ドライブの休憩はもちろん、地元の特産品やご当地グルメが楽しめるとして人気の「道の駅」。山梨県の道の駅には、全国屈指の名水が汲める道の駅があること、ご存じですか?富士山をはじめとした山々の雪解け水が、清からな地下水脈を作る山梨県の"名水系"道の駅をいくつかご紹介してみましょう。
まずは、 山梨県南都留郡の「道の駅なるさわ」。ちょうど富士五湖の中心に位置しているので、富士山を眺めるロケーションは抜群!視界が開けているため、裾野まで富士山の凛々しい姿がみられるとあって人気です。
道の駅の中には、展望台をはじめ、富士山を真正面に見据えた休憩ルームや、富士山の自然と成り立ちを学べる富士山博物館、自然探索路などがあり、家族みんなで楽しめるスポットになっています。
お目当ての名水が汲めるスポットは、物産館の脇にあります。その名も「なるさわ不尽の名水」。富士山の伏流水を地下300mからくみ上げていて、連日ペットボトルやポリタンクを持参した人びとが集まり、水を汲んでいます。清らかな富士山の恵みを堪能してくださいね。
次にご紹介するのは、山梨県北杜市白州町。白州といえば、「南アルプスの天然水」で知られるサントリーの天然水白州工場や、サントリーの「シングルモルトウイスキー白州」を作っている白州蒸溜所があることでよく知られています。
美味しい水やお酒をつくるうえで欠かせない、名水の里といえるでしょう。なお、天然水工場も白州蒸溜所も工場見学を実施していますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
また、日本名水百選にも選ばれている尾白川渓谷は、千ヶ淵や神蛇滝など、水と自然を満喫できる名所がいくつもあり、ハイキングには最適です。せせらぎの音を聴きながらリフレッシュできるのも、水の恩恵といえますよね。
そんな白州町にある「道の駅はくしゅう」では、実際に名水を汲むことができます。こちらは、地か50mから汲み上げた、甲斐駒ケ岳からやってくる水。
汲める場所は2つあり、安全を考慮して微量の殺菌を行っています。24時間汲むことができますよ。
帰宅後は、やわらかみのある天然水を使ってコーヒーやお茶を煎れて、優雅なティータイムを満喫してくださいね。