会も月に2回定期開催しています。夜は宿泊利用者と観望会参加者以外は敷地内に入場できないため、安心して星空観測を楽しめます。ぜひご家族揃って"天文台にお泊り"して星空を楽しんでみてはいかがですか?
■堂平天文台「星と緑の創造センター」
これから涼しくなっていく"はず"ですが、まだまだ油断できない暑さが続いています。そんな時に快適なのは、涼しくてロマンあふれる空間が広がるプラネタリウム。おすすめのスポットをご紹介しましょう。

まずは「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」。東京で初めてのプラネタリウム「東日天文館」があった東京・有楽町にて、2018年にオープンした最新鋭のプラネタリウムです。

大きな特徴は、「プラネタリウム」と「多目的デジタルドーム」の2つのドームがあること。プラネタリウムドームでは満天の星空に加え、最新の立体音響システムも導入。風の音は前から、波の音は後ろから聞こえたりと、没入感たっぷりのひと時を過ごすことができます。2人でゆったり星空を楽しめるペアシートや1人でゆったり星空に浸れるシングルシートを揃えた「銀河シート」での鑑賞もおすすめです。

一方、多目的ドームはは床から天頂まで空間全体をスッポリと包み込むように映像が投影され、圧倒的な没入感で星空の映像を体験することができます。上映作品によって座席の配置パターンが変わることもあり、パフォーマンスや"立ち見"などを取り入れた総合演出もできるようになっています。

続いては、板橋区立教育科学館。身近な日常生活の中の科学をテーマに、多彩な体験型常設展示やサイエンスショーを行う「みんなの実験室」、体や錯覚を体験できる「ふしぎな部屋」、防災に役立つ「地震体験装置」などの科学展示が充実しています。

プラネタリウムは直径18mで座席数は197席。映し出される星の数は6.5等星までの約8,500個。

肉眼でぎりぎり見ることができる星空を忠実に再現しています。プログラムも複数あり、スタッフが生で解説してくれる作品から、星空と共に「ドラえもん」のオリジナルストーリーが楽しめる作品、星座解説のないキッズプログラムなどが楽しめます。また、前半はプラネタリウムで当日の星空の見どころを開設し、後半は公園に移動して天文サポーターと共に天体望遠鏡で実際の星空を観測する「星を見る会」も随時開催されています。

快適な環境のもと、ぜひ宇宙のロマンに浸ってみてください。
■コニカミノルタプラネタリアTOKYO
■板橋区立教育科学館
ホームページ:https://www.itbs-sem.jp/
夏の大三角が傾くと、夜空も秋の到来です。実は秋は、春夏秋冬の中で最も1等星が少ない季節。「みなみのうお座」のα星「フォーマルハウト」しかありません。1等星の中ではそれほど明るい部類に入らないフォーマルハウトですが、他に明るい星がないため、南の空でけっこう目立っています。火星や木星、金星が出る時期もあるため、これらと間違えたくない方は、空にかざすと星の名前がわかる星空アプリなどを活用してみましょう。

明るい星がないからこそ、主役に躍り出るのが月です。9月といえば十五夜、中秋の名月。今年は9月17日(火)がその日です。

お月見は平安時代から「観月の宴」として催されている歴史があるため、「和」を感じるスポットでお月見イベントが現在も開催されています。

東京・門前仲町にある富岡八幡宮では、9月14日(土)から9月17日(火)にかけて「深川十五夜まつり」を開催。境内の特設ステージでは伝統芸能が行われ、本殿では神楽奉奏が執り行われます。深川名物を楽しめる屋台も登場し、賑やかな秋祭りの様相を満喫することができます。

東京都墨田区東向島の向島百花園では、「月見の会」を毎年開催。今年は9月16日(月・祝)〜9月18日(水)の開催で、期間中は21時まで開園しています。秋の七草をはじめ、昔ながらの植物や花々が楽しめる同園ならではの風情が漂う中、団子や野菜のお供えと篠笛の演奏、絵行灯の点灯などが行われます。派手さはなくとも優雅な雰囲気に浸ることができますよ。

神奈川県横浜市中区にある三溪園は、国の重要文化財建造物10棟をはじめとした17棟もの和風建築が建つ日本庭園。この地で「観月会」が3年ぶりに開催されます。期間は9月14日(土)〜18日(水)です。

「臨春閣」を舞台に日替わりで雅楽、筝曲、サックスとピアノ、薩摩琵琶、篠笛の演奏を開催。期間中はライトアップされた古建築と月を眺めながら、21時まで庭園散策を楽しめます。

暑さが厳しい夏を経て、過ごしやすい初秋の夜へ。ぜひお月見をお楽しみください。
■富岡八幡宮
■向島百花園
■三渓園
ホームページ:https://www.sankeien.or.jp/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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