実は、このミモザ、ここまで育つまでには幾度かの失敗がありました。
最初に、ミモザの種子から育てようとトライしたのが一昨年の秋。
3本発芽しましたが、暮れまで育ったのは1本。その1本も、お正月留守の間にしおれてしまい、1月中旬には枯れてしまいました。せっかく育てた苗が枯れてしまうのはすごく残念でした。そして、再度、昨年二度に分けて種をまき、十数本発芽し、すくすく育つかに見えたミモザですが、移植、水遣り、施肥などの微妙な加減で葉が黄色くなって、枯れていき、最後に残ったのがこの1本なのです。
このように、ミモザは特に、水遣り、移植、肥料のやりすぎに敏感なので、大きく育つまでは注意が必要です。
剪定は大きくなってから、幼木のうちは控えたほうが賢明だそうです。また、庭への移植は、2年目以降の5月頃が最適。根を痛めずに、日当たり、水はけのいいところへ植えつけることが大切です。庭のない場合は、ベランダの鉢植えでもしっかり育ちます。大きめの鉢に植え、大きくなったらまっすぐ伸びた幹を適度な大きさに切り詰めて育てればミモザの黄色い花を楽しむことができます。
大きく育ったミモザの木を夢見て、毎日ベランダに出て、すくすく伸びるミモザを見るのが楽しみです。 |