巷ではウォーキングが流行しています。マラソンにトライするほど体力に自信はないけれど、日々の健康のために運動したい、ダイエットしたいといった方がウォーキングに興じている姿をよく目にしますよね。なにより、シューズと運動にふさわしいウェアさえあれば、老若男女誰でも興じることができますし、家の近所でも構いませんから、なんともお手軽なスポーツといえます。
ただし、毎日同じところを歩くのは、さすがに飽きる!休日にプチ遠出して歩いたほうが、景色が変わって気分的にも爽快です。その爽快さを、さらに追い求めたい方にお薦めしたいウィンタースポーツといえば、やはりスノートレッキングでしょう。
舞台は、雪山です。西洋版の"かんじき"といえるスノーシューを装着し、ストックをつきながら歩くスノートレッキング、その愛好者は年々増えつつあります。銀世界の眺めを楽しみながら歩くと、非日常にドップリと浸ることができますよ!
おすすめのスノートレッキングエリアは、長野県諏訪郡に広がる富士見パノラマリゾート。
個性あふれる7つのゲレンデを擁するウィンターフィールドですが、スキーヤーやスノーボーダーと共に冬山を楽しんでいるのが、スノートレッキングに興じる人たちです。
山麓から山頂までは、ゴンドラでひとっ飛び。10分間の空中散歩を楽しんでから、いざスタートです。山頂駅から入笠湿原まで20分、そこから入笠山の山頂まで70分。そこで折り返してゴンドラ山頂駅まで戻ってくるコースです。正味、約3時間といったところですね。
単なる平地の雪原を歩くのではなく、山頂から山頂へ山づたいに歩くコースですので、やはり景色の素晴らしさは折り紙つき!特に、山頂駅から90分を経てたどり着く入笠山山頂からの眺めは絶景です。富士山をはじめ南・中央・北アルプスまでを見渡すことができ、日本で最も有名な山岳エッセイのひとつ『日本百名山(深田久弥著)』で紹介される100の山のうち、22山を眺めることができます。
2012年1月21日(土)からは、初心者を対象にしたスノートレッキングツアーがスタート。スノーシューなどのレンタルとゴンドラ料金、ガイド料、ホットランチがセットになった、ミニアドベンチャーツアーです。ぜひ冬山で、非日常のウォーキングを楽しんでみてはいかがでしょう。